仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




今日やっと、高知の桜開花宣言が発表されました。今年から、高知城にある標本木が変わったのが理由では無いようですが、観測を開始してから2番目に遅い開花だそうです。
いちばん遅かったのが昭和32年4月2日だったそうですが、それから実に48年振りに遅い記録を作ってしまいました。

家の前に広がっているスモモ畑も、昨日からやっと白い花が広がりだしました。去年より2週間ほど遅いような気がします。
そんな花を撮影していると、黒いスーツを着た女性が訪ねてきました。用件はというと、新しく開店する焼肉店の紹介をして回っているとのこと。
場所を問うと、高知市の北のはずれとのこと。ここからそこに行くとすれば車で1時間、高速道路を使っても30分はかかります。

こんな田舎まで勧誘に来るのはだいたい胡散臭いケースが多いのですが、焼肉店の紹介というのは初めてでした。
それでもやはり可笑しいので、早々にお引き取りいただきました。


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ハローワークで雇用保険の説明会があって行ってきました。
その帰り、いつものように仁淀川の堤防に登って仁淀川鉄橋を通る列車を待っていました。今日は天気も良く、堤防の上は散歩をする人がたくさんいました。

堤防を横切って通過する普通列車を撮影していると、前方から白い犬を連れた年配の婦人が来られました。その犬がなんとまあ、良く肥えているのです。まるまるとした胴体に頭と手足がくっついている感じで、歩き方もユーモラスです。

犬が嫌いでない私はしゃがんで手を出してみると、こちらにやってきて盛んに臭いををかぎ、ついには手のひらをぺろんと舐めてくれました。
婦人は、犬の毛が生え変わる時期なので触ると毛が付きますよと遠慮されていましたが、なかなか愛嬌のある犬でした。

家に帰って、回覧板が来ていたので次の家に持って行きました。ここにもとにかくよく吠える黒い犬がいます。今日も猛烈に吠えるのですが、同じようにしゃがんで手を出してみると、ちょっと不思議そうに臭いをかぎ、ここでもぺろりと舐められてしまいました。

初めの犬に舐められた手は充分、洗いましたので臭いは残っていないと思うのですが、今日は2匹も友達になってしまいました。

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JRではいま(3月31日まで)、青春18きっぷを発売しています。通用期間は4月10日までですので、まだ間に合います。「青春18」ということで、若者しか利用できないのでは思ってしまうのですが、年齢制限はありません、ただ、普通列車しか乗れませんので、体力がいります。

高知からの移動でちょっと検討しました。しかし土讃線の普通列車も少なくなりました。当然ですが、高知から岡山、高松への直通する普通列車はありません。
高知発7:03で出発し、山陰の米子に到着するのが18:11、約11時間の行程です。
同じ時間に出発し、北陸方面に向かうと福井着が19:08、金沢着が20:55です。
まあ、このくらいが限度でしょうね。

一人で使用する場合は5日間有効ですので、時間(と体力・気力)さえあればかなり遠くまで行くことが出来ます。もっとも、列車に乗り続けることが楽しいという人でないと無理かも知れませんね。
それでも、航空機や新幹線、特急などで短時間に移動する旅とはひと味違った経験が出来るかも知れません。

と、考えてはいるのですが、実は今までこれを利用したことはありません・・・・

写真は仁淀川の鴉です。


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昨日から降っていた雨もやっと小降りになりました。庭の花や木々には大小、さまざまな雨粒が付き、きらきらと輝いています。

そっそくマクロレンズを付けたカメラを持ち出し、撮影を始めました。三色スミレの鮮やかな赤や紫にはたくさんの水玉が出来ています。そしてユキヤナギの白い花にも提灯のように水滴がぶら下がっています。そして紫大根の蕾の上には、ダイヤモンドのような大粒の水玉が乗っています。

曇り空のためシャッター速度に気を遣いながら撮影、直ぐにパソコンに取り込んで確認してみました。結果はほとんどが手ぶれとピントをはずしています。やはり手持ちでは無理なようです。

そこで今度は三脚を持ち出して撮影。今度は手ぶれもピントはずしも無くなったのですが、曇天のためかくすんで見えます。せっかくの宝石が輝いていません。
そこで持ち出したのが懐中電灯。自然光とはちがいちょっと赤くなるのですが、くすんでしまうことは解消されました。

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万博・愛地球博が始まりました。入場者数はそれほどでも無いようですが、なかでは相当の混雑が続いているようです。

それにしてもメディアの報道がすごいですね。開幕前から主要なパビリオンを取材し、展示内容を詳細に見せてくれます。開幕してからも様々な角度から報道されており、行った人よりもっと、見た気にさせてくれるようです。

35年前に開かれた大阪万博(私は行きませんでしたが・・・・)の時代にはこれほどメディアが発達していなかったため、実際に行った人でないと内容がわからなく、博覧会という名前にふさわしい行事であったといえます。

しかし今回の愛知万博では、予約をしていない限り、人気のあるパビリオンには相当長い時間をかけて待たないと入れないようです。1日で回ろうと思ってもとても無理な感じです。そうなると、テレビで見た方が効率的に見て回ったことになるかも知れません。

愛地球博では冷凍マンモスが目玉のようですが、名古屋城の金のシャチホコを展示すればもっと大きな目玉になったような気がします。せっかく地上に降りてきてお化粧直しもされたというのに、開会式だけの展示ではもったいないですね。

写真は椿のめしべです。

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1時過ぎ、メールをチェックしようとしてパソコンの電源を入れ、立ち上がるのを待っていました。すると突然、停電。

一瞬、どうした!と焦りましたがそのとき、電力会社の工事があって停電するとのお知らせが回っていたのを思い出しました。最初は22日が予定日だったのですが雨天、その場合は今日に延期になると書かれていました。
そう言えば少し前から近所で、車の音や人の声が聞こえていましたが、それが工事の人たちだったようです。

仕方がないので外に出てみると、近くの電柱に設置してある変圧器を交換していました。なにさま田舎の道ですので狭いです。それに工事用の車両が入っているのですから人も通れません。
警備の人が無線でやりとりしていましたが、車がやってきても直ぐに移動というわけにはいかず、ちょっと待ってもらっていました。

台風のときにはときどき停電はあるのですが、普通のときの停電は久しぶりです。電気が止まってしまうといろいろな不具合が発生します。
平時だからいいようなものの、地震などの災害時にはどうなるのでしょうか。

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昨日で任期が満了し、今日の午後には離職票などの書類が整うとのことで、さっそく書類を受け取って行ってきました。
1年ごとの期限付きのため、ここを訪れるのも慣れてきました。それでも、求職のための書類の様式が変わっていたりして、ちょっと新鮮です。

必要事項を記入して受付のボックスに入れると、すぐに窓口で呼ばれました。そこからは記入した内容に付いての確認と、給付に関する説明会の日時決定、さらには失業認定の日時まで決定しました。この間、およそ30分ほど。

受付に置いてある求人一覧で、45歳以上のものを見てみると、やはり少ないですね。年齢制限は本来、設けてはいけないと指導しているようですが、20歳代と50歳代では体力的に大きな違いがあり、そう言う面では仕方がないのでしょうね。

帰り道、仁淀川の堰でたくさんの白鷺が小魚をねらっているのが見え、しばらく待ってみましたが、なかなか直ぐの収穫は難しいようでした。

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天気予報で荒れる天気になると報じられていましたが、帰る途中の北の山が白く渦巻いていました。風も強く、その白い渦が瞬く間に押し寄せてきてフロントガラスにパチパチとみぞれを叩きつけ始めました。山の上の方は白くなっており、雪になっているようです。

お彼岸も過ぎたというのに、この気象はどうしたことでしょう。高知では26日にソメイヨシノが開花すると予報されていますが、この分では先に延びそうです。

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21日のNHKラジオ深夜便80周年スペシャル番組で、中島みゆきが出演(録音)していました。生出演ではなかったのですが、坂崎幸之助との対談をしていました。

中島みゆきは大好きな歌手なのですが、その昔、ラジオで自分の番組を持ったときには、歌うときのキャラクタと、話し手としてのギャップに驚いたものでした。
この日の番組のなかでは中島みゆきのキャラクタの二面性が話題になっていましたが、本人は当然ですがどちらも中島みゆきだと言っていました。
ただ、”面白い”人物だと気がついた、はじけたのは、たまたま代役みたいな感じでアシスタントとして出演した番組だったそうです。

その番組は、桂歌丸がパーソナリティを務めているラジオだったそうですが、相手が落語家だったのが原因ではなかったかと言っていました。
因みに、学生時代は落語研究会にもいたとかで、坂崎幸之助もそうだったとのこと。
魅力あるシンガーソングライターは落研出身者でなければ・・・・等と言っていたのが印象的でした。

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林屋こぶ平が九代目・林屋正蔵を襲名して昨日、その襲名披露の高座があったようです。落語や歌舞伎、華道など、日本伝統の芸術には襲名というしきたりがあり、その世界を代表する立場になります。

ところで、最近のお笑いブームで漫才コンビや個人のエンターテイナーが増えています。彼らのコメントを聞いていると、いかにしてネタを考えるかが重要なようです。同じ話題を何度もやっていてはあきらめてしまうため、常に新しいネタを考えているとか。

それに対して落語は、新作もあるのですが演目は同じです。すなわち、毎日同じ演し物をやっても構いません。その噺をいかに演じるかが噺家、落語家の技術であって、音楽で言えばクラシックと同じですね。誰もが知っているポピュラーな曲を演奏するのと同じで、落語家も(誰もがとは言いませんが)よく知られている演し物を人が変わって演じますので、演じる人の技術、個性がなければ飽きられてしまいます。

こぶ平さんは、ほとんどバラエティ番組の出演者というイメージがあったのですが、三平師匠が亡くなってからは考えを変えて落語に精進したそうです。
これからの活躍を期待します。


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