カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

英国貿易投資総省(UKTI)がプノンペンに事務所設置へ

2012年05月29日 | 経済
 英国貿易投資総省(UKTI)は、プノンペンに事務所を設置することを検討中です。カンボジアと英国との二国間貿易は、この5年間で4倍に増え、2011年には4億ドル程度に達しています。2012年もこの傾向は続いており、第1四半期(1月〜3月)は前年同期比で48%増の1億7200万ドルとなっています。他方、英国からの直接投資はまだ限られたもので、15社程度がプノンペンに事務所を開設しています。
 カンボジアを訪問したシェリル・ギラン英国ウェールズ相は、フン・セン首相とも会談し、英国貿易投資総省を通じて、カンボジアとの二国間貿易の促進、カンボジアへの英国企業の投資振興等を積極的に行いたいとしています。


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ボコール高原リゾート オープン式典

2012年05月28日 | 経済
 カンポットに近いボコール高原は、フランス植民地時代に高原リゾートとして開発され、立派なカジノホテル等がありましたが、内戦により廃墟となっていました。この高原リゾートの再開発がソキメックスグループにより進められていましたが、その第1弾として、タンスール・ボコール・ハイランド・リゾートが5月3日に完成し、フン・セン首相も参加して式典が行われました。
 このリゾートはカジノをメインとして、418室の客室を有するホテルが併設されています。国道3号線からリゾートまでの延長49キロの道路も完成しました。 
 ボコール高原は、切り立った山の上にあり、海も一望できる絶好のロケーションとのことであり、今後、国内・海外からの観光客誘致が期待されます。リゾートでは3000名の雇用を生んでおり、カンポット州の地域経済への波及効果も期待されています。


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不動産価格が反転上昇へ

2012年05月25日 | 経済
 カンボジア全国鑑定士協会によりますと、今年2012年第1四半期(1月〜3月)のプノンペンの不動産価格は、住宅用地・商業用地ともに10%程度の値上がりをした模様です。2009年以来、ずっと下落を続けてきた不動産価格が初めて反転上昇した形です。プノンペンのリバーサイド地区の不動産価格は、昨年は3500ドル/平方メートル程度でしたが、最近は3850ドル/平方メートル程度まで上昇しているとのことです。
 上昇の要因として、カンボジア経済が引き続き好調なこと、外国投資家の視線が集まり始めていることを上げています。特に、2010年から外国人にマンションの2階以上の購入を認めた効果が出てきています。プノンペンの主要16コンドミニアム、3193戸は75%ほど売却完了していますが、そのうちの80%は外国人投資家によるものとしています。


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フン・セン首相 G20に出席へ

2012年05月24日 | 経済
 6月にメキシコで開催される予定のG20 サミットに、フン・セン首相が出席する予定です。カンボジアは、アフリカのベニンと共に、開発途上の低所得国の代表としてG20サミットに参加します。会議では、インフラの必要性、食糧の安全保障、持続的・包括的成長等について、カンボジアから発言していく予定です。
 メキシコでの準備会合に出席した国家最高経済諮問委員会(SNEC)のメイ・カリヤン特別顧問は、「開発は、クーラーの効いた会議室で実現されるものではない。」と述べ、カンボジアのような途上国の生の声を聴いて、実務的な結論を得ることが重要であるとして、フン・セン首相の参加に大きな期待を寄せています。


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鴻池運輸 プノンペン〜 日本を最短8日で輸送

2012年05月23日 | 経済
 5月10日に鴻池運輸は、プノンペンと日本を最短8日間で輸送する「カンボジア・エクスプレス」を開始したと発表しました。プノンペンから、シアヌークビル港、シンガポールを経由して日本へ輸送する場合、20 日程度かかっていました。鴻池運輸では、カンボジアからベトナム・ホーチミン市まで陸路輸送して、その後ホーチミン港から直航船で日本まで輸送することで所要日数を短縮するとしています。
 カンボジアでは現地の代理店を通じてサービスを提供する予定です。ベトナムにある同社現地法人が配達状況を管理し、荷物追跡を行います。なお、料金は従来より高めとなりますが、アパレル業界を中心に需要が高まることが期待されます。

鴻池運輸の新聞発表
http://www.konoike.net/news/article.php?id=63

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2012年3 月の物価上昇率

2012年05月21日 | 経済
 国家統計庁から発表された2012年3月の物価上昇率(対前年同月比)は、5.4%の上昇となりました。物価はじわりと上昇を続けていますが、物価上昇率は、最近は5%前後で安定的です(2011年7月の上昇率は7.1%、8月6.4%、9月6.7%、10月5.2%、11月5.7%、12月は4.9%、1月は5.8%、2月は5.4%)。
 3月の物価上昇の理由としては、石油、農産品等の国際マーケットでの価格上昇の影響があります。アメリカ、日本等が引き続き金融緩和策を続けており、この影響も続くものと見られます。ガソリンの値上がりは対前年同月比で14.6%となっていますが、プノンペンのレギュラーガソリン価格は先月からは若干下がって5300リエル程度となっています(写真は5月20日撮影)。ニューヨーク市場では指標となっているWTIが100ドルを切って90ドル台で推移しており安定的な状況です。なお、食肉の値上がりが目立っており、豚肉18.5%、牛肉16.7%の値上がりとなっています。
 国際通貨基金(IMF)は2011年の物価上昇率を5.6%、2012年は4.3%と予測しています。


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ヴィクトリノックス プノンペンに開店

2012年05月20日 | 経済
 アーミーナイフなどの製造・販売を行うスイスのビクトリノックスが、プノンペンに1号店を出店しました。店舗はメーンストリートのモニボン通り254 番地に立地しています。ビクトリノックスのナイフには、缶オープナーやレーザーポインター、はさみ、爪やすり、時計などさまざまな機能が組み込まれており、価格は約30 米ドルから1,500 米ドルまで幅広く取り揃えられています。店頭には最高で2,000 米ドル(約16 万円)する時計やスーツケース、バッグ等も並べられています。
 カンボジア進出に当たっては、地場の販売業者HGBトレーディングと提携しました。HGBは今年に入り、携帯電話機大手ノキア(フィンランド)が展開する高級携帯電話機ブランド「ヴァーチュ(Vertu)」のカンボジア1号店をプノンペン市内のホテル「ソフィテル」内に出店する等、積極的な展開を行っています。


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マイクロファイナンスが好調

2012年05月18日 | 経済
 2012年第一四半期(1月〜3月)のマイクロファイナンスは好調でした。3月末の貸付残高は、2011年12月末に比較して9.8%増の7億800万ドル(約566億円)に達しました。預金残高は、23.4%増の1億4140万ドル(約113億円)と急伸しています。不良債権比率は、0.1%ポイント減少して0.4%でした。
 好調な経済成長に支えられてマイクロファイナンスの借入重要も伸びているものと見られています。

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プノンペンのタクシー台数増加中

2012年05月17日 | 経済
 現在、プノンペンでは、韓国系のチョイスと中国系のグローバルの2社のタクシー会社があり、合計140台ほどのタクシーを運用しています。両社によると、6月末までには、台数を200台に増加させ、更に3年程度で倍増させたいとしています。チョイスでは、現在70台程度のタクシーを、来月には30台増強し、更に2015年には200台まで増やしたいといています。グローバルでは、現在の72台に来月28台追加し、2年後には170台まで増やしたいとしています。
 両社とも、今後のビジネス・ユースの増加に期待しており、現在主流のトゥクトゥクを凌駕することを目指しています。タクシー料金は高いと一般には考えられていますが、トゥクトゥクと値段面ではあまり変わらない場合も多く、価格的にもタクシーの競争力は向上しています。

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世論調査2011

2012年05月16日 | 経済
 米国の共和党国際研究所が米国USAIDと協力してほぼ毎年実施しているカンボジア世論調査の結果が発表されました。2011年11月30日〜12月25日に2000人に対して対面調査で実施したものです。
 「カンボジアは良い方向に向かっていますか」との質問に、良い方向が81%、悪い方向が19%でした。良い方向の理由(複数回答)は、道路ができた72%、学校ができた51%等となっています。悪い方向の理由は、汚職40%、物価高24%等です。
 
世論調査結果(英語)
http://www.iri.org/news-events-press-center/news/iri-releases-survey-cambodian-public-opinion-0

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カンボジア・ベトナム間スーパーハイウェイ通信網が完成

2012年05月14日 | 経済
 4月23日に、テレコム・カンボジア社(TC)は、ベトナム郵便通信グループ(VNPT)傘下の国際通信社(VTI)と共催で、カンボジア・ベトナム間スーパーハイウェイ通信ネットワークの開設式を行いました。
 この通信ネットワークは全長約260キロメートルで、プノンペンとホーチミン市を結んでいます。このネットワークと陸上や海底の光ケーブルによってアジア、欧州、北米の各国との通信網が拡大されます。通信速度は当面10Gbpsですが、将来的には数倍の通信速度に引き上げられる予定とのことです。
 VTIとTCの両社はこの通信ネットワークを利用して、国際専用線(IPLC)、国際IPトランジット、仮想私設通信網(IP-VPN)などのサービスを、ベトナムとカンボジアで展開します。また、将来的には、これらのサービスをタイやミャンマーなどでも共同で提供したいとしています。



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日ASEAN官民政策対話 日本側の要望書を提出

2012年05月11日 | 経済
 日本商工会議所とASEAN・日本経済協議会日本委員会は4月27日、「ASEANロードショー」で来日しているASEAN経済大臣との懇談会を東京で開催しました。ASEAN側は、2012年議長国であるカンボジアのチャン・プラシット商業大臣をはじめ23人、日本からは、岡村会長をはじめ、15人の合計38人が出席しました。
この懇談会で、日本側は、ASEAN経済大臣に対して、「東アジア包括的経済連携(RCEP)の推進」「ASEAN連結性の促進」「中小企業の育成に向けた日ASEANの仕組みづくり」「日本の経済界との対話促進」などを求める要望書を提出しました。
これを受けASEAN側を代表して、チャン・プラシット・カンボジア商業大臣は、「日本との経済関係強化は、ASEANにとって非常に重要。今回のような経済界との対話は、双方の認識を共有させていくうえでも大切な機会であり、いただいた要望書については、後日、正式な回答を行いたい」と回答しました。

日本商工会議所のサイト(要望書もご覧になれます)
http://www.jcci.or.jp/news/2012/0501120000.html


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ASEANロードショー

2012年05月10日 | 経済
 東南アジア諸国連合(ASEAN)各国の経済閣僚が4月25 日から訪日し、28日まで「ASEANロードショー」と称して様々なイベントが行われました。カンボジアからはチャンプラシット商業大臣が参加しました。今年はカンボジアがASEAN議長国のため、チャンプラシット大臣が閣僚団の代表となりました。
 閣僚たちは、東日本大震災で大きな被害があった宮城県の仙台港などを視察しました。その後、仙台市でシンポジウムにも参加しました。また、26日には野田首相と首相官邸で会談しました。首相は東日本大震災での各国の支援に謝意を表明しました。また、ASEANと日中韓などの広域的な経済連携に向け「早期の交渉開始を目指したい」と述べました。チャンプラシット大臣も「交渉がより早く進むことを期待します」と応じました。
 27日には東京で、「投資フォーラム」および「FTAシンポジウム」が開催されました。


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JICA田中新理事長がカンボジアのフン・セン首相と会談

2012年05月09日 | 経済
 田中明彦JICA理事長は、4月20日、第4回日本・メコン地域諸国首脳会議(日・メコン首脳会議)のため来日した、カンボジアのフン・セン首相と会談しました。
 フン・セン首相は、「日本は、カンボジアに対する最大のドナーであり、最近では有償資金協力も本格的に始まりつつあります。東日本大震災後も、ODAが維持されており、感謝しています。」と述べました。
 これに対し、田中理事長は、東日本大震災に対するカンボジアの支援に感謝の意を表明しました。また、2012年のASEAN議長国としてのカンボジアの役割に期待を表明し、「日本企業の進出が進む中、JICAは、経済インフラや投資環境の整備など、幅広い協力を実施しています。中でも、幹線道路の整備については、カンボジアの発展のみならず、ASEAN全体の連結性に裨益するプロジェクトであり、それに貢献できることは日本にとっても望ましいことです。」と述べました。
 日本が支援したシハヌークビル港経済特区について、フン・セン首相は、「日本企業のカンボジア進出に対する関心は非常に高いと考えています。日本企業のさらなる進出に期待しています」と述べました。また、フン・セン首相は、2015年のASEAN統合に向け、一層の支援を必要としていることに触れ、先発ASEAN6ヵ国(インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、マレーシア)と後発ASEAN4ヵ国(カンボジア、ベトナム、ミャンマー、ラオス)とのギャップを埋める必要があると指摘しました。さらに、日本企業が進出先としてミャンマーとカンボジアを比較しているとの認識を示し、「企業の判断を尊重しますが、カンボジアとしては、より一層、ハード、ソフト両面のインフラ整備と人材育成に努めます。」と表明しました。


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シアヌークビル港経済特別区で完成式典

2012年05月08日 | 経済
 シアヌークビル港に直結する経済特別区として日本の支援で建設された「シアヌークビル港経済特別区」で5月1日、フン・セン首相、黒木雅文日本大使もご臨席のもと、完成式典が開催されました。
シアヌークビル港経済特別区は、シアヌークビル港湾公社が運営主体ですが、日本の円借款で建設されており、日本人の専門家も常駐する「日本ブランド」の工業団地として期待を集めています。敷地内には、環境に配慮した上下水道設備を完備しているほか、勤務者のための住宅や寮も完成しています。写真は、完成した管理棟です。
完成式典に参加したフン・セン首相は、この経済特別区がカンボジアへの外国直接投資誘致に貢献し、雇用を生み出すものとの強い期待を示されました。
進出第1号として王子製紙グループが段ボール製造工場の建設を決めており、更にフォードの自動車組み立て工場も建設される予定です。


このブログの2012年3月2日「王子製紙、シアヌークビル港SEZに段ボール工場を建設へ」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/d503aa7a8a643e0e8201dd32f5a04b8e

このブログの2012年3月30日「フォード シアヌークビルで自動車組み立て工場を建設へ」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/ff97777404923b684fb445bd0e0af476


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