Those Were The Days of My Life

I will send you to The Path of Nevermore...
2度と戻れない過去への招待状

六本木WAVE

2011-08-09 00:01:12 | Music

CDショップ『WAVE』が全店舗を閉店し、自己破産申請の準備に入ったそうです。

CDショップという業態はまるで消えゆく蝋燭の灯。。。

またひとつ、消えてしまったのですね。

 

かつて『WAVE』は六本木のメインストリート沿いに『六本木WAVE』というビルを建て、

80年代ミュージックカルチャーの発信地といっても過言ではないほどの勢いでした。

六本木の再開発に伴い、1999年に閉店。

ビルは解体され、現在は『六本木ヒルズ』になっています。

 

『六本木WAVE』には、忘れられない想い出が2つありまして。。。

 

『六本木WAVE』には、『シネ・ヴィヴァン』という映画館も入っていました。

私がレコード会社に勤めていたとき、大江千里の『YOU』という曲のビデオ撮影で

使ったのがその『シネ・ヴィヴァン六本木』だったと記憶しています。

私は担当ビデオディレクターから千里さんの彼女役を頼まれてしまい、

「絶対に顔を映さないこと」を条件に、深夜の映画館を借り切っての撮影に参加しました。

 

大江千里『YOU』

(↑動画を貼ろうかとも思ったんですけど、多分イケナイコトではないかと思うので(汗)、

リンクにしておきます。。。)

 

このときのことは今でもよく覚えています。

なんというか。。。それくらい、エピソード満載の体験だったってことで(笑)。

 

 

そしてもうひとつの想い出は。。。

『六本木WAVE』の1階には『RAIN TREE』というカフェが入っていました。

六本木での待ち合わせに便利だったのでよく使いました。

ある時、ある男性と待ち合わせをしました。

その男性と別れるために、私は『RAIN TREE』へ行ったのです。

私はステージ等に上がってもあまり緊張するタイプではないのですが、

そのときは、飲み物のグラスを押さえる手も、ストローを咥えた唇も、

ブルブルと小刻みに震えてしまいました。

あれほど緊張したのは私の人生であれが最初で最後だと思います(苦笑)。

お互いに、もう2度と会うことはないと分ったうえで、短い会話を交わし、

店を出て別れ際、彼は一言「じゃぁ!」と言って片手を挙げて、

エスカレーターを上って行きました。

。。。んん?あれ??エスカレーターを上ったのは私の方だったかな???

なにしろ古い話なので、その辺は記憶が曖昧です(汗)。

 

『六本木WAVE』に行ったのはあれが最後。。。

大好きな場所でした。


ISAC & KONDI

2010-05-23 00:05:30 | Music

昨年の今日5月23日、ISACこと坂西伊作さんがこの世を去りました。
享年51歳。

80年代半ばから90年代にかけて、EPICソニーのビデオディレクターとして活躍し、
フォロワーたちにも多大な影響を与え、尊敬され続けている天才、
邦楽映像界の先駆者です。
また、洋楽ではDEAD OR ALIVEやCYNDI LAUPERのライヴ作品なども手がけました。

伊作さんが手がけた作品の一例をご紹介します。

『eZ(イーズィー)』
この↑音楽番組の総監督が伊作さんでした。

『Peachどんなことをしてほしいのぼくに』

『SUPER FORK SONG~ピアノが愛した女~』

明晩、24日の02:00~03:10に『MUSIC ON! TV』にて
『misato born III Flower bed from eZ the Movie』が放送されます。


素晴らしい作品が多すぎて、どれかひとつを選ぶのはとても難しいのですが。。。


COME ON LET'S DANCE/TMネットワーク

私がEPICに入ったばかりの頃に初めて見た伊作さんの作品↑です。
衝撃を受けました。
ちなみにこの作品には、後のMASSIVE ATTACKの前身ユニットにあたる
THE WILD BUNCHのメンバーが出演しています。
たまたま来日中だった彼らと伊作さんが偶然六本木で出会って親しくなり、TM NETWORKのアルバム『GORILLA』のレコーディングにもラップで参加してもらったそうです。
とても伊作さんらしいエピソードだと思います。


仕事にはとても厳しい伊作さんでしたが、私にはとても優しかった。。。
でも、仕事以外のことでお世話をかけすぎてしまい、ある時、
「優しいだけの伊作さんじゃないんだぞ!」と叱られたことがありました。
それはそれは厳しく、私は泣き出してしまったほどでした。

私は伊作さんの手が好きでした。
編集室でジョグシャトルコントローラーを操る手。。。
何度やってもピッタリ同じところで止められる神業。。。
ライヴシューティングの時、据え置きカメラのレンズに添えられた手。。。
JULIA FORDHAMの『Porcelain』という曲を聴いた時、
真っ先に思い浮かべたのは伊作さんの手でした。



EPICビデオ班時代、そんな伊作さんのアシスタントとしていつも忙しく動き回っていた
KONDIこと近藤宣幸さんが、今年4月29日にくも膜下出血で突然逝ってしまいました。
享年45歳。。。あまりにも突然すぎます。。。若すぎます。。。


KONDIと私はEPICに入ったのがほぼ同時期で、EPICオールアルバイターズ仲間でした。
数年後KONDIはEPICビデオ班から洋楽セクションへ移り、
宣伝そしてディレクターとして数多くのアーティストを担当しました。
90年代のUKロックブームの功労者のひとりとして一部ファンたちの間では超有名です。

担当したアーティストは
NED'S ATOMIC DUSTBIN
MANIC STREET PREACHERS
SUEDE
PRIMAL SCREAM
そしてOASISなどなど。。。

現在も続いているTHE CLUB ROCKSというクラブイベントの創始者でもあり、
自らDJもやってのけるというアグレッシブなディレクターでした。

その後別会社に移り、中島美嘉他多数のアーティストを手がけました。

KONDIの置き土産はこちら↓です。
techesko - emi tawata's official brand

KONDIとは数年前mixiで再会し、以後メールや電話を交わしていました。
伊作さんと再会できたのもKONDIのおかげなので、彼には深く感謝しています。

KONDIが手がけた作品も多すぎて、どれを選ぼうか迷ったのですが。。。

Divine Design / 松岡英明


EPICビデオ班時代のKONDIの初監督作品↑だそうです。
このビデオクリップが出来上がったばかりの時、松BOW(松岡英明)が
会社の私の隣の席に座って、
「ねぇねぇ、Divine Designのビデオ見てくれた?」と話しかけてきました。
「砂漠のヤツでしょ?見た見た!雰囲気があって素敵なのが出来たね~♪」と言うと
「ホント!? ヨカッター!」ととても嬉しそうでした。
当時私はそれがKONDIの初監督作品だとは知りませんでしたが、
後にKONDIのmixi日記でそれを知り、この話をしたらKONDIもとても懐かしんでいました。
人懐っこい松BOWはよく私の隣の席に座って、他愛ないおしゃべりをしたものでしたが
自分の作品のことをこんなふうに聞いてきたのはこの時だけ。。。
今になって思えば、まだ駆け出しだったKONDIが作ったってことで、
どう評価されるか少し不安だったのかな?(苦笑)
確かKONDIは松BOWの他の曲のビデオクリップに出演もしています。


KONDIを一言で表すとしたら『アグレッシブ』。
憎めない強引さを持ち、常にポジティブで、皆に愛されていました。
そして、ご家族をとても愛していました。
若くて美人の奥様と自慢のご子息を残して、突然逝ってしまうなんて。。。

今はまだ悲しみより、怒りに似た感情がこみ上げてきます。
神様。。。あんまりです。。。



私の中では伊作さんとKONDIは切っても切り離せない2人でした。
今頃向こうで2人で飲んだくれているんじゃないかな。。。

私は飲めないけど、そっちに行ったら仲間に入れてくださいね。


Ronnie James Dio 1942 - 2010

2010-05-18 19:52:24 | Music

レインボーやブラックサバスのヴォーカリストとして活躍したロニー・ジェイムス・ディオが
2010年5月16日午前7時45分(現地時間)、胃癌のため亡くなったそうです。
享年67歳。


私が初めて行ったハードロックのコンサートが1978年2月3日のレインボー武道館公演でした。
武道館のアリーナ席も初体験でした。

>RAINBOW '78

32年も前のことなので、記憶があやふやな部分が多いのですが、
オープニング『Over The Rainbow』に続いて『Kill The King』のイントロが鳴った時のことは
とてもよく覚えています。
札幌での死亡事故の後だったので、アリーナの警備がガチガチに固められていたため、
『Over The Rainbow』が流れても観客は皆立ち上がらずに我慢していたのです。
でも『Kill The King』のイントロと共に皆弾かれたように立ち上がりました。

YouTubeで1978年1月11日名古屋公演の音源を見つけたので、ここに貼らせていただきます。



虹を越えて、安らかにお眠りください。。。

Long Live Rock'n'Roll!


Ⅹ 1992

2010-05-03 02:00:25 | Music
5月2日はX-JAPANのHIDEの十三回忌でもあったんですね。

さっきまで、CSのTBSチャンネルで放送されていた
『X JAPAN WORLD TOUR Live in TOKYO~攻撃続行中~ ~無敵な夜~』
を見ていました。

たまたまTV画面上の番組表をチェックしていて見つけ、チャンネルを合わせたら、
ちょうどYOSHIKIのドラムソロが始まったところでした。
ドラムセットごと宙を舞うYOSHIKI。。。
YOSHIKIのドラムソロと言えば、最後にはYOSHIKIがドラムセットごと
倒れてしまうことで有名だったので、思わず
「気をつけて~!落ちないでね~!」
などと心配してしまいました(^^;)
あの細い体のどこにあれほどのパワーが潜んでいるのか。。。




一度だけ仕事でⅩの東京ドーム公演に行ったことがあります。
1992年1月の『東京ドーム3DAYS〜破滅に向かって〜』でした。

会場入りする前に、先ず外の広場に集まっていたファンたちに驚きました。
髪を染め、メイクして、ゴスロリ・ファッションに身を包んだ女の子たち。
その数のなんと多いことか。。。
数人で集まって、あちこちで円陣を組んでいました。
何が始まるのかと興味津々で見ていたら。。。
「おめーら行くぞオリャー!」という掛け声に続いて
それぞれが好きなメンバーの名前を絶叫し始めました。
体育会系ゴスロリ(笑)を見たのは初めてで、その情熱に感動しました。

会場に入ると、物販ブースの辺りは怒号や泣き声のカオス状態@@;
欲しかったグッズが売り切れてしまい、辺り構わず大泣きする女の子たち。。。
「あら大変、メイクが落ちちゃうわよ~」なんて思うのはオバサンの証拠で、
彼女たちはただ自分の感情に素直に突き動かされているだけ。。。
あの情熱を心底羨ましく思った私でした。

あくまでも仕事のお手伝いで行っただけなので、
ライヴは仕事の合間に時々覗く程度にしか見られなかったのですが、
有名なシーンを見逃すまい、と思い、
YOSHIKIのドラムソロと、Xジャンプ(?)はしっかり見ました。

私は、熱心なファンたちがライヴで揃った動きをするのを見るのが大好きです。
会場全体が同じタイミングで同じ手の形を作ってジャンプする様子は圧巻でした。

そういえばロンドンでザ・イエロー・モンキーのライヴを見た時
ファンクラブの皆さんと同じタイミングで飛び跳ねることができず、
「同じタイミングで跳ねないと足を踏まれるんだ。。。」と
思い知ったこともありました(笑)。


今夜見た映像に映っていたファンたちは、割と普通の服装の人が多かったので、
時の流れを痛感しました。
アーティストと共にファンも年齢を重ねて、
もうあの頃のような衣装に身を包むこともなくなったのかな、って。
でも服装は普通でも、情熱が冷めたわけではない、と。

ファンたちの情熱がX-JAPANを支えているように思えました。



hideの十三回忌法要には3万5千人のファンや関係者が参列したそうです。

33歳という若さで、志半ばで散ってしまったhideさんに 黙祷を捧げます。

1977年6月のポップスベスト10

2008-06-14 02:47:36 | Music
『TBS 今週のポピュラーベスト10』
1977年6月の月間チャート


 1位 ダンシング・クイーン / アバ

 2位 恋のゲーム / ベイ・シティ・ローラーズ

 3位 ホテル・カリフォルニア / イーグルス

 4位 愛するデューク / スティービー・ワンダー

 5位 悪魔のドクター・ラヴ / キッス




 6位 恋のレディ・ダンス / ティナ・チャールズ

 7位 はるかなる想い / レオ・セイヤー

 8位 サム / オリビア・ニュートン・ジョン

 9位 虹をわたる恋 / マリリン・マックー&ビリー・デイヴィスJr.

10位 キャント・ストップ・ダンシング / キャプテン&テニール


新登場の曲のみ原題併記します。
シングルのジャケ写も過去に載せていないものを優先し、
1、3位を省いて6、7位を載せました。


11位 チェリー・ベイビー / スターズ
12位 やすらぎの季節 / デヴィッド・ソウル
13位 恋のチャンス / ベイビーズ
    If You've Got The Time
14位 哀愁の南 / グレン・キャンベル
15位 アイム・イン・ユー / ピーター・フランプトン
    I'm In You
16位 あの娘はミステリー / タバレス
    Whodunit
17位 リッチ・ガール / ダリル・ホール&ジョン・オーツ
18位 ハード・ラック・ウーマン / キッス
19位 ふたりのラヴ・ソング / カーペンターズ
    All You Get From Love Is A Love Song
20位 ハロー・ストレンジャー / イヴォンヌ・エリマン
    Hell Stranger

21位 ロング・タイム / ボストン
22位 青春に捧げるメロディー / ベイ・シティ・ローラーズ
22位 素敵なモーニング・ガール / ショーン・キャシディ
    Morning Girl
24位 イヤー・オブ・ザ・キャット / アル・スチュワート
25位 ジェット・エアライナー / スティーヴ・ミラー・バンド
    Jet Airliner


あれ?今回は25位までしか載っていませんねぇ。。。
でも、ネタは満載です

13位のベイビーズは置いといて。。。(笑)
15位のピーター・フランプトン
クイーンのロジャー・テイラー命だった私が大っぴらに浮気した数少ない(?)アーティストが
何を隠そうピーター・フランプトンなのでした
'76年にリリースされた『フランプトン・カムズ・アライヴ』が売れに売れたので、
その勢いでアルバム『アイム・イン・ユー』もタイトルシングルも売れましたが。。。
そこまででしたね~
移ろいやすい乙女心と共に(?)ピーター・フランプトン人気もフェードアウト。。。

22位のショーン・キャシディも超懐かし~!
と言っても、私はこの手のアイドル系にはあまり興味を示しませんでした。
『素敵なモーニング・ガール』は覚えていませんが。。。
『ダ・ドゥ・ロン・ロン』を覚えています(笑)
『パートリッジ・ファミリー』のデヴィッド・キャシディの弟、という程度の認識です。

25位の『ジェット・エアライナー』、大好きでした♪

ベイ・シティ・ローラーズとキッスが2曲ずつランクインしています。
アイドル路線まっしぐらのベイ・シティ・ローラーズは当然としても、
キッスもこの頃はかなり頻繁にシングルをリリースしていましたね。
ホール&オーツの『リッチ・ガール』があまりランクアップしていないのが意外でした。
(前月22位→今月17位)





1972年6月はアメリカ、スリー・ドッグ・ナイト、CCRなどがランクイン。
う~ん、時代を感じます。

ところで、1967年6月の10位の『口笛天国』by口笛ジャック。。。
『口笛ジャック』って何者ですか?(笑)


次回は'77年7月の月間チャートをご紹介します

1977年5月のポップスベスト10

2008-06-04 19:06:28 | Music
『TBS 今週のポピュラーベスト10』
1977年5月の月間チャート


 1位 虹をわたる恋 / マリリン・マックー&ビリー・デイヴィスJr.
    My Love For You (Will Always Be The Same)

 2位 青春に捧げるメロディー / ベイ・シティ・ローラーズ

 3位 ダンシング・クイーン / アバ

 3位 ホテル・カリフォルニア / イーグルス

 5位 ロング・タイム / ボストン




 6位 ハード・ラック・ウーマン / キッス

 7位 哀愁の南 / グレン・キャンベル

 8位 奇跡の街 / ジャニス・イアン

 9位 愛するデューク / スティービー・ワンダー
    Sir Duke

10位 サム / オリビア・ニュートン・ジョン
    Sam

新登場の曲のみ原題併記します。
シングルのジャケ写も過去に載せていないものを優先し、
5、6位を省いて7位を載せました。


11位 恋のレディ・ダンス / ティナ・チャールズ
12位 フライ・ライク・アン・イーグル / スティーヴ・ミラー
13位 テル・ヒム / ハロー
14位 愛ゆえに / 10cc
15位 キャント・ストップ・ダンシング / キャプテン&テニール
    Can't Stop Dancing
16位 スター誕生~愛のテーマ / バーブラ・ストライザンド
17位 イヤー・オブ・ザ・キャット / アル・スチュワート
17位 恋のゲーム / ベイ・シティ・ローラーズ
    It's A Game
19位 ハートのささやき / ウイングス
19位 やすらぎの季節 / デヴィッド・ソウル
    Don't Give Up On Us

21位 アリスは恋人 / スモーキー
22位 リッチ・ガール / ダリル・ホール&ジョン・オーツ
    Rich Girl
23位 はるかなる想い / レオ・セイヤー
    When I Need You
24位 恋するロミオ / ミスター・ビッグ
25位 恋する瞳 / オリビア・ニュートン・ジョン
25位 悪魔のドクター・ラヴ / キッス
    Calling Dr. Love
27位 チェリー・ベイビー / スターズ
    Cherry Baby


今回は特にコメント付けたいことが見当たりません





月間ランク表の裏面には1967年と1972年の同月のベスト10が掲載されています。
67年5月の10位、タートルズの『ハッピー・トゥゲザー』は知っています
72年5月の6位はT・レックスの『テレグラム・サム』!
最近TVCMで『20th Century Boy』のイントロをよく耳にするので、
懐かしくなってT・レックスのグレイテストヒッツを聴いているんですけど、
その1曲目が『テレグラム・サム』なんです。
1972年のヒット曲だったんですね~


次回は'77年6月の月間チャートをご紹介します

1977年4月のポップスベスト10

2008-05-25 03:58:42 | Music

『TBS 今週のポピュラーベスト10』
1977年4月の月間チャート

 1位 ハード・ラック・ウーマン / キッス

 2位 スター誕生 - 愛のテーマ / バーブラ・ストライザンド

 3位 愛ゆえに / 10cc

 4位 恋する瞳 / オリビア・ニュートン・ジョン

 5位 アリスは恋人 / スモーキー





 6位 ロング・タイム / ボストン
 7位 ハートのささやき / ウイングス
 8位 ウォーク・ディス・ウェイ / エアロスミス
 9位 恋するロミオ / ミスター・ビッグ
10位 奇跡の街 / ジャニス・イアン
    Miracle Row


新登場の曲のみ原題併記します。
シングルのジャケ写も過去に載せていないものを優先し、
1、4位を省いて6、7、9位を載せました。
残念ながら5位『アリスは恋人』のジャケ写は見つけられませんでした


11位 ニュー・キッド・イン・タウン / イーグルス
12位 過ぎし日の想い出 / メアリー・マッグレガー
12位 9,999,999の涙 / ディッキー・リー
14位 青春に捧げるメロディー / ベイ・シティ・ローラーズ
    Dedication
15位 フライ・ライク・アン・イーグル / スティーヴ・ミラー
16位 二人のホットライン / シルヴァーズ
17位 テル・ヒム / ハロー
    Tell Him
17位 虹をわたる恋 / マリリン・マックー&ビリー・デイビスJr.
    My Love For You (Will Always Be The Same)
19位 イエスタデイズ・ヒーロー/ロックン・ローラー / ベイ・シティ・ローラーズ
20位 恋のレディ・ダンス / ティナ・チャールズ
    Dance Little Lady Dance

21位 哀愁の雨 / グレン・キャンベル
    Southern Night
22位 オンリー・ユー / ザ・スタイリスティックス
23位 恋の魔法使い / レオ・セイヤー
24位 イヤー・オブ・ザ・キャット / アル・スチュワート
    Year Of The Cat
25位 ホテル・カリフォルニア / イーグルス
    Hotel California
26位 ダンシング・クイーン / アバ
    Dancing Queen


今回私は自分の勘違いに気付きました。
イーグルスのシングル、『ホテル・カリフォルニア』より『ニュー・キッド・イン・タウン』の方が
先にリリースされていたんですね。
アバのシングルも『悲しきフェルナンド』の方が『ダンシング・クイーン』より先だったんですね~。

『ニュー・キッド・イン・タウン』の歌詞に「Johnny come lately」というフレーズがありますが
これは「新参者」という意味のイディオムだそうです。
「最近やって来たジョニーさん」の歌ではなかったんですね~(笑)。

ちなみに私、『ホテル・カリフォルニア』の歌詞を暗記していて、
カラオケで歌詞を見なくても完璧に歌えます
歌詞を見ずに歌うと、たいていの人は感心して褒めてくれるので、
新しい集まりや久しぶりの集まりの時などには必ず歌います(笑)。

いちばん懐かしかったのが17位のハローの『テル・ヒム』です。
歌い出しの歌詞がたしか「I know something about love」だと記憶していて、
メロディーもよく覚えています、が。。。イマイチ自信がありません

14位のベイシティローラーズの『青春に捧げるメロディー』も結構好きでした。





今回から歌謡曲ランキングに替わって、10年前と5年前のベスト10が掲載されています。
さすがに'67年のチャートはビートルズとストーンズくらいしか知らないのですが。。。
'72年4月の9位にユーライア・ヒープの『対自核(Look At Yourself)』が入っていてビックリ!
シングル・カットされていたんですね~


次回は'77年5月の月間チャートをご紹介します


1977年3月のポップスベスト10

2008-05-18 14:26:02 | Music
『TBS 今週のポピュラーベスト10』
1977年3月の月間チャート

 1位 ウォーク・ディス・ウェイ / エアロスミス

 2位 ハード・ラック・ウーマン / キッス

 3位 ニュー・キッド・イン・タウン / イーグルス

 4位 二人のホットライン / シルヴァーズ

 5位 イエスタデイズ・ヒーロー/ロックン・ローラー / ベイ・シティ・ローラーズ




 6位 過ぎし日の想い出 / メアリー・マッグレガー
 7位 恋の魔法使い / レオ・セイヤー
 8位 恋する瞳 / オリビア・ニュートン・ジョン
 9位 二人の願い / ギルバート・オサリバン
10位 アリスは恋人 / スモーキー


新登場の曲のみ原題併記します。
シングルのジャケ写も過去に載せていないもの優先ってことで、
1、5、7位を省いて6、8位を載せました。

私は4、8、9位の曲が思い出せません


11位 スター誕生~愛のテーマ / バーブラ・ストライザンド
    Love Theme From "A Star Is Born" (Evergreen)
12位 ヘイ・ベイビー / リンゴ・スター
13位 星空のふたり / マリリン・マックー&ビリー・デイヴィスJr.
14位 オンリー・ユー / ザ・スタイリスティックス
15位 宇宙の彼方へ / ボストン
16位 愛ゆえに / 10CC
    The Things We Do For Love
17位 恋するロミオ / ミスター・ビッグ
    Romeo
18位 愛にすべてを / クイーン
19位 回想 / スティーヴィー・ワンダー
20位 9,999,999の涙 / ディッキー・リー
    9,999,999Tears
20位 ハートのささやき / ウイングス
    Maybe I'm Amazed

22位 今夜きめよう / ロッド・スチュワート
23位 愛のかけら / ブレッド
24位 フライ・ライク・アン・イーグル / スティーヴ・ミラー
    Fly Like An Eagle
25位 ロング・タイム / ボストン
    Long Time


20位の『ハートのささやき』ですが。。。
ポールの初ソロアルバム『ポール・マッカートニー』では『恋することのもどかしさ』という邦題がつけられていました。
アルバム『ウイングスU.S.A.ライヴ!!』では、そのまま『メイビー・アイム・アメイズド』と表記され、
そこからシングルカットされるときに『ハートのささやき』という邦題がつけられたようです。
ややこしいなぁ。。。






ちなみに歌謡曲ベスト5は

 1位 失恋レストラン(清水健太郎)
 2位 むさし野詩人(野口五郎)
 3位 S・O・S(ピンクレディー)
 4位 しあわせ未満(太田裕美)
 5位 真夜中のヒーロー(郷ひろみ)

と、前月とあまり変化がありませんでした。

残念ながら歌謡曲のランク表がついているのはこの月までです。
次のランク表からは、5年前と10年前の洋楽ベスト10が掲載されています。
5年前(1972年)はともかく、1967年となるとさすがにビートルズとストーンズくらいしか知りません


次回は'77年4月の月間チャートをご紹介します

1977年2月のポップスベスト10

2008-05-11 07:48:33 | Music
『TBS 今週のポピュラーベスト10』
1977年2月の月間チャート

 1位 回想 / スティーヴィー・ワンダー

 2位 イエスタデイズ・ヒーロー/ロックン・ローラー / ベイ・シティ・ローラーズ

 3位 愛にすべてを / クイーン

 4位 宇宙の彼方へ / ボストン

 5位 恋の魔法使い / レオ・セイヤー




 6位 星空のふたり / マリリン・マックー&ビリー・デイヴィスJr.
 7位 ウォーク・ディス・ウェイ / エアロスミス
 8位 ジス・ソング / ジョージ・ハリスン
 9位 ニュー・キッド・イン・タウン / イーグルス
10位 今夜きめよう / ロッド・スチュワート


新登場の曲のみ原題併記します。
シングルのジャケ写も過去に載せていないもの優先ってことで、
3、4、6位を省いて7、8位を載せました。

スティーヴィー・ワンダーの『回想』、懐かしいですね~
今回もベスト10全曲覚えていました

重箱の隅をつつくようですが。。。
『This』のカタカナ表記が7位と8位では違いますね。
『ジス』にはちょっと違和感を覚えます(笑)。


11位 ハード・ラック・ウーマン / キッス
    Hard Luck Woman
12位 オーロラの救世主 / エレクトリック・ライト・オーケストラ
13位 悲しみのバラード / エルトン・ジョン
14位 二人のホットライン / シルヴァーズ
    Hot Line
15位 星影のマリンバ(アイ・ガット・トゥ・ノウ)/ スターバック
16位 二人の願い / ギルバート・オサリヴァン
    Two Each His Own
17位 過ぎし日の想い出 / メアリー・マッグレガー
    Torn Between Two Lovers
18位 愛の絆 / バートン・カミングス
19位 ヘイ・ベイビー / リンゴ・スター
    Hey Baby
20位 マスクラット・ラヴ(恋のデュエット)/ キャプテン&テニール

21位 いとしのブギー / フラッシュ・キャデラック&コンチネンタル・キッズ
21位 愛のかけら / ブレッド
    Lost Without Your Love
21位 アリスは恋人 / スモーキー
    Living Next Door To Alice
24位 ラヴ・ミー / イヴォンヌ・エリマン
25位 デトロイト・ロック・シティ/ベス / キッス
25位 恋する瞳 / オリビア・ニュートン・ジョン
    Compassionate Man
27位 オンリー・ユー / ザ・スタイリスティックス
    Only You


邦題を見ていて思ったんですけど。。。
『愛』とか『恋』がつくものが多いですね~(笑)。





ちなみに歌謡曲ベスト10は

 1位 武蔵野詩人(野口五郎)
 2位 S・O・S(ピンクレディー)
 3位 ラスト・シーン(西城秀樹)
 4位 真夜中のヒーロー(郷ひろみ)
 5位 青春時代(森田公一とトップギャラン)
 6位 初恋草紙(山口百恵)
 7位 しあわせ未満(太田裕美)
 8位 もう一度だけふり向いて(桜田淳子)
 9位 想い出の樹の下で(岩崎宏美)
10位 失恋レストラン(清水健太郎)

新御三家そろってますね~
でも3曲どれも思い出せません
花の中三トリオのうち、2人が入ってますね~
でも、どちらの曲も思い出せません
ベスト10中、覚えているのは2、5、10位だけです。。。


次回は'77年3月の月間チャートをご紹介します

1977年1月のポピュラーベスト10

2008-05-04 02:31:42 | Music
『TBS 今週のポピュラーベスト10』
1977年1月の月間チャート

 1位 愛にすべてを / クイーン
    Somebody To Love

 2位 星空のふたり / マリリン・マックー&ビリー・デイヴィスJr.

 3位 デトロイト・ロック・シティ / キッス

 4位 悲しみのバラード / エルトン・ジョン

 5位 宇宙の彼方へ / ボストン
    More Than A Feeling




 6位 紫の夜明け / ピーター・フランプトン
 6位 ジス・ソング / ジョージ・ハリスン
 8位 マスクラット・ラヴ(恋のデュエット) / キャプテン&テニール
 9位 回想 / スティーヴィー・ワンダー
    I Wish
10位 偽りの愛 / ビー・ジーズ


今回はベスト10全曲覚えています
新登場の曲のみ原題併記しておきます。
シングルのジャケ写も、前回載せていないもの優先ってことで、
3位を省いて6位を載せました。


11位 ハーレムのバラ / スタイリスティックス
12位 今夜決めよう / ロッド・スチュワート
13位 ハロー・オールド・フレンド / エリック・クラプトン
14位 イエスタデイズ・ヒーロー / ベイ・シティ・ローラーズ
    Yesterday's Hero/Rock'n Roller
15位 星影のマリンバ(アイ・ガット・トゥ・ノウ)/ スターバック
    I Got To Know
16位 カントリー・ロード / オリビア・ニュートン・ジョン
17位 愛しのブギー / フラッシュ・キャディラック&ザ・コンチネンタル・キッズ
18位 ロックン・ミー / スティーヴ・ミラー
19位 二人だけのデート / ベイ・シティ・ローラーズ
20位 オーロラの救世主 / エレクトリック・ライト・オーケストラ
    Livin' Thing

21位 恋の魔法使い / レオ・セイヤー
    You Make Me Feel Like Dancing
22位 悲しきフェルナンド / アバ
23位 ラヴ・ミー / イヴォンヌ・エリマン
    Love Me
24位 愛の絆 / バートン・カミングス
    Stand Tall
25位 ロックは恋の特効薬 / リンゴ・スター
26位 ウォーク・ディス・ウェイ / エアロスミス
    Walk This Way
27位 ニュー・キッド・イン・タウン / イーグルス
    New Kid In Town


26位の『ウォーク・ディス・ウェイ』ですが。。。
アルバム『Toys In The Attic』では『お説教』という邦題がつけられていました(笑)。

27位にイーグルスが入ってきましたね~
'76年~'77年というと洋楽のメガヒットアルバムを思い出します。
ピーター・フランプトンの『フランプトン・カムズ・アライヴ』とか
イーグルスの『ホテル・カリフォルニア』とか
フリートウッドマックの『噂』とか。。。

2位の『星空のふたり』や21位の『恋の魔法使い』も久しぶりに聴きました。
や~、ホントに懐かしいっす




ちなみに歌謡曲ベスト5は

 1位 青春時代(森田公一とトップギャラン)
 2位 赤い衝撃(山口百恵)
 3位 ラストシーン(西城秀樹)
 4位 あばよ(研ナオコ)
 5位 ドリーム(岩崎宏美)

2位も3位も今すぐには思い出せません。。。

次回は'77年2月の月間チャートをご紹介します

1976年12月のポピュラーベスト10

2008-04-27 03:29:07 | Music
『TBS 今週のポピュラーベスト10』
1976年12月の月間チャート

 1位 カントリー・ロード / オリビア・ニュートン・ジョン
    Take Me Home Country roads

 2位 デトロイト・ロック・シティ / キッス
    Detroit Rock City

 3位 二人だけのデート / ベイ・シティ・ローラーズ
    I Only Want To Be With You

 4位 悲しきフェルナンド / アバ
    Fernando

 5位 ロックは恋の特効薬 / リンゴ・スター
    A Dose Of Rock'n Roll





 6位 ハーレムのバラ / ザ・スタイリスティックス
    Because I Love You, Girl
 7位 紫の夜明け / ピーター・フランプトン
    Do You Feel Like We Do
 8位 悲しき慕情 / カーペンターズ
    Breaking Up Is Hard To Do
 9位 ロックン・ミー / スティーヴ・ミラー
    Rock'n Me
10位 ザットル・ビー・ザ・デイ / リンダ・ロンシュタッド
    That'll Be The Day

一応原題も併記しておきますが、邦題の方が'70年代っぽいですよね(笑)。
この中ですぐに曲が浮かんでくるのは何曲ありますか?
私は。。。5曲だけです。
5、6、8、9、10位が思い出せません^^;


11位 星空のふたり / マリリン・マックー&ビリー・デイヴィスJr.
    You Don't Have To Be A Star(To Be In My Show)
12位 愛ある別れ / シカゴ
    If You Leave Me Now
13位 マスクラット・ラヴ(恋のデュエット) / キャプテン&テニール
    Muskrat Love
14位 スティル・ザ・ワン / オーリアンズ
    Still The One
15位 偽りの愛 / ビー・ジーズ
    Love So Right
16位 マスカレード / ジョージ・ベンソン
    This Masquerade
17位 秋風の恋 / イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリー
    I'd Really Love To See You Tonight
17位 今夜決めよう / ロッド・スチュワート
    Tonight's The Night(Gonna Be Alright)
19位 愛にすべてを / クイーン
    Somebody To Love
20位 ディスコは恋の合言葉 / リッチー・ファミリー
    The Best Disco In Town

21位 宇宙の彼方へ / ボストン
    More Than A Feeling
22位 悲しみのバラード / エルトン・ジョン
    Sorry Seems To Be The Hardest World
23位 恋のバン・シャガラン / シルバー
    Wham Bam Shang-A-Lang
23位 愛しのブギー / フラッシュ・キャディラック&ザ・コンチネンタル・キッズ
    Did You Boogie(With Your Baby)
25位 ラブ・イズ・ブラインド / ジャニス・イアン
    Love Is Blind
25位 ジス・ソング / ジョージ・ハリスン
    This Song
27位 ハロー・オールド・フレンド / エリック・クラプトン
    Hello Old Friend

11位以下も、覚えているものと思い出せないものが半々くらいです。
聴けば知っているけどタイトルと結びつかない、って曲が多いのかも。
邦題と原題が結びつかないものもかなり多いような。。。^^;


ちなみに歌謡曲ベスト5は

 1位 あばよ(研ナオコ)
 2位 ドリーム(岩崎宏美)
 3位 寒い夜明け(郷ひろみ)
 4位 青春時代(森田公一とトップギャラン)
 5位 どうぞこのまま(丸山圭子)

2位と3位の曲が思い出せません^^;


次回は'77年1月の月間チャートをご紹介します

1977年のポップスランキング

2008-04-13 18:13:00 | Music
このブログを再開させるにあたり、考えていたことがありまして。。。

私の手元に
'76年12月~'78年1月までのTBSラジオ『今週のポップス・ベスト10(DJ 小島一慶)』
の月間ランク表があります。
当時、返信用の切手を同封して請求すれば誰でも貰えた物ですが、
今となっては現物がどれだけ保管されていることやら。。。
なかなか貴重な資料ではないかと思います。
で、1人で眺めてニヤニヤするのももったいない気がして、このブログに載せようかな、と。

'76年12月のランク表をば。。。



裏面は『今週の歌謡曲ベスト10(DJ 高橋進/松宮一彦)』です。



しまった。。。
クリックすれば画像が大きくなって字が読めるかと思ったんですけど、ダメですね

転記するしかないのね。。。

とにかく、この資料を使って何か書かせていただこうと思っておりますので
'76年~'78年のランキングに興味をお持ちの方、リアルタイム体験された方など、
お友達をお誘い合わせの上ご来場くださいますようお願い申し上げます


NSP

2006-04-13 23:39:41 | Music
ここはQUEENファンの方々も覗いて下さっているので...

1974年に「夕暮れ時はさびしそう」をヒットさせたフォーク・グループNSPのベーシスト・平賀和人氏がQUEENのジョン・ディーコンに宛てたメッセージを書いていたのを見つけました。
http://www.nspweb.net/
「photo & message」の2005年11月をクリックすると読めます。



NSPのリーダー・天野滋氏とは'85年頃に友人を介して知り合いました。
私が知っている天野さんは、飄々としながらも気遣いの細やかな優しい人でした。
もう10年以上ご無沙汰していたので、天野さんが昨年の7月に亡くなっていたことを昨日知りました。
昨年の2月、「僕らの音楽」というTV番組にNSPが出演していたのを偶然見た時には懐かしくて「連絡してみようかな」とも思ったのですが、無精者の私はついそのままにしてしまったことが今になってとても悔やまれます。
ショックから覚めやらず、NSP関連サイト巡りをしていて見つけたのが上のメッセージです。



ROCK AID ARMENIA

2006-02-27 21:13:53 | Music
1988年12月に起こったアルメニア地震の被災者を救済する目的で設立された基金「Life Aid Armenia」のチャリティー活動のひとつとして実現したプロジェクト「ROCK AID ARMENIA」。
タイトル通り、ディープ・パープルの「Smoke On The Water」を14人の豪華絢爛なミュージシャンがセッション・レコーディングし、これはそのメイキング映像が収録されているLDです。
商品化される前に英国でTV放映されたそうです。



参加メンバーが凄い!

Ritchie Blackmore(Deep Purple)Guiter
Dave Gilmour(Pink Floyd) G
Tony Iommi(Black Sabbath) G
Alex Lifeson(Rush) G
Brian May(Queen) G
Bryan Adams Vocal
Bruce Dickinson(Iron Maiden) Vo
Ian Gillan(ex-Deep Purple) Vo
Paul Rodgers(The Law) Vo
Chris Squire(Yes) Bass
Keith Emerson(ELP) Keyboards
Geoff Beauchamp (Eighth Wonder) G
Geoff Downes(Asia) Key
Roger Taylor(Queen) Drums


最初にアルメニア地震の被災地の映像がモノクロで映し出され、次にホスト役のトミー・ヴァンス(*1)が登場し、概要を説明します。

そしていよいよレコーディング開始...
場所はロンドンのメトロポリス・スタジオ。
1989年7月8日、機材のセッティングが行われる中、最初にロジャー・テイラーがブロンド美女(*2)を従えてスタジオ入りします。
このときブライアン・メイは左上腕を骨折していたにもかかわらず、三角巾で腕を吊った姿で「応援」に駆けつけたようです。
インタビューで「スケートボードと喧嘩して負けて骨折した」と言っています。
いい年してスケボーなぞやって、派手に転倒したってことでしょうか?

次にクリス・スクワイアが来て、ロジャーと共にリズムセクションのレコーディング。
ロジャーとクリスが一緒にインタビューを受ける映像が挿入されていて、参加した経緯や、2人のセッションは今回が初めてだということなどを話しています。

骨折したブライアン・メイの穴埋めに、ジェフ・ビーチャムが駆けつけました。
その経緯をインタヴューで喋っています。

次にジェフ・ダウンズ。
彼はこのレコーディングの共同プロデューサーも務めたそうで、インタヴュアーに「意見の食い違いは?」と質問され、「そういう問題は昨日のリハで解決済みだ」と答えているのですが...後に微妙なシーンも出てくるんですけどね(苦笑)。

ポール・ロジャース登場。
ロジャーに、ドラムの入り方に関して提案をしています。

そしてイアン・ギラン登場。
彼もまた、ロジャーのドラムに対して意見しています。
「シロウトさんには泣かされるよ」だそうで...これって嫌味?

場面変わって、8月5日。
リズム・ギター録りは完了し、リード・ギターのオーバー・ダブの準備ができたということで、デイヴ・ギルモアとブライアン・メイ登場。
ブライアンは無事ギプスも外れたようで、デイヴ・ギルモアと初めてのセッション。
このセッション、このLDのなかで私が最も苦手なシーンです。
この2人のギターの音が重なるとかなりnoizy(爆)。
デイヴ・ギルモアが弾くと、スモーク・オン・ザ・ウォーターがまるでピンク・フロイドの曲のように聴こえます(笑)。
デイヴ・ギルモアはインタヴューで「厄介者がいなくなったからピンク・フロイドのツアーを楽しくやれた」と言っていて、「ロジャー・ウォータースのこと?」とつっこまれると「さあね」などと笑っています。
ブライアンは学生時代に見たディープ・パープルのライヴの話をして、イアン・ギランを褒めています。

で、褒められたイアン・ギランのヴォーカル録り、なのですが、調子よく歌っていた彼は途中で歌詞を忘れて「参ったな」と中断。
バックの音なしで聴くイアン・ギランのヴォーカルはなかなか聴きごたえがあります。

場面変わって8月27日。
トニー・アイオミ登場です。
ブライアンとセッションするのですが、ブライアンの嬉しそうなこと(笑)。
演奏はもちろん、インタビューも息がピッタリって感じで、和気藹々としたシーンが見られます。
ブライアンは「リッチーが弾くと僕たちがかすむ。リッチーに会いたい。早く来ないかなぁ」と言っています。

そしてついにリッチー・ブラックモア登場。
どうやらブライアンは先に帰ってしまった模様。
で、リッチーはスタッフ相手に怪談話なぞしています(笑)。

次にキース・エマーソン登場。
「Fanfare For The Common Man」のフレーズを弾いています。
彼がキーボードを操ると、スモーク・オン・ザ・ウォーターがELPの曲に聴こえてしまいます(笑)。
インタヴューでこの企画を褒め、「1曲じゃ足りない」と言っています。
とってもゴキゲンなキースは、ジェフ・ダウンズと1台のピアノで連弾し始めます。
これはかなり貴重な映像ではないかと。
キースとイアン・ギランのインタヴュー・シーンでは、イアン・ギランがブライアン・メイのことを「憧れのヒーロー」と言っているのですが...これは果たして本気?それとも嫌味?

ブルース・ディッキンソンとブライアン・アダムスも登場し、ブライアン・アダムスはイアン・ギランと一緒に歌録りしています。

そして最後にアレックス・ライフソン登場。
彼が弾くとスモーク・オン・ザ・ウォーターがラッシュの曲に聴こえます(笑)。

メイキング映像はここまで。

Life Aid Armenia のスタッフが、このプロジェクトによる収益金の使い道について語る映像の後「Smoke On The Water '90」が通して流れて終了です。

ロジャー・ファンのfooさんのblogでこの映像の事が話題に上るまで、コレを持っていることをすっかり忘れていました
この作品は残念ながらまだDVD化されていないようです。
とても貴重で興味深い作品ですから、是非DVD化して欲しいですね。


(*1) BBC Radio1のDJだそうです。
(*2) 多分、ロジャーの当時の彼女デビー・レングではないか、と。



JOHN BONHAM

2005-12-01 02:13:58 | Music
レッド・ツェッペリンの「イン・スルー・ジ・アウト・ドア」がリリースされてから約1年後の1980年9月25日、ドラマーのジョン・ボーナムが亡くなった。

ツェッペリンの曲を初めて聴いた時の衝撃は今でも鮮明に覚えている。
渋谷陽一氏DJの「ヤングジョッキー」というラジオ番組で、冒頭の「こんばんは。渋谷陽一です。」という挨拶の直後、曲紹介なしにいきなり「Nobody's Fault But Mine」が流れた。
硬く尖った印象的なギターリフに続き、重いけれど弾むようなリズムセクション、そして声というより楽器の音のようなヴォーカル...
翌日すぐに「Presence」のLPを買った。
お皿に針を落としたら、今度は1曲目の「Achilles Last Stand」にやられた。

高校時代、学園祭で演奏するために組んだバンドで「Immigrant Song」を演った。
ヴォーカルの私は最初大反対したのだが、ギタリストがどうしてもやりたいと言って譲らなかった。
おかげで私は例の「アアアーーーーーーーア!」を歌う羽目に...
ちなみにこの時のギタリストはその後プロのミュージシャンになり、現在はヴォーカリストとして活躍している

映画「レッド・ツェッペリン狂熱のライヴ」は何度観にいったことだろう...
アーサー王を彷彿とさせるロバート・プラントに惚れてしまった。
このフィルムを観すぎたせいで、ボンゾ(ジョン・ボーナム)というと真っ先にトラクターを思い浮かべてしまう(苦笑)。

そんなボンゾの死は私にとってもショックだった。
何故なら、彼無しでツェッペリンが成り立つとは思えなかったから。
再来日が実現する前にツェッペリンが終わってしまう...と心配したとおり、ボンゾの死によって「レッド・ツェッペリン」としての活動は停止。
ツェッペリンのライヴを体験した人が本当に羨ましい。
'96年に来日したペイジ・プラントのライヴには行ったが...ツェッペリンではなかった。

私の友人が1979年英国ネブワース・フェスティバルでツェッペリンのライヴを観た時の体験談をブログに書いてくれた。
LED ZEPPELIN @KNEBWORTHH 79 その①
LED ZEPPELIN @KNEBWOTH79 その②
パンフレットとバッジの画像もあり、貴重な体験談はとても面白いので、興味のある方は↑をクリックして是非ご一読を♪

クイーンのロジャー・テイラーは「ジョン・ボーナムは最初にして最後のすごいロック・ドラマーだ。でもいずれロック・ドラマーはボーナムで始まりテイラーで終わると言われるようになりたい。」と言ったそうな。

最期に、お目汚しではあるが、ボンゾの死を知った夜に私が書いた詩を...


「墜落 Zeppelin号」

エンジンが止まった
もう2度と動かない
雲の上には代わりのエンジンもない
手遅れだ
Zeppelin号が堕ちてゆくのが見える

Zeppelinよ
おまえはあまりに大きくなりすぎた
あまりに高く昇りすぎた
たとえ代わりのエンジンが見つかったとしても
おまえを動かすことはできないだろう
Zeppelinの名の重みに耐えられるのは
彼しかいない
John Bonham-Moby Dick!!

Zeppelin号が堕ちてゆくのが見える
断末魔の悲鳴も上げずに
最期の炎も吹かずに
静かに
重々しく...

墜落。

1980年9月26日夜
-Bonzoに捧ぐ-