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手打ち蕎麦 かたせ

7月1日、栂池高原の水芭蕉を堪能し、夕ご飯はラ・ネージュの初夏の国産ワインを堪能した翌日のお昼ご飯がこちら。
普段、白馬に泊まったときは、池田町立美術館のそばにある「安曇野 翁」か美麻村の「みさと」、白馬ならゴンドラ下の「こいや」が定番ですが、偶々夕食時に同席した八王子からの方がお勧めしていた「かたせ」に来てみました。
ラ・ネージュのお客さんですから、舌のほうはまずまず信頼できるとは云うものの、やっぱりお店との相性ってありますよね~?

で、車を走らせながら、ナビゲーターにお店に電話させると、妙にノリのいい親爺さんが出て「いらっしゃ~い!」ってどこかの精神科医みたいに云ってるてゆ~じゃありませんか!まぁ、ダメで元々、外観見てやばそうなら「翁」に行けばいいやって感じで行ってみました。(長い前置き 笑)

山に向かって伸びる細い道を看板をたどっていくと、ホンとに細くて狭い坂道のドン詰まりにありました!
所沢ナンバーの先客がいたので、「まぁ命までは盗られないだろう」と囲炉裏端の小上りへ座ってお品書きを見ると、普通のせいろ蕎麦の他に有明蕎麦とか天麩羅セットなども並んでいましたが、超豪華な食事のあとなんで、とりあえず軽めにいただいて、美味しければ叉来ればいいや~ と「せいろ2枚」
すると親爺さん、「いい山菜の天麩羅があるんだけど…」とおっしゃりながら残念そうに厨房へ「せいろ2枚~」
夕べ同席した方から聞いていましたが、お新香がセルフサービスでいただけます。お新香をお茶受けにくつろいでいたら、お隣りの天麩羅の盛り合わせとせいろが上がってきました。う~ん、確かに美味そうな海老! それと相当盛りのいいせいろが2まいずつ??
えっ!ここって700円であれが2枚くるの?なんて喋ってたら、なんとこちらにも天麩羅がくるじゃありませんか?「?」って顔してたら「サービス!」だって


アマランサとズッキーニにかぼちゃ、それにお皿の左側で見にくいですがアジサイの天麩羅! アジサイはほろ苦くお酒と合いそうぅ! 続いて近所のお豆腐屋さんがつくってるという豆腐やらなにやらの小鉢!(別メニューで小鉢付きのセットもありますが、頼んだのは「せいろ」のみ!) 聞いたらこちらもサービス!
で、肝心のお蕎麦ですが、1人前2枚と思ったのは勘違い。お隣さんは2枚ずつ頼んでいただけでした(なんと大食いナ!)


二八って感じのスッキリ角のたったやや黒っぽい麺でしたが、正直いってそんなに香りは感じられなかったですね~ 麺つゆはかつおに煮干を使っているのでしょうか、江戸の趣味食としての蕎麦好きからすると、少々甘めでドップリつけて食べる、常食の蕎麦。



食後に蕎麦湯のゼリー(ずんだの黄な粉のっけ)まで、サービスって云って出てきました!


お勘定の段になって「どうしよ~ 1人1400円とか言われたら?」なんて心配しましたが、お新香・山菜天麩羅・蕎麦ゼリーに なんと帰りにアマランサの株までお土産について ナント700円!!(ジャパネット・タカタ?)

お蕎麦をいただくというより、話のタネに一度は行ってみてもいいかな?
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