虞美人は男性から見たら、理想の女性そのものだろう。美しく控え目で楚々としたたたずまい。心優しく、生涯かけてたった一人の男性を愛し抜く。危険な戦場にも赴き、愛する人と行動を共にする。そんな虞美人は項羽の母親代わりの存在にも思える。対する劉邦の正妃呂は、常に旦那のお尻を叩き続け、自らがいつか皇妃になる野心を抱く気の強い女性。劉邦が愛人を持ちたがるのもわかる気がする。現代もあちこちに呂はいるだろう。
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１９８８年に当時の月組（涼風・朝凪・久世さんたちを中心）で上演された故小原弘稔先生の作品。第２次世界大戦レジスタンスシリーズ３部作の第１作目の作品。しかし私は初演を見ていないし、レジスタンス３部作があることすら知らなかった。まったく予備知識なし状態で、青年館に向かった。
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２０１０年マンガ大賞受賞および手塚治虫文化賞短編賞受賞。タイトルは「ローマの浴場」を意味する。作者のヤマザキマリさんは14歳の時、ドイツとフランスを一人旅する。その時出会ったイタリア人の陶芸家に招かれて17歳で渡伊、フィレンツェの美術学校で油絵を学びながら11年間過ごす。現在は上記のイタリア人陶芸家の孫と結婚しポルトガルに在住。
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昨年来、書店に行くと必ずベストセラーの棚に置かれている本。タイトルだけは知っていたし、「カツマーVSカヤマ」論争でマスコミを賑わせたことも記憶に新しい。裏表紙に香山さんの言いたいことがまとめられており、これを読めばほぼ内容が掴めた感じ。
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宝塚雪組次回東京公演千秋楽で退団する生徒さんが発表された。既にトップコンビの退団は公になっているが、２人以外に７名の退団者あり。しかもそのうち５名は入団６年目以内。現時点で結論を出すのは早い気もするが、それぞれが決めたこと。９名全員が東京千秋楽まで輝き続け、退団後はぜひ幸せになってほしい。 . . . 本文を読む
自宅からそう遠くないところに、収容人数最大1万人を超える施設がある。大きなイベントや（それなりに）ビッグなアーティストのコンサートは、ここで開かれる。コンサートの開演前と終演後は周辺の道路がとても混む。信号待ちの間、会場に向かうあるいは出てくるファンを見ながら、今日は誰のコンサートがあったのか当てるのがひそかな楽しみ。
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ショー「Heat on Beat!」のフィナーレ、白があさこさん、赤がきりやん着用のもの。プチ・ミュージアムには常時ミニ大階段が設置してある。希望者のためにステッキ・天使の羽根のような背負い羽根（シャンシャンの時もあります。）を貸してくれ、近くにいる係員さんに声をかけると気軽にシャッターを押してくれる。しかしーーーダメだ、度胸がなくて頼めなかった私。一度ステッキを持ってみたかった。
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写真はきりやん＆まりもちゃんのサイン入り「スカピン」の台本。広げられたページには第１部ラスト仮面舞踏会の三重唱（パーシー・マルグリット・ショーヴラン）の歌詞とト書きが書かれている。当然だけれど基原稿はすべて小池先生がお書きになったのだろう。
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あさこさんがさよなら公演のショー「Heat on Beat!」で着用した衣装。「アパショナード！」の時もそうだったけれど、あさこさんって後ろにロングスカートのような、ひらひらフリルがたくさんついたラテンのお衣装を着ることが多かったような気がする。この段々フリル、「かなり重い。」と「歌劇」で言っていたようなーーー。
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月組トップスターきりやんの犬好きは有名。愛犬フィンチ君と共に写っている写真を、「歌劇」やグラフ誌で見た人も多いのでは？きりやんは、自分が舞台で着用したのと同じデザインの服を、フィンチ君にも着せている。写真は皇帝フランツの軍服。熱烈なファンが作るのだろうか？きりやんにはたまらないだろう。実際に軍服を着たフィンチ君の写真も飾られている。
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