”お二人様の老後”


 年寄り夫婦の”日常”や”戯言”そして”泣き言”を書き連ねてみます。

目に沁みる若葉

2012-04-27 16:28:02 | 生活

 「若葉が目に沁みる」という言葉がありますが、先日は本当に若葉が目にしみました。 車で20分ほど行くと隣の名古屋市の”緑地公園”という処があります。 ここは市街地(といっても住宅地ですが)の中とは思えないような静かで自然が多く残っているところです。 

 ”緑地公園”ということになっていますが、もとはといえば名古屋市の郊外の丘陵地だったところです。 そんな丘陵地がこれまでの3,40年の間に開発されて名古屋市のベッドタウンとなり名古屋の”区域”に吸収されたといったようなところなのです。 ですから18ホールのゴルフ場も隣接していますし、大きな灌漑用の池があったりするのです。 池の周りは樹齢数十年以上の常緑広葉樹や落葉広葉樹そして赤松などの放置林になっていてほとんど人の手が入っていないのです。 
 ですから、到底名古屋市の一角とは思えないような緑の樹林を満喫できます。 そういった「
天然林に近い森を歩く」という楽しみがありますので、私たち”お二人さん”はほとんど毎年新緑と紅葉の時期にお天気を見計らってピクニックに出かけます。

 夏日に近いような気温の好天に恵まれましたので、先日ハルを連れて早速出かけました。 入口の駐車場に近いところの桜はもうとっくに葉桜になっていましたので”花見の時”のような人出は無くて、乳幼児を連れたママさんたちやウォーキングを兼ねた散歩のお年寄りたちが多い、といったような感じでした。
 私たちが行くのはいつも平日なので自然にそんな感じになるのだと思います。 そういった好条件の”森林浴”が手軽に楽しめるのは本当に有難いことです。

 私たちの住む市にも丘陵地帯はありますが市の北部の岐阜県に接した所なのでちょっと遠いので思いついたようには出かけられません。 そこまで行けば(車で30分余り)なにしろ岐阜県との県境ですのでより深い緑の”里山”を楽しめますが、当日思いついてチョット出かけるという感じのところではありません。 

 ですから、近くの”緑地公園”は子持ちのママさんや年寄には本当に有難い公園なのです。 こんなような”緑地公園”は他の土地にも色々と素敵なところがあるのでしょうが、都市の中または都市に近い「緑地公園」はぜひわれわれ庶民の力で守っていかなければならないと思います。


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