緑皮車の客車区

ある大学生の非日常、旅行記、Trainz、FS、その他ゲームとの戯れなどなど・・・

【ハンガリー】ブダペストの公共交通機関【街歩き】

2013年08月13日 21時15分13秒 | 2013年春 中欧
課題、試験、バイト、合宿といろいろあるうちに、ついにインドに行くのが一週間後という事態になってしまった。次の渡航までに旅行記を完成させるという目標は、予想通り達成できなかったわけだ!

総機だよ、全ては総機が悪いんだ。わけわかんない誰得のクソみたいな課題やるよりは、旅行を振り返ってブログ書いたりして、数少ない海外鉄の同志に還元するほうが有意義だろ。←ゆとり

愚痴はこれぐらいにして、ブダペストの街歩きの様子でもアップしていきたいと思います。街歩きといっても、ブダペストのきれいな夜景とかそういうのは、他のブログで俺なんかよりももっと写真がうまくておしゃれな人が紹介してるから、そっちを見てね。俺はブダペストの交通機関を中心にアップしていくよ。ごめんね。


ブダペスト東駅。僕が行ってた3月ごろは、周辺の道路は工事していたよ。


ブダペスト地下鉄2号線。急発進、殺人ドア、釣掛駆動と、共産趣味者大喜びの車両でございます。ハンガリーのガンツ製かと思ったら、どうやらほんとうに旧ソ連製らしい。


顔は二通りあって、これがそのうちのひとつ。


中央市場近くの、カルビンターミナル駅前で。こんな感じのデザインと重厚な街並みがセットだと、ほんとうに東欧って感じがする。


中央市場と、停車中のトラム。ブダペストも欧州車が多い。


ドナウ川沿いのトラム。


ヨーロッパの長距離バスとか観光バスって、こんな感じでうしろにもなにかくっつけてることが多いんだけど、やっぱりトランクかな。二階建てバスだから荷物収納スペースが小さいんじゃないかなぁ、と思うけど、JR東海バスのエアロキングって、普通にトランクあったような気がする。


ちなみに、ググるのがめんどくさい人に見せておくけど、ブダペストってこういうとこです。ここに上の写真の二階建てバスが停まってました。


王宮の丘のケーブルカー。僕はお金がもったいないんで乗りませんでした。城壁のまわりを歩きながら登るのも楽しいし。


宿の近くで、トロリーバスを撮りました。二両連接で、なんとなく、昔の上海や北京にも走っていそうな感じ。


トラムはこんな感じで、アルストム製の新型車両も走ってます。


ブダペストは、カラフルでかわいい建物が並ぶプラハとは違って、古くて重厚感のある街並み。個人的にはブダペストのほうが断然オススメですね。道はボコボコしていて、なんとなく中国の歩道を思い出す。


さっきは2号線のソ連臭プンプンの地下鉄を紹介したけど、こちらは一号線。この一号線って、実はすごいんです。なにがすごいかっていうと、実はこの地下鉄は世界で2番目に古いんです。1番はロンドンです。


地下を走る路面電車みたいな感じです。こちらの車両はハンガリー・ガンツ製。駅も、道路のすぐ下で、地下深くのソ連風2号線とはまた違います。


誰もいなくなったので、車内の写真を撮ってみました。なんかのテレビで、「世界一オシャレな地下鉄」と紹介されてたみたいですけど、ご覧の通り、落書きだらけです。東欧は裏切りません。


以上、世界で2番目に古い地下鉄でした。

余談ですが、ブダペストに限らず、東欧の地下鉄やバスの運賃は、半年に一回のペースでどんどん値上げされています。ガイドブックの情報があてにならないこともあるので注意してくださいね。物価が比較的安めのハンガリーですが、地下鉄の運賃はやっぱり初乗りでも100円弱ぐらいなのが現状です。


宿の紹介をしたいと思います。ヨーロッパでは数少ない日本人宿のアンダンテホステルです。7区のふつうのアパートの一階にあります。


この住宅のなかにある雰囲気が好き。オーナーの峯田さんもとってもいい人で、なかなか快適に過ごせました。


男性用と女性用にドミは分かれています。なかはこんな感じです。最近Facebookを見たところ、リフォームをしてさらにきれいになったようです。


こちらは、スーパーで700円ぐらいで買ってきたハンガリーならではのワイン、「トカイ」でございます。甘さを示す数字がついているのが特徴。1から6ぐらいまで数字があって、写真のモノは真ん中ぐらいの甘さなんだけど、それでもけっこう甘い。でもおいしいです。日本で買うと、4000円だか6000円だかするらしいんで、ハンガリーに行ったらぜひ飲んでみましょう。アンダンテのみなさんとおいしくいただきました。

[おまけ]恐怖の館


ハンガリーはかつてハンガリー人民共和国とよばれた旧社会主義国。共産趣味者が注目するのはこちらのスポット、恐怖の館。戦前は、ハンガリーナチの本部、戦後からハンガリー動乱にかけてはハンガリー共産党の秘密警察の本部として使われたようです。極右政権、極左政権の両方の時代で、この建物は粛清の舞台となってきたようです。


内部はアートというのか、アバンギャルドというのか、面白い形で歴史の展示がされています。写真撮影は禁止されているので、内部の写真は残念ながらありません。上の写真はこの建物で粛清された人の写真。地下室は懲罰房なんかも生々しく残っていてなかなか印象的でした。

次回は、ベオグラードまでの列車の旅を紹介したいと思います。どうでもいいけど、あしたはバングラデシュのビザをとりに行ってきます。


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