町医者のブログ

医療情報ほか、気になる話題を考えましょう。

おはようございます。明日17日月曜日~現状通常診療です。

2022-10-16 06:00:25 | 挨拶

おはようございます。休診日も朝はおおよそ診療日と同じ時刻に起床、今朝も普通に寝た感はあり年齢に伴うものなのか、毎朝の医療系WEBサイトの確認、NHKオンラインの見出しの確認などは日課です。

17日月曜日~院内カレンダー通りの診療です。19日水曜日は月に1回(第2か第3水曜日が多い)の院外での20~30分程度の小会議があり午後診療開始が15:10頃(前月は14:55に開始)を予定しております。

コロナ禍で、お子さん(水痘、B型肝炎、麻疹風疹、ヒブ、4混、小児肺炎球菌、BCGなど)~日本脳炎、HPV(子宮頸がん)ワクチン~年齢が最も高いのは、65歳での肺炎球菌ワクチン、インフルエンザワクチンなどの定期接種を受けておられますか?お子さんの定期接種の接種率の低下は懸念です。コロナの影響か、衛生面?、結核検診受診率低下?、本邦はWHOでの結核の感染低リスク国になりました。

本邦は、ワクチン後進国です。

B型肝炎ワクチンが定期接種になったのはまだ最近です(数年、コロナ禍前です)。B型肝炎ワクチンが定期接種で受けられるのはお子さんのみです。B型肝炎は、慢性肝炎での完全ウィルス排除はできません。また、B型急性肝炎では、劇症肝不全での死亡も決して低頻度ではありません。B型急性肝炎で肝炎は完治しても、肝細胞の核にB型肝炎の一部が残ります。厳密にはウィルス学的には完治ではないのです。ワクチンで防げます。私は、学生時代に(治験だったのかな?)接種し、抗体を獲得、その後確か2000年にNEJM(著名な医学誌)に抗体を一度獲得すれば、その後に抗体価が低下してもB型肝炎にならない?、しかし最近では医療に従事する、血液体液に触れることのある業種では抗体価が低くなると追加接種が一部で勧められています。私は抗体検査は面倒なので、概ね10年毎に接種しています。

*HPV(ヒトパピロマウィルスワクチン、子宮頸がんワクチン)は、今年4月から通常の定期接種(今までも定期接種でしたが、積極推奨されていない状態でした)になりました。推奨されていない時期の方にはキャッチアップ接種(定期接種相当)にもなっております。現在は(2価ワクチン)、4価ワクチンが定期接種ですが、国際的には標準な9価ワクチンが来年度早い時期から定期接種になりそうです。期間に余裕のある方は待ってみても、厚労省HPV9価ワクチン(リンクいたします)参考にして下さい。

ウクライナに平和を! 我が国の繫栄と平穏と国防・金融政策も!

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