年が明け、1月も残り1週間になりました。年明けから暖冬で、乾燥（群馬県南部地域では降雨はあった？、無かったような、気づかなかっただけか、確認は行っておりませんが）しております。
毎日書いておりますが、インフルエンザは猛威です。当院では例年、インフルエンザの患者さんは多くはありません。定期通院されている患者さんのインフルエンザ罹患、土曜日の午後、休日診療では多く診ることがございます。群馬県の流行レベルは警報、医療系ニュースでは、流行したと言われた昨シーズンより定点観測では多くなっているようです。北毛、西毛に多い傾向にあるようですが、全域で多くなっているようです。過去には通常、1月25日が感染者数のピークになることでした。この時期です。
インフルエンザの感染防御ですが、適切なマスクの着用（不織布マスクは、鼻・口にあたる面が不衛生になりましたら新しいマスクに替えて下さい）、手洗い、むせないようなうがい、衛生的で無い手指などで、鼻腔・口腔・眼触らない、空調では加湿を適度に行いましょう。インフルエンザウィルスは、飛沫・接触感染です。ウィルスの性質からは、乾燥・寒さには強く、紫外線、湿度、アルコール系消毒は有効です。インフルエンザワクチンは、当院では通年で対応をしておりますが、効果が出るには2～3週～は掛かるでしょう。
重症化を防ぐには、重症化は、特にお子さんにでは、致死的なものは、インフルエンザ脳症です。重篤化の回避は、インフルエンザワクチンは、非常に有効です。インフルエンザワクチンなどの集団接種（過去には学校などで行われておりました）も再考した方が良さそうと思うのは私だけでしょうか。
＊インフルエンザ治療薬の予防投与：健康保険適用外ですが、認められております。ご希望の方は相談ください。
花粉症、スギ、私、今期は1月19日から、内服を行っております。
連日、日韓関係の悪化が報じられております。解決にはアメリカの積極的な介入が必要かと思いますが。
明日25日金曜日は、通常の診療を行います。
