今日は立春でです。春ですね。この時期は、スギ花粉に毎年悩まされております。今年は昨年より花粉飛散量は多い予報ですが、雪で花粉が落とされてしますとよいのですが、症状は何となく眼の痒み、鼻がムグムグする感じがあります。例年通り症状にかかわらず、2月１日から抗アレルギー剤を内服しております。
今日は日曜休診です。明日5日月曜からは通常診療です。2月は25日日曜が休日当番医になりますが、他は今のところイレギュラーな診療はない予定です。診療時間の変更などは、まずこのブログで、時間があればホームページを更新いたします。当院ホームページ（リンクいたします）にもアクセスください。
インフルエンザは、今年は猛威です。最近の医療情報では（米国の報告）、インフルエンザウィルスは空気感染も多くあるのではとの文献が出ました。従来は飛沫感染と接触感染と言われておりますが、空気感染があると更に感染防御が難しくなります。今のところ、院内では来院者のマスクの着用をお願いしております。帰宅後には手洗い、うがいを心掛けてください。
ウィルス性肝炎、C型慢性肝炎の経口内服薬でのウィルス排除の治療は積極的に行っております。C型慢性肝炎の治療にてウィルス排除ができても、経過観察は必要です。私は、C型慢性肝炎でのインターフェロン治療後の経過観察と同様に経過をみております。ウィルス排除は、肝細胞癌を発症しない担保ではございません。最新治療では、最短8週間の内服治療にて持続的なウィルス排除が高率、95％以上、しかも副作用は通常、ほとんどありません（体質などにて、副作用が出ることもあります）。私の経験では、通常の日常生活に支障が出た方はおりません。B型慢性肝炎の治療は、ウィルスを抑制する治療です。ウィルス量を少なくすることで肝炎の進行抑制、肝細胞癌の発症リスクを下げます。毎日1錠（状態によっては、2種類の併用が必要な方もおります）を継続する必要がございます。
肝疾患、健診などで肝機能異常の指摘などございましたら、受診にて相談ください（健診結果を持参していただくとありがたいです）。
2月は28日しかなく、オリンピック、パラリンピックもありすぐに終わりそうです。
