町医者のブログ

医療情報ほか、気になる話題を考えましょう。

B型慢性肝炎、C型慢性肝炎、相談ください。

2017-02-14 21:23:34 | 挨拶
今朝も寒いですね、日は長くなりましたが、朝晩は冷えますね。今後一旦寒気が抜けるとの予報もありますが、まだ当面は寒さは繰り返すでしょう。

今年は、花粉症、スギやや早い印象、程度は強くない、これは私のセンサーです。私、スギ花粉症歴は長いので、鼻がセンサーですね。

当院では、私の専門領域である、慢性肝疾患の治療を積極的に行っております。今は、C型肝炎は、ウィルスを完全排除できる状態に、群別1(遺伝子型1B)にて95%程度、群別2(遺伝子型2A、2B)では85%程度、今後、さらに期待のできる抗ウィルス薬も発売?予定です。その方の状態にあった適切な治療法を提供してまいります。 B型肝炎は、まだ厄介です。核酸アナログという、抗ウィルス薬で肝炎を鎮静化させるところまでです。ウィルス性肝炎の治療は、C型肝炎でウィルス消失にて終了ではありません。その後の発がんも早期に見逃さないような細かな経過観察が必要です。B型肝炎では、治療の必要な方は現状では治療をやめることが難しい状態です。

肝疾患でお困りの方は、随時、受診ください。できるだけ適切な治療法を一緒に検討していきましょう。

インフルエンザもまだA型が主体です。A香港が主体で、比較的高齢の方の重症化が指摘されております。TV CMで、ご存知の方も多いと思われますが、発症早期の補助診断に、富士フィルムの増感型、迅速診断装置導入済みです。

明日、水曜日、通常診療です。
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