わたしの歎異抄

「いったい仏教とは何ですか？一言で言ってください」といった虫のいい質問をします
仏教を一言で表現しろというとは、どだい無茶苦茶な話です
この間もインタビュアーがやってきて　またこの質問をしました　
そのとき　わたしはキリスト教のことを考えていたので　とっさに
「仏教が何を教えているのか、簡単にいえば、ー奴隷になるなーということです」
と答えました

簡単にいえば　わたしたちは奴隷になっているのです。
何の奴隷になっているかといえば、欲望の奴隷になっている。
「あれがほしい　これがほしい」というのは　みんな欲望です　
　　　　　　　　　　　ひろさちや


奴隷とはなんでしょうか
自由がないこと　でしょうか
仏教とは完全に自由になって世の中のものさしを捨てること　
世の中のものさしをすて　自分の欲望と世間から自由になりなさい　
ということだそうです
これは簡単なようで実にむずかしいとおもいます
なぜなら　人は欲望によっていきてるから
ものすごく　むずかしい話ですよね

しかし　私は娘の死によって世の中のものさしが実にいい加減かをしりました
そして　自分の目がいかにいい加減かもしりました
この世に絶対などありはしないんですよね

さて　この本をもう少しじっくりよんでみましょう・・・