馬好きのつれづれ日記

メンヘラーで馬好き、ちょっぴりマニアック人間の独り言です

行かないでよ・・・。

2011-03-25 19:48:17 | Weblog
この3月12日、13日と徳島へボンに会いに行ってきました。
11日に東北・関東大震災があり、明石海峡大橋が渡れるかどうか心配でしたが
無事渡れました。

それでも、スタッフのお嬢さん夫妻が仙台に住んでいるのですが連絡がないとか、
スタッフのひとりが小松島(海の付近)に住んでおり、避難勧告が出ていたとか、
遠い東北の災害がが四国にまで及んでくるとは思いませんでした・・。
この日は、役場の人がバーベキューと乗馬を楽しみに10人で来られる予定でしたが、
緊急の事態にまさかレクリエーションをする訳にもいかず・・・・・・・。

乗馬クラブにかわいい仲間が来ました。
2匹の子犬で、ミル(ミルク)とメル(キャラメル)という名前の女の子。
ダンさんは犬が好きなので、遊んでいましたが靴ひもをかまれまくって逃げていました。

「ボン、ボンやー」
「ブヒヒン」
大根の葉っぱと、にんじんをプレゼント。もぐもぐ、美味しそうに食べるボン。
元気そうで、ぼちぼち冬毛が抜けて、くりんとした眼でこっちを見ている。
手をなめて、かじって遊んでくる。
馬房の掃除をして、りんごを入れておくと、美味しそうに食べる。
馬房の前にひざをつくと、ひざをがじがじ噛んでくる。
可愛いボン。

翌日は、前日きれいに馬房を掃除したから、ボロを取るだけでいいか、と思って
よっこいしょとボンの横に入る。
ボンは、綺麗にボロをする。この日も、後ろの方にのみしていたので、
よっこいしょと、ボロをとりはじめる。
すると、いつもは知らん顔をしているのに、髪の毛を噛んできたり、
鼻でつついてきたり、ボン全力で遊んでくる。
「これなにかわかってるの?ボンのボロだよー」
「ツンツン」
「わかってやってるんでしょう」
「ツンツン」
「ほんとにかわいいね、アンタは」
「かぷ」
「あー、髪咥えるんじゃないの」
「とーせんぼ」
ちょっと、通してよボン」
などと、おもいっきり二人で遊んでいたのでした。
こんなに遊ぶのは珍しいことです。ボンもなつこくて、本当に可愛かったのでした。
掃除がひととおり終わり、りんごをあげました。
それからしばらくしてー

ボンのところにいくと、後ろを向いたままでした。
「ドーちゃん」
知らん顔です。
「おーい、ドーちゃん。ボンやー、ボン」
しかしダメです。全然こっちをむきません。
その時、お客さんがきて、スタッフがボンを呼びにきました。
「ドーちゃん」
すると、くるっとこっちを向いたのです。無口をつけて、外へ出ていきました。

折角だから隅々まで馬房の掃除をして、りんごをエサ桶に入れましたが・・・。
ボン、自分だけりんごを貰うと、もう私たちが帰ってしまうことを知っているのでは・・・。
行かないでよ・・・・・・・。
ボンの、最後の抵抗だったのではないでしょうか。
先月も、2日目は少しおかしかったです。

ボン・・・・おかんだって、ずっと一緒にいたいんだよ。
いかないでよって、言わないで。
おかんは、また来月来るからさ・・・・・・。

馬だって何でも知っている。

2011-03-03 19:47:10 | Weblog
この2月19日・20日と、徳島へボンに会いに行ってきました。

行きしなスーパーに寄って、りんごやにんじんを仕入れました。
398円の有機栽培のりんごが半額になっていたのでそれを3つと、
98円のサンふじ24個。その他もろもろ。で、レジにいって打って貰ったら
1万2百いくら。え、今までで一番高い値段やん、と思ってとりあえず支払を済ます。
でも、りんごは安いし、納得がいかなかったので、ダンさんに
「98円が24個っていくらよ?」←算数が苦手。
レシートに、98円自体がなかったのがおかしいので、サービスコーナーへ。
すると、398円を24個買ったことになっていた。うぎゃー。
ああ、疑ってかかってよかった。信じてそのまま出て行ったら、2800円損するところだったよー。

乗馬クラブについて、つつみ菜を山ほど持って、「ボン、ボンやー」と呼ぶ。
「ブヒヒン」と返事がある。山ほどのつつみ菜は、あっという間になくなった。
次はにんじんをあげてみる。葉のついた、美味しそうなにんじんである。
これもぺろりと食べてしまったボンは、今日はやたらと甘えてきて、手を
ペロペロなめまくってきます。ど、どうしたんだボン?
今日はなんでかわいいんだ?
前がきは全くせず、ひたすらひたすら甘えてくる。じ~~~ん。
おかんはとっても嬉しいよ。
行きしな、SAのレストランの入り口で前のめりに転んだひざの痛みも忘れるよ~。
思い切り恥ずかしかったことも忘れちゃうよ~~。
この日は馬房のお掃除はしてあったので、新しいボロ取りだけのお世話でした。

ところが。
翌日はご機嫌がもうひとつ悪い。なんでだ?
馬房の掃除もして、ブラシもかけて、たてがみやしっぽの櫛かけもし、
顔もふきふきしてやったのに。
思い切り指は噛まれるわ、顔をなでようとすると耳を絞ってくわっと怒る。
くるっと後ろを向いてしらん顔をする。
別の馬になったようでした。
やっぱり・・・・今日帰ってしまうのがわかるのかな・・・・・
それとも本当に嫌い???いやいや、りんごだけはちゃんと食べているし。
馬の心、親知らず。ほんとうに難しいヤツ。
それでも来月も、またりんごを持っていきますからね、ボンや。
どうせ甘い親なのさ。

たぶん、ハハが言うには、1日目は来てくれて嬉しいけれど、
2日目、りんごを2つ貰ったら私たちは帰ってしまうということを
ボンは覚えてしまったのではないかということでした。
それで、すねてしまって、りんごも、少しずつしか食べなかった・・・・・・。
いじらしいです。