馬好きのつれづれ日記

メンヘラーで馬好き、ちょっぴりマニアック人間の独り言です

兵庫競馬の厩舎。

2008-07-20 09:58:33 | Weblog
とある馬主さんのご厚意で、数人にて兵庫県競馬の「西脇厩舎」の中を
訪れることができました。
競走馬がたくさん居るところですので、普段は入ることができません。
入り口の検問所で、入厩者全員の名前を記さないといけません。
なかなかに厳しいところです。

中は広く、居住区には団地式の建物と一戸建て式の建物がありました。
馬房もそこここに、クルマの中から見ました。
獣医さんのご厚意で、馬の診療所の様子も見ることが出来ました。
馬の腸でできた結石の見本を見せていただいたのですが、とりわけ
印象的だったのはせん痛(腹痛)を起こした馬から出てきたボロの見本で、
何かをくくってあったビニールひもを飲み込んでいたのでした。
馬の扱いにはとりわけ配慮が必要なのだなと思いました。
他には、馬の治療に使う繋ぎ場も見せていただきましたが、これだけの
立派な設備があるのは素晴らしいと思いました。

それから、その馬主さんの馬、Fちゃんを見せていただきました。
5歳の女の子でとても愛くるしく可愛くて、わー女の子も欲しいよー、
とまたしみじみ思いました。
ここの厩舎は寝藁を使っていて、ボンところみたくおが粉を敷材に使って
いないので、
ボロを見つけるのが大変そう、またわら干しなども重いだろうなという
のが馬房を見ての感想です。飼い葉桶に水桶は一緒ですが、よくうさぎの
ケージについているような干し草入れの網がついているのも興味深かった
です。
Fちゃんのお世話をされているご夫婦は、2人で5頭を見ておられるの
ですが、どの仔も大人しくてかわいく、なつこくて、
「この仔たち、本当に現役の競走馬よね?」と思いました。
多分、お世話をされる方のお人柄が出ているのでしょう。

馬たちに囲まれて、本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。
帰りにはちょっとしたお茶会をして、集まった人たち7人と馬主さん、
お世話をされている奥様とで馬談義に花が咲きました。

今まで、厩舎といえば高知しか行ったことがなく、違う厩舎に入るのは
初めてでしたので、興味深かったのですが、本当にひとつの街でした。
馬の匂いが幸せでした。
調教師の先生から、冷たい缶コーヒーの差し入れもいただいたのですが、
昔「帝王」と言われた凄い騎手だった方ですので、感動と恐縮しております。

帰りは、高速で普通は1時間半なのですが事故渋滞で、4時間かかりました。(TT)
「どこの誰じゃい!」と思っていたのですが、トンネルの中で6台の玉突き衝突してました。ただ、ぺちゃんこのクルマはなかったので、たぶん・・。
重傷の方などはおられないと思いましたが、消防車は走ってゆくわ、パトカーは5台ほど止まっているわで大変でした。
私らはいいのですが、今回のメンバーの中には飛行機で帰られる方もおられたので
間に合われたのか気になりました。

わー、久し振りにボン以外のお馬さん触っちゃった(^^)v
ボンとこだと、他の仔をかまうとすねるからボン以外はあまり構えない ・・。
いやー、馬ってほんといいですねー(^0^)

お世話になった方々、本当にありがとうございました。

ボクは元気です。

2008-07-14 21:39:23 | Weblog
土・日とボンに会いに徳島へ。ボンの王林は、ハハが片道15分、スーパーまで2往復して14個、私の生協で「サンふじ」4個確保したけど、次の生協ちらしは普通のふじだけ・・。どうしよう。
次に徳島のスーパーで、ボンの仲間達のりんごを購入。ジョナゴールド、大玉と小玉。小玉でいいかと思ったら、ハハが「皆の楽しみだから、日曜は大玉を」と主張。あう。人参も高くて少ししか買えず。
りんごは冷蔵してあったのがありありの冷たさ。でも暑い毎日、冷たくても馬たちは喜ぶかも・・・。

土曜、ボンは既に運動を済ませていた。「ブフフン」と鼻を鳴らして呼ぶ。元気いっぱい、毛つやもいい。食欲もあって、いくら食べても「もっと、もっとー」とつぶらな瞳でおねだり。困っていたらクラブの社長が生草をたくさんくれて、幸せいっぱいのボン。

とりあえず馬房の掃除をする。一休みしてると、これからお客さんがみえるとのこと。お母さんと子供3人で、全員初心者。お母さんは「昔から乗馬したかったけど機会がなくて、今日は子供達も馬に乗せてやりたくて」とのこと。子供は年長さん。社長が「ポニーに乗る?」と子供に訊くとみんな、「おおきいおうまがいい」(@@;)<負けてる!!
馬のほうもスタンバイ。初心者にはベテランのハヤブサとキッズ姐さんが来所に備えて洗い場へ。

ところがキッズ、洗い場に繋がれると寝るクセがある。ウトっとしたら皆で慌てて「起きろー」と起こす。・・が、あるとき、思いっきりキッズの体がガクっと崩れて倒れかけ・・みんなで「ぎゃー。」でも一番ビックリしたのはキッズ。繋いでおけないと、奥様がキッズに乗って馬場へ。
子供達は上手に、引き綱なしで乗っている・・初めてだというに。(@@;)

社長が「もう一頭出そうか」ということで、ボンの出番となった。早速私は見学を・・・と言いたいが、私の姿を見てボンが甘え心を出すといけないので、外に出ず馬房掃除をする。ハハが「ちゃんとお仕事してるよ」というので、柱の陰からこっそりボンの様子を見る。子供を乗せてゆっくり、ゆっくりと馬場を廻っている。思わずじ~んとしているところが親ばかである。ご褒美に飼い葉桶にりんごを放り込んでおくのも親ばかである。
本来はこの時点でもう宿に行く時間だったのだが、やはり褒めてやりたくて帰ってくるのを待っていた。いっぱいいっぱい褒めてやった。
ちなみに子供のお母さん、初乗りで駈足までやってしまった。凄い人である。

宿に戻って温泉へ。湿疹の自分は遠慮がちに温泉に入るが、親はともかく子供は不思議そうにじろじろ見てくる。ちくしょー。
ごはん食べて、部屋に帰るなりバタンキュー。夜中に2度目が醒め、翌朝5時に起床。よく寝たです。

日曜はダンさんの目覚めがあまりよくなくて、ぎりぎりまでうたた寝していた。
対してドーすけは元気いっぱい。クラブの冷蔵庫に預けてあった、冷たいりんごを嬉しそうに食べている。
実は昨日、王林を切ってみたら全体的に中が茶色で、腐っているのかと思った。痛みかけの一番美味しい時期ということでボンにあげたが、夏のりんごは本当に難しい。
今日は午後から会員のS君が運動をさせてくれるということで、馬房掃除をした後、他の仔にもりんごを配ったのだが、ボンはいっきに5個の王林が桶に放り込まれるという事態になった。
ボンはぺろりとりんごをたいらげたが、・・・またうつむいてしまった。急にどうしたのかな、と思ったがひょっとして・・・。急にたくさんりんごを貰ったので、もうすぐ帰ってしまうと思って、寂しくてすねているのかも知れないと思った。手や足を噛んできたり舐めてきたり、一生懸命顔をこちらに近づけてきたりして甘える。

なので、また座り込んで一生懸命ドーすけをなだめたり、いろんな話をしたりして頭をなでていたら、3人の子供を連れたお母さんが、馬を子供に見せに来た。他の馬は背が高く子供には届かないが、ボンはうつむいているので、私と一緒に子供がボンの顔をなでてすごく喜んだ。
普段は子供を苦手とするらしいが、今日はすねているので特別らしい・・。
別れがたいけれど、帰らないといけないんだよ。
また来月来るからさ、元気出してよ、ドーちゃん。

お昼は、社長が横の渓流で取ってくれた鮎の塩焼きを戴いた。
私はクルマの中でひたすら寝て、家に帰ってもごみを出したら9時にはうたた寝をしていた。今朝は身体がだるく、起き辛かった。

癒されたけど更年期か?(爆)

値上げラッシュ。

2008-07-02 05:32:51 | Weblog
昨日から、ガソリン、電気、ガス、食料品から肥料まで値上げラッシュです。
9月からは更にウイスキーなども値上げ予定だそうです。

私は家計簿を前にアタマ抱えています。
というのも、この8月から夫婦とも給料の引き下げがあるからです。
もともと「宵越しの金は持たない」主義でぱっぱと使っていたのですが、
引き下げのウワサを聞いてから、生活水準を落としました。
これで何とかやっていけるだろうと思っていたところに物価高騰です。うわーです。

「馬のお世話をしている」というと「金持ちやなぁ」とよく言われるのですが、
格段に貰っているわけではなく、2馬力と子どもがいないから、そのぶん
お気楽すぎたわけです。
馬も、オーナーのご厚意で賛助金をお安くしていただいています。
今も、夫婦とうまが普通に暮らしていくだけなら何とかなりますが、この3人の
老後を考えたときに真っ青になっているのです。
それで、家計簿を前に電卓を置いて、うんうん唸っています。
この先物価が高騰すれば、引退後のボンの預託料も考えないといけません。
今では通常、6万~8万が相場ですが、10万行くかも知れません。
そこに予防接種だの、雑費が入ってくるわけです。

人間がぶっ倒れてしまって入院でもすれば、一発でおしまいです。なんとか3人、
生きていかねば。

生きづらい世の中になったものです。
これで「うまを引き取りたい」人が「でも余裕が・・。」ということで減ったら
どうなるのかなぁとも思います。