「成功するにふさわしい自分になるためには、 何をどのように訓練していけばいいか?」 ということをお伝えします。
1番目のポイントは「言葉の使い方」です。
成功者は前向き・肯定的な言葉を使います。
これは、幸せな成功者に例外なく共通していることです。
たとえば、次の2つの言い方を比べてください。
(A)「頑張らないと、私の業績は上がらない」
(B)「頑張れば、私の業績は上がる」
一般的に(A)の言い方だと、業績を上げることが 難しい感じがして、モチベーションが下がります。
(B)の言い方だと、業績を上げることができそうな 気がしてきて、意欲が湧いてきます。
(A) の言い方 「・・・しないと~~できない」はダブル否定と言われ、 モチベーションを下げる言い方なのです。
自分で(A)の言い方をした時、脳は自分が発した言葉を 聞いて何をイメージすると思いますか?
そうです、頑張りきれなくて、業績を上げることが できない自分の姿をイメージしてしまうのです。
一方、(B)の言い方だと、脳は、頑張って業績を 上げている自分の姿をイメージするのです。
脳はイメージに反応して、自分をイメージどうりに 動かすのです。
上司が部下に対して声をかけるときも、 この原理が当てはまります。
「本気でやらないと、いい仕事はできないぞ。」という ダブル否定の言い方は、部下のモチベーションを 下げる方向に働きやすいのです。
人に何かをしてもらった時の言葉についても考えてみましょう。
例えば、仮にあなたが老人で、満員電車に乗ったときに、 座席に座っていた人から席を譲ってもらったとします。
一般的に、「すみません」という言葉を言うと、 自分が萎縮するような、申し訳ないような気持ちになりやすいと言われます。
試しに、今、「すみません」という言葉を10回ほど、 独り言でつぶやいてみてください。
どんな感じがしますか?
一方、「ありがとう」という言葉は、 お礼を言った自分も明るい気分になりやすい言葉です。
さあ、「ありがとう」を10回言ってみてください。
どうですか? いつも「ありがとう」と言う人の方が、 明るく自信に満ちた人になりやすいのです。
これも言葉の持つパワーです。
ここで自分の言葉の肯定度を知るためには、 自分の口ぐせをチェックしてみることをおすすめします。