私は、わがままな奴でした。
嫌われることを怖れることなく
自分の考え想いを発言してきた。
結果、
相手の気持ちに寄り添うこともなく
傷つけることがただあった。
それでも、
私は、自分が正しいと思うことを
主張しては、壁に突き当たり悩み葛藤を繰り返す。
しかし、
私は、そんな自分は組織のリーダーだから
全体を動かす立場。成果を出すためには
嫌われることを怖れず
突き進んだ。
そんな私が、あるとき、
もうひとりの自分の存在に気づき
自分が自分を戒める結果に辿り着き
経営の一線から組織リーダーから退いた。
ひとりになり、自分で何でもやらないといけない
環境で仕事に取り組み、私は自分の能力の限界に
気づく。
今になってわかる、普通の偉大さ。
一兵卒として働きたくて50を過ぎた私に、
どこも、興味も関心をもってくれない現実
を体験したとき私はやっと自分の殻をやぶり
新たな自分ができたのかもしれない。
人には、それぞれに人生時間があるのかもしない。
経験することはその人によって時間軸が異なり
比較するものではないと思った平成最後の日でした。
伝次朗の独り言