『似肖屋(あやかりや)』 旧東海道 江尻宿で商いをしています。ー現在の清水銀座商店街です。ー

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アメノウズメノミコトのつづき

2007年02月12日 | Weblog
 前回のブログで後日書きますとしるしました。
しかし、誠に申し訳ありませんが、私の拙い文章力では、
アメノウズメ及び月見里神社のことは書けません。

 それは、本に書いてあるアメノウズメノミコトの内容と、
私の聞き及んだ月見里笠森稲荷神社(やまなしかさもり
いなりじんじゃ)のことがだんだんハッキリしてくるのにしたがって、
神社とアメノウズメの関係とか、奉っている訳とかを推測しますと、
なにか宇宙的な大きさを感じまして、私ごときのブログの文章では、
皆様に余計な誤解を与えてはいけないとおもったからです。

 迷いましたが、アメノウズメ伝(鶴見俊輔著 平凡社)の一文を
紹介して、アメノウズメノミコトのことは、閉じようと思います。
軽く読み流してください。

 倉塚曄子(あきこ)によると、まつりの時に、あたまにさす枝葉や花を
「ウズ」といい、「ウズメ」とは、これをさした女ということで、巫女(ミコ)
のことであろうという。この人は、洞穴の前でふせたオケの上にのって
カラオケをふみならしつつ、性器もあらわに神がかりして舞い続け、ついに
アマテラスを岩窟からひきだすのに成功した。「この狂態はシャーマンのものであった。シャーマンは騒擾楽器(そうじょうがっき)の音とともに恍惚状態に入り、
魂を霊界におもむかせ、そこで得てきた霊力をもって病める肉体や魂の治癒をはかる。天の岩屋戸の神話には宮廷儀礼鎮魂祭が投射しているが、これは冬至の頃の
太陽の活力と君主の魂を合わせて賦活する祭りであった。神話におけるアメノウズメの役目は、弱った日の神の力を回復させることにあったのである」(倉塚曄子「天鈿女命」、『日本架空伝承人名辞典』平凡社、一九八六年)。

以上 引用終わります



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