『似肖屋(あやかりや)』 旧東海道 江尻宿で商いをしています。ー現在の清水銀座商店街です。ー

でくのぼう シャツ、作務衣、スラックスの製造元です。美と癒しと新和風をテーマに、古代布の復元を目指しております。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

“あられ”の型紙

2007年12月30日 | Weblog
 写真は新しく出来上がったジャケットとその型紙を写したものです。
似肖布(あやかりふ)は、糸からオリジナルとか空気を含んだ糸とかいろいろ云いますが、染めも同様にオリジナルになります。
伊勢(主に鈴鹿市白子町)で型紙を彫ってもらうので伊勢型と云います。デザインを起こし、和紙に柿渋を塗り固めた型紙に彫ります。紗張りして型紙の強度を強めてやっと出来上がります。
当然、それぞれの工程に職人さんがおります。
 
 この型紙を使って染めに入るのですが、写真の型紙は大きい水玉模様の“あられ”と呼んで、注染(ちゅうせん又はそそぎぞめ)で手染めしてあります。
又、草木の染料を使い引き染めをします。
もともと紙ですから線の細い部分は破れてしまい、たくさん染めることは出来ませんが染め上がりの何とも云えない線の柔らかさは手仕事のあたたかさと時代の歴史を感じさせてくれます。

 “似肖布は糸からオリジナルです”と云うのは糸も染めもデザインも製品に至るまで全てオリジナルということで、しかも、その作品をお客様に身に付けていただいて初めて一点ものといえる品物だと思っています。

ゴク々小さなそして地方の片隅で商いをしている似肖屋ではありますが、良い物を創りたい、本物を通じて日本の文化、歴史を伝えていきたい。そんな気持ちをいつも持っております。

 
ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« でくのぼう長兵衛シャツ | トップ | 08\'お正月の富士山 »
最近の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事