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「Bryce 6.3」で、MetaBallを使う♪

2010-05-20 21:02:45 | パソコン、スマホ、ソフトウェアの話題

3DCGが好きな方はご存知のことと思いますが、
オブジェクト作成するために「MetaBall(メタボール)」という機能があり、
Bryce 6.3 にも、その機能がついています♪

メタボールについては多くの解説がありますが、
すごく簡単に言えば、複数のメタボールを近づけたり重ねたりするとお互いにくっつき合い、
有機的なオブジェクトの作成に便利なものです。

では、Bryce 6.3 を使って、簡単に説明させて頂きますね。

例えば、↓のように2つのメタボールを配置してみましょう。



ピンクの○にあるボタンをクリックするとメタボールが出てきます。
2つ出してからボールの大きさを変えて、左右に配置させています。

メタボールのマテリアル(質感)をゴールドメタル系に設定して、
一枚の画像としてレンダリングしたものが↓です。




では、このブログの先頭に貼ってある、メタボールをくっつけるムービーを作ってみましょう。



作業画面の下にある、アニメーション機能の時間設定を「5秒」に延ばしたあと、
カギマークの左にある「+」ボタンを押して、キーフレーム設定もしておきます。

次に、キーフレームまでにどういった変化をつけるか設定します。



各オブジェはマウスでドラッグして移動出来ますが、
ピンク○の部分で、選択したオブジェを移動することも出来ます。
今回は、左右のメタボールが真ん中で重なるように移動しました。

各設定が完了しましたら、アニメーションレンダリングの作業に移りましょう。



ピンクの矢印にあるボタンをクリックして、先頭に戻しておきます。

次に、アニメーションセットアップを行います。





今回は、1秒間15フレームの設定にしました。
長さは先ほどの設定通り「5秒」になっています。

では、アニメーションレンダリングを始めることにしましょう。





レンダリングされたアニメーション(ムービー)を、どういったフォーマットにするか、
ムービーをどこに保存するかを設定します。
そして右下にあるチェックボタンをクリックしますと、レンダリングが始まります。


ブログ先頭に貼ってあるムービーは、綺麗な球形のメタボールがくっつくところですが、
メタボールは細長くしたり平たくしたりする事も出来るので、
使い方次第では面白いものが出来上がる可能性もあります♪

例えば、楕円形のメタボールを使い、回転させたり近づけたり離したりする事により、
お互いのくっつき加減に変化が生まれ、面白い形状を生み出します。



試しにレンダリングしたのが下にあるムービーです。
記事1つにつき、1つのムービーしか貼れないようなので、クリックしてご覧下さい。





ちなみに、もっと多くのメタボールを使うことも出来るので、
アメーバやジェルのような、プニャプニャしてるオブジェを作る事も可能です。

例えば、私の大好きなゲーム「クーロンズゲート」に、
プニャプニャした「シャンジー」というキャラが出てくるのですが、
複数のメタボールを使うことで、そのキャラに似させることが出来ると思います♪


*******

追記。

メタボールを使うことによって、
連結部分を滑らかにしたり、ふっくらさせることが出来ます。

簡単な例を2つ掲載させて頂きます。
レンダリング前のオブジェの状態と、レンダリングした画像を見比べると、
メタボールの効果が分かると思います♪


★マラカス★

全てメタボールで作ってあります。




★ピー太郎★

目と口にはメタボールを使っていませんが、
その他のパーツには全てメタボールを使っています。


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