4日は大嵐でどこもかしこも出船不能。
5日は凪るかなと思って朝起きてみると、けっこう風が残ってる。
風裏の場所では出られないことは無さそうだけど、夕方には凪るみたいなので、ここは釣れてる夜アナゴがうってつけでしょう。
それに、ひとつ確認したいことがありました。
夜アナゴはシケの後に荒食いするか?
東京湾のはるか北、志津川湾もアナゴの好漁場。
ここでは、大時化の後は夜アナゴがバリ食いすると聞きました。
ほんとかいな?底の魚なんで、底荒れして食わないんじゃないの?と半信半疑だったのですが、大風が吹いたあとの釣果をみてみると、、、怖いくらいに爆発してました^^;
東京湾の夜アナゴはどうだろう?これまでシケ前とか後とかはぜんぜん気にせずに、凪の良い日を選んで釣行していたのだけど、もしかしたら志津川のように大時化の後は爆釣するのかもしれない。
という興味もあって、夜アナゴへゴー!
あ、ちなみに志津川の夜アナゴの様子は、釣り河北の針生さんのレポートを読んでみてください。この他に三陸アナゴのレポートも非常に興味深いですよ。
紆余曲折があって船宿は富士丸へ。
5時半に着いたらわたしが最後のお客さん、右ミヨシ2番めに入れてもらいました。
お馴染みの二刀流。
オモリは25号指定なので吊鐘型の1本針でいってみましょう。
昼まで風吹いてたけど、いい凪になりましたよ。
つばさ橋をくぐって東京湾へ。
木更津沖から見る夕日が綺麗です。夕日の左はランドマークタワー。
さて、シケ後の爆食いを期待してこづきまくりますよ。
すると、一投めからいきなり左手竿にモタッ。
バシコン合わせすると30cmのアナゴ。
餌付け替えると今度は右手竿にモタッ、25cmくらいのメソッコ。
いやいや、今日はメソッコンタクトがしっかり取れてますよ。
まだ灯りがつく前から2本ゲット、こりゃ30本ペースかな~?シケ後の爆釣は思惑通り!
と、一人いい気分になっていたのですが、調子いいのはここまで^^;
その後はパッタリと、餌も取られない状況になってしまいました^^;;
船長は浅場から深場、いろいろな場所にアンカーを入れ直してくれるけど、どこの場所もぽつーんぽつーんという感じ。シケ後の爆釣は、東京湾では幻でした^^;
今日はアカクラゲがいなくて楽だなー、と思ってたら、途中からシロクラゲ(ミズクラゲ)の大群が襲来。こいつらが糸もってくんで釣りになりません、船長は逃げるように移動。
こづきはクイックなリズムよりもバラード調の方がアナゴの反応は良さそうなので、テンポを押さえてのこづきを繰り返しますが、魚の反応、今日はいまいち。餌もあまり取られない。
こりゃ数年前の試練の時代に戻っちゃった感じ。
目標は前回越えの23本だったのですが、ツ抜けに下方修正^^;
「あと10分であがります」の時点で9本。
なんとかツ抜けを!とこづきまくると、穂先がもたっ、バシコン合わせ!乗った!
やったね、と思ったのも束の間、隣の人のオモリでした、すみません^^;
結局、9本でフィニッシュ。船釣果は0-12本、とほほ...
この日は、途中で釣ったアナゴが片方の竿のPEに絡まるというトラブルがあって、船上でリーダーを付け直すというタイムロスもありました。
前に取材で会ったアナゴ達人は、同じ竿を4セット持ち込んでましたが、その理由を聞くと道糸トラブルのときにすぐに交換するため、とのこと。
この日は達人の言葉の重みを改めて思い知る日でもありました。でも4セット用意するのは相当の気合が必要ですね。
まあ、前回に比べて貧果とはいえ、9本あれば食べるには十分。
夜中なのにビール開けますよ^^;
釣った当日の白焼きはなにものにも変えがたい美味なり。
刺身も作っちゃいましょう!アカイカとヒラメ。
エンガワトルネード!と作ってみたけど、でかすぎてシューマイくらいの大きさに^^;
やっぱりトルネードには2kgくらいまでのサイズがいいですね。
アカイカの刺身、めっちゃウマーッ!!
そんなこんなで、ビールを3本空けてしまいました^^;
[鶴見 富士丸]
http://blog.yokohama-fujimaru.net/
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