
昨年に続き、夏休みの仙台釣行。今年は8月10日の月曜に出発して、13日のお盆初日に戻ってくるパターンですよ。
朝早く、というか夜遅くでてすいすいと常磐道へ。
ずっと工事中だった守谷SAは、綺麗に改装されていました。
夜食になんか食べようかな、と思ったけどえらく高い!(@_@)
最近新しくできるSAPAって、無駄に高い料理おいてます。なんか勘違いしてるんじゃない?
高速のパーキングなんて、トラックなどの職業運転手さん達が安くて腹いっぱい食べられるメニューであるべきでしょう。
守谷SAはスルーして、関本PAで仮眠。
ここはコンビニが入っているPAで、これも最近ふえているパターン。
朝ごはんは後回しにして、先に行きますか。
ここから東電原発事故による汚染地帯を抜けていきます。
昼にここを通ったのは初めてなんですが、道路の脇には主がいなくて朽ちた家がならび、事故の深刻さを改めて感じます。
まだまだ原発事故は収束していないし、放射能汚染は続いています。この道を通るとそれがよくわかります。どんなに安全対策をしようと、事故の起きる確率は0%にはなりません。事故が起きたあとには、このように取り返しのつかない状況になります。
川内原発が再稼動したのはこの写真を撮った翌日の12日。福島の事故も解決していなく、核燃料廃棄物の問題も見て見ぬふりをしての再稼動。ほんとうに愚かな行為です。川内市の人たちにこの光景を見てもらいたいですね。
ここが一番放射線量が高い測定器。この日は5.2μSv/h。
前に通ったときから減っていません。
道路から外れて、森に入ればもっと高い線量になるのでしょう。
復興方策として、汚染土などの輸送を進めています。これもいまだ中間貯蔵で、最終処分の目処はたっていません。
この日の放射線量一覧はこちら。
政府が避難解除だと言い出した楢葉町は富岡と広野の間です。
補償は2018年で打ち切る、戻りたい人は戻れという。帰宅をお盆に解除する予定が生活環境の不足が理由で9月5日に延期。
この線量の地域に、いったい住民の何割が戻るのでしょうか?
そんなことを考えていると、どんどん気が重たくなります。
気が重くなっても、お腹は空きます。家を出てから何も食べずに走り続けています。
朝ごはんを食べようと寄ったのは、南相馬鹿島SA。福島なのに鹿島ですよ。
「みなみそうまかしま」と読みます「なんそうバカじま」と読んではいけません。
朝ラーでもしようかな、と思ったけど、お店は11時から。
凍天は南相馬の食べ物だけど、山賊焼って福島だっけ?
ほっきおにぎりを買いました。
北寄貝もちゃんと入っていて、出しの染みたおいしいおにぎりでした、ごちそうさま。
こちらが住所。もみの漢字が出ない^^;
ここは上り下りと共通のSAです。
さて、仙台に向けて走りましょう。
途中、鳥の海PAによりました。
そして未来へ。
帰り道にも同じSAに寄ってみました。
雨模様でしたが、露店もでていて人も多かったです。
冷やしトマトは100円なり、そのままかぶりつきます。美味しかったー。
[常磐自動車道 南相馬鹿島SA]
福島県南相馬市鹿島区浮田字もみの木沢212-1