昨年5月に”東のサラシ”に連れてってくれた今年度OBの羽田野さんが、つり太郎の釣果写真に49Cm持って載ってたんで祝福メールを送ったら、「3月30日(土)横島1番とってるんで一緒に行く?」って夢のようなお誘い。「隅っこでいいんで・・・」と返事。同行者はいつも仲良く釣行されてる設備部4人衆、「一人くらい追加になっても上がれるだろう」って嬉しいですネ~。いくらクロの釣れなくなるシーズンオフに入ったとはいえ、まず予約の取れない米水津一の名礁1番ならクロに出会えるだろうと設備部仲好し4人衆に加えていただき期待は膨らみます。
出船に合せAM4時過ぎ功明丸の渡船駐車場に到着。土曜日なのに私達以外にもう2組とお客さんは少ない。お客さんは敏感ですね!、やっぱりクロ釣りにはキビシイ季節・よく知ってます。準備を終えて待ってると、末松サン、佐藤マ~さん、羽田野さん、小平さんの設備部4人衆に小平さんの友人が一人加わって5人、私を入れて6人となった。1番に6人はキツイんでH田野さんと船長とで相談し、沖黒まわって空いていれば私とH田野さんが別口に分かれて上がることにした。
長ミゾにでもと思ったが当番瀬出船のAM5時では空いているはずも無かったが、運よくウドバナが空いていて超ラッキー!。いつも空いてなくてなかなか上がれない名礁である。ちょっと高くて足場は悪いですが2名なら十分釣りスペースは取れます。
9時の満潮まで上げ潮、納竿の3時まで下げ潮。オナガも出る名礁、いまの時期横島1番より面白いかもって期待を膨らませ、道糸1.5号・ハリス1.75号 ウキV-DASH TP000で深く沈める全層仕掛けを組みます。
「1年ぶりのウドバナ、オナガもでるよ~!マズメはハリスはちょっと太めネ!」とニコニコ顔でアドバイスしながら準備を終えたH田野さん。「タモ届かんかもな~」といいつつ右手の高場に釣座を構えます。言葉使いも上品でいつも物静かでなかなかのダンディさで”磯上の紳士”たる先輩です。すでに1000釣法の仕掛けを組み上げてゴールデンタイムを逃さず釣りはじめています。手際のよさは流石です。
「アタリが無いなー」と言いながらも冷静に「どうすりゃいいかのう~」といいながら仕掛を換えては竿を振り続けます。船長から電話か掛かってきても「今から下げになるからここで頑張ります、両潮狙えますから!」ってホームグラウンドにしているだけによくご存知で、瀬代わりも丁寧にお断り。関心です、見習わなければ。
私は左手に釣座を構え、高さにビビリながら釣り開始です。潮は左流れ若干早く、風も廻り込んできてます。道糸が取られるんで竿先突っ込もうとしますが高すぎて届きません。何度か打ち返すもののエサ取りも現れず付けエサは丸残りです。「やっぱ時期的にキビシーかなー」と羽田野さんもつぶやいてます。
潮を迎えるころ、少し潮が緩むと右上から糸鳴りの音、羽田野さんが竿を曲げています。「初ヒットはクロ!」ってうれしそうな声が聞こえます。余裕のやり取りで海面まで上がってきたクロをブリ揚げます。「こんめーけどオナガやわ~」って言いながら海へポイッ!。30㎝以下はリリースだそうです。(・・・25cm以下じゃないの・・・って思ってしまった。)
ぽかぽか陽気でポワ~ンとなり、ましてや昨日ほとんど寝てないこともあって睡魔が襲ってきます。釣座は絶壁に近いものがあり、高いんでちょっとでもふらつくと危険です。そこで、引き潮になり波も来ないだろうと一段低い真下のテラス気味の場所へと釣座を移動。岩カベになんかかりながら釣れるんで楽チン!腰も痛くない!。竿先も海面にどうにか届きます。
10時を過ぎた頃、潮は右流れに変わり数投目。ウキが目の前を通り過ぎて右前で水面下を漂っていたときコツンと本日の初アタリ!上がってきたのは25㎝クラス。最初の一匹なんでライブへとりあえづkeep。とりあえづボーズ逃れとブログネタは確保です。続けて同じように左の潮上へ撒き餌を5杯ほど打ち込んだあと仕掛けを投入し、正面で追い打ち3杯して道糸をなるべくふかさないようにしてると竿1本ほど入った右前でバチバチと指をはじくアタリ。瀬際はドン深なんで瀬切れする心配はないんで気楽にやり取りして、あがってきたのはちょっとマシなサイズで35㎝クラス。やっぱり沖黒ですね~、夢のサイズまで程遠く15センチも足りませんが、嬉しいですね~。もう一匹30㎝クラスをGETすると、下げ潮時間のはずなのに潮が左流れに変わって納竿までアタリは来ないままで終了!!。3時前に納竿とし、横島1番の設備部4人衆を向かえに行きくことにします。
迎えに来た船長から「あがったかえ?」の問いかけに「35㎝位のオナガ1枚で厳しかったわー」と答えると、破顔で「今日はバラシなかったかえ~」の強烈なパンチ!。船長、せがわんでください!!。次回写真に載せられるよう頑張りますんで次回も沖黒よろしくで~す。
1番も厳しく、ポツリポツリとしか当たらず、佐藤マーさんの38㎝が最大で、あとは横島サイズの30㎝~35㎝クラスが一人5枚程度だったらしく顔が曇ってます。ものすごい湧きグレがいて1度だけ釣座に寄ってきたとき、K平さんが矢引きでほたりこんだら1匹掛けたらしい。「あんな湧きグレ初めて見た、産卵期が近づいてるんかのう、あん中にみんなおるんやろのう、パクパクする口ん中に針がはいったんじゃ!」と話題は湧きグレ一色に。
ワニに上がったもう一組4人も37㎝が最高で数は出なかったらしい。青ブダイのバカデカイのが2枚もつれたと嬉しそうでした。「地寄りの方が今の時期いいかもしれんなーと言うたやろ」とは船長の弁。でもでも、この時期ボーズもありえる状況でクロに出会えたし、風も当たらない場所でゆっくり竿出しできて、なんてたって沖黒だったし満足満足です(^_^;)。 また機会があったら誘ってくださいとお礼とお願いをして家路へ。、