先週のウノトマリのカベでのボーズが悔しくて、 3月9日(土)AM4時便の「みや丸」に再乗船。「みや丸杯」チャレンジ期間最終の土日、”入賞を!”と気合をいれて下げ潮ねらいだったんですが、結果は最大で40センチクラス。入賞ラインの50センチには程遠い結果に!。やっぱり実力どおり奇跡は起こりませんでした;^o^)。
遠くに大バエが見えます。上がった磯はダンバナ四畳半。先週と打って変わって風はほとんど無く、海も穏やかです。左手の高場所に上礁して荷揚げし準備をすませると、釣り座を左手の潮上に構え電気ウキで釣り始める先輩のN尾さんを横目に、私は明るくなるまでビールで休息。電気ウキの赤い明りが目の前を流れていきます、潮は右のダンバナ方向にゆっくり流れいるようです。
天気は最高で春の陽気、防寒着全部抜いて上着一枚でも汗が滲むほどでした。 海は静かなんですが、餌取りも姿を見せず餌の丸残りがつづいて・・・お魚いませーん!見当たりませ~ん!(泣)・。
すこし、潮が少し緩みかけたとき目の前のサラシの横に鏡発生!。サラシの先端にウキを放り込みもぐり潮探して数投目、Dear-G 00がゆっくり沈んで見えなくなったとき糸を張ってみるとコンコンとしたアタリ!上がってきたのは待望のクロ、でも30㎝クラス。続けて同じパターンでサラシの先へ投入するとコンコン・ツー・グイーンと引き込みさっきよりましな抵抗を見せます、上がってきたのは40㎝クラスのクロでした。さー、今からだと同じ要領で投入するもアトが続きません。やがて完全に潮が止まり昼食タイム、下げ潮アタック終了。
陽だまりに、なんかのんびりした空気が流れます。左手に釣座を取っていた先輩のN尾さんは「全くあたりが無い、またボーズかよ~」とボヤイテいます。あまりの生体反応のなさに「瀬代わりじゃ!突端のハナレにかわりてー、船長の電話するゾ~」とぶつぶつ言ってます、そこへ大バエ方面から通過中の船長に瀬変わりをゼスチャーで伝えると、「昼からの上げ潮が本命なんでいまから変わるのもったいないよ、そこでがんばりよ・・・」て!!。素直に両手で○サイン出して潮待ちすることに。ついにN尾さんは昼前からお昼寝です!!
午後からは船長の言葉を信じて上げ潮へ希望を託します。
お昼休みが終わると潮は左流れ、瀬際を真横に流れ、二人同時に振り込まないと絡んでしまいそうなんで私が沖目にN尾さんは半誘導で瀬際を流します。何度か打ち返しているとN尾さんのウキがスーと入って当たりを捕らえます。ちょっといい型で40㎝近くをゲット。だんだん流れは速くなり、私のウキが左手のN尾さんの前を通り過ぎていきます。私の全層仕掛けでは何処流してるか判らず何度か絡んだので場所を替わることに、私が潮下のダンの窓側一杯へ移動。そうこうしていると長崎の蛇踊りを思い出すようなボラの大群が帯のようになって襲ってきた。ボラを避け、撒き餌の沖目に投入して掛けまいとしたつもりがなんと連発で60をこえる巨大なボラが食ってしまった。練習にはなるがなかなかタモに入ってくれません。タモ差し出すとタモがみえるのか潜って逃げようとします。やっと1匹は取り込めたけど、2匹目は遊んでいるとタモに反転する抵抗をみせ何度かタモ入れ失敗すると、ついに反転したときに針はずれしてしまった。高切れでウキをロストせずに済んでよかったわー!(^_^;)。引き楽しめたし、まっいいか!!。ボラいなくなるまでしばしお休みです。
激流となった横流れの中、最後まで上げ潮でクロのアタリは捉えれずにつに納竿。
3月まで当番瀬となる鶴見半島側へお客さんを回収に向かう。半島廻りのお客さんのクーラーも重くない。厳しくなったかな~!。
小鼻から長ウド・大久保へと廻ります。右手に超一級磯の長ウドが見えます、ちょっと低くかぶりそうですがいつかは上がってみたい名礁です。
梶寄港に戻り、ダン窓(or窓向い?)に上がったお客さんが船長検量で49.7㎝を釣ってて3位が入れ替わりました、丸々と太った2.5kgの体高のある立派なクロ。お見事でした。指くわえて羨ましがるばかりでした。
ボウズは逃れたけれどもコマい!これから3月下旬にむけては鶴見きびしいのかな~!!
コレで、2月から始まった今年の「みや丸」杯は終わりました。やっぱりボーダーは50cmです、またまた来年チャレンジです。