みんなが休んでいた盆期間に契約社員の女子連合とせっせと勤務したおかげで9月に持ち越していた最後の夏休み。9月の平日に満を持して取ったはいいが、暑ちぃやら・雨が降るやら・雷が怖え~とやらで勤め人で沖磯で一緒に遊んでくれる人がなかなか見つからない。こうなりゃ頼りになる方はお一人しかいない!!。鵜来の小隊長こと’てるちゃんさん’に「平日、遊んでくださ~い」とおねだりすると、「仕事で前日蒲江入りするので竿もっていくわー!!」とうれしい返事。
小隊長が前日PM9時には釣宿で待機しているとのことなので、仕事が終わったPM8時過ぎ早々に自宅へ帰り速攻で衣装替えをすまして佐伯へ向かいます。ドタバタ買い物すませて港に着いたのは深夜0時、小隊長が”虫がおるー、怖え~”と似ても似つかない言葉とともにお出迎えしてくれました。出港まで、しばし休憩所でグビー・グビーとやりながら馬鹿話で時を過ごし、他の2組のお客さんとともにAM4時出港します。目指すは沖黒、尾長との出会いに期待大です。
ところが、長ミゾは潮をかぶり、西・東のさらしへ瀬付けしようとしたけれど、大潮の速い潮流のせいか高潮注意報のせいかホースヘッドがズリズリ動いて瀬着けがままならず沖黒への渡礁は断念!。船は沖黒島の裏手へ回り込み、水取・千畳方面へ向かいます。
本日の釣り座は正面に西のハナが見える千畳敷の西側です。広い千畳を二人で占有です。海はべた凪、天気は猛暑とは程遠く日差しは弱く思ったより快適で、秋の気配を感じさせる心地いい風が流れています。
潮は沖黒へ流れるベストとはほど遠く、水取バエに向かって真横に流れています。最悪にもその先に縦アミの白いブイが・・・、なんかイヤーな予感・・・。
案の定、手に伝わるブルブルとした信号にあわせを入れて巻きとると竿が途中で異変を知らせます、曲がったまま動きません!・・・(張付かれた!)。網に頭から突っ込んだのか、まったく巻きとれなくなり最後は直結部からプッツン!久々のウキロストです(トホホッ、グシュ!)。
水取バエに降りた同船のお客さん、結構高場からの竿出しです。あんまし竿曲がってないなー・・・・。
朝マズメの元気の良かった潮は何処えやら、ドローンとした潮に変わりアタリはありません。なにやら秘策の仕掛けに変更中の小隊長。
全く動かない、どちらかかというと当て気味の潮で釣れそうもない。とゆうかエサさえ残る状況に、いつもどおりに飽きてしまって初の千畳敷頂上部へぶらり旅に出ます。
広い千畳敷頂上の広場を散歩し大海原の景色を堪能して釣座へ戻ろうとした帰路に倒れた人影発見。 小隊長、お昼寝です。
潮変わりの14:00からイイ潮が動くはずなので、それまで2時間ほど寝る!!とのことです。仕事から直行、それにほとんど寝てないし疲れてるわな~。
ヨシッ釣るぞと起きてきた小隊長の華麗なるマキエワーク、左手でに狙い通りにピンポイント投入です。 スイッチが入ったときのてるちゃんさんは昨夜の方とはまるで別人、釣れるぞオーラプンプンです。
しばらくすると、「それなりに・・、おそまつ・・」で40cmの口太、「ヤッタ!!イサキじゃ!!」で40cm超えの良形ゲットン。魚を暴れさせず、すんなりタモ入れ成功していました、流石ですネ・・。もちろん大分方式の「タモ入れ」で決まっています。
上空をトンビのツガイが悠々と旋回しています。タックルバックやスーパー袋の口を空けておくと格好の餌食になります。食事中は気を付けないと音もなく舞い降りてきて、バサッと獲物を奪い去って行きます。鋭い爪で頭をやられ血を流した人もいるとか・・・。
それにしても空が青い・高い、・・・・秋だ!!。
釣果は、メタボリックに体高のある30cm超えのクチブトとスマートな30cmに満たないクチブトの2匹止まりでしたが、そよ風に当たりながら暑くもなく快適な秋磯で一日遊べました。
さあ、これから実りの秋とともに各種磯釣り大会の季節です。35年間続いたモクモクを止め、加齢なる体調を整えては県南へ通います。みなさん、また遊んでください。
小隊長、急なお願いにも快くお付き合いいただきありがとうございました。今年も鵜来釣行よろしくお願いします。それまで浅タナ半遊動練習しておきます。
又懲りずに、お付き合い下さいませ
とりあえず今週末は宜しくお願い致します