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‘萩’の花 が咲き、秋本番です !

この時期、あっちこっちの山野に 出かけると、赤紫色の花房を垂れて咲く、萩の花を見かけます 
「萩が咲く」 といえば、まさに秋一杯なんです  

万葉歌人山上憶良の “ 萩の花/  尾花 葛花/  なでしこの花/  女郎花また藤袴/  朝貌の花 ” の歌で、秋の七草筆頭に上げられる‘萩’・この‘萩’の字は、平安時代に作られ、「クサ冠に秋」と書きます  

  マメ科  ハギ属  落葉低木   開花時期は初夏~10月末頃
豆に似た蝶型の花が咲きます
毎年冬には地上部は枯れ、春に根元から新しい芽が出ます
この「生え芽(はえぎ)」が「はぎ」に変化したのが、名の由来のようです



万葉集の中で、秋の歌が色々歌われていますが、その中で‘萩’がなんと言っても、最も多く歌われています
あまり知らないのですが、次の歌二首が私は気に入っています

“ 秋風は/  涼しくなりぬ/  馬並めて/  いざ野に行かな/  萩の花見に ”   (作者不詳)

“ 草深み/  こおろぎさはに/  鳴く宿に/  萩見に君は/  いつか来まさむ ”   (作者不詳)



花言葉 ; 「 思い 」 、「 思案 」  → 花の色形から、「 優美 」なイメージです
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