こすた みあ Diary

旅の思い出、日々の記憶・・・

Four Seasons Hotel 丸の内

2005-02-13 | Travel
         
       

ラックレートでは手も足も出なかった フォーシーズンズホテル丸の内東京
ようやく、集客に熱心になったのか、一休.comで比較的お得なプランを出してきた。
事前調査から「新幹線View」をリクエストしていざ出陣。

東京駅に程近い、全面総ガラス張りの威容を誇るパシフィックセンチュリープレイス丸の内。
アクセスが八重洲口からというのがやや残念。
たった57室からなる、文字通りのスモールラグジュアリーなその空間は・・・
外国からのビジネス・エグゼクティブの牙城と化していたのでありました。

スパに足を運べば「ジェットラグが辛いのよ~」とセラピストに訴える金髪のご婦人。
他にも個室に消えていくのは、身体のトリートメントにも余念の無いチョイモテオヤジ系
欧米人ばかり。小スペースながら、ジムも完備しているこちらのホテル。
ランニングマシンで心地よい汗を流すのもやはりチョイモテ欧米系オヤジ。

EKKIのディナーに舌鼓。
モダンなインテリアと、極上のホスピタリティー、周りでさんざめく会話は英語に
スペイン語にフランス語・・・。

と、まぁ外人話はこれぐらいにしておいて・・・
L字型のアプローチが印象的なコーナールームのお部屋の内部は、広さ、設備、
ベッドの寝心地まで、何から何までブラボーな素晴らしさ。
両面総ガラス張りのお部屋の窓の外では、新幹線が走る走る。



「こちらに見えますのが、日本が世界に誇る最速新幹線のぞみ500系でございます。
あちらに見えますのは、赤レンガが有名な東京駅舎。
そちらに輝くドームは、東京国際フォーラム、遠くに煌く光は東京タワーでございます。」
お部屋にいながら はとバス観光ガイド のトレーニングができそうだ。

ホスピタリティーも言うに及ばず。
EKKIにて「プティフールはお部屋で頂きたい」とリクエストを入れてみた。
ウェイターさん、スマイルを浮かべて「かしこまりました。」
しかし、一向にプティフールがテーブルから退場する気配がない。
忘れちゃったかな ? ま、いいか。 お腹いっぱいだし。
お部屋に戻る。キッチリ30秒でベルの音。
扉を開けると先ほどのウェイターの方が「お届けにあがりました。」と、にっこりスマイル。
ダイニングでサーブされたプレゼンテーションそのままに、麗しいガラスプレートに
乗せられたプティフールちゃんが届けられた。

ターンダウンが終えられた室内を見渡してみる。
ベッドの足元にはマットが敷かれ、ベッドサイドのデスクにはミネラルウォーターの
ボトルがセッティング。も~なんだか旅館みたい !

最近流行りのデザイナーズ旅館ならぬ、旅館系癒しのホテル。
帰りはベルの方が「そんなに急がなくても・・・」と声をかけたくなるぐらい、ダッシュを
かけてタクシーを呼び込んでくれ「行ってらっしゃいませ」と帰途についた。

お得プランと言っても高かった。しかし、満足。