半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

ピストル射撃の参考書、色々と買ってはみたけれど・・・

2024-05-10 18:00:00 | ライフル射撃、ライフル銃
私がいわゆる "片手系" の射撃を始めたのは大学3年の時のこと。母校のOBにFP選手でもあったH先輩がいらっしゃったり、まだ500人枠にも余裕があって周囲にAPの推薦を受けた同級生が何人かいたので私も興味を持ったのです。当時はAPの主流がCO₂式になりつつあった時期で、私が買ったのもファインベルク・バウのM2というCO₂式の銃でした。発売直後で間に合わなかったのか?取説はご覧のようなコピーで、テストターゲットもM65/80用の取説に貼り付けられていました。




その頃はA.A.ユーリエフの『ターゲット・シューティング』程度しかピストル射撃に関して書かれた本がなく、当時としても内容が古過ぎたので、まずはアメリカで発行された洋書で適当な参考書を探しました。しかし、調べてみたら今でいうところのプラクティカルシューティング系やアメリカ国内のみで行われている草競技系の本ばかり。期待に反してISSF種目に役立つような本はほとんど見つかりませんでした。




アメリカの本でISSF種目に関して参考になったのは、事実上Hans Standl著の『PISTOL SHOOTING AS A SPORT』と『PISTOL SHOOTING』やMTUの教本程度でしたね。




そんなわけで、ピストル射撃競技関連で参考になったのはむしろイギリスで発行されていた本でした。これらの本の中には現在でも手に入るヤツがあるようですね。でもさすがに今となっては内容がちょっと古いので、もう現役の射手の皆さんにお勧めできるような本はなくなっちゃいました(笑)。正直、以前に日ラが発行した教本や『オリンピック・ターゲット・シューティング』の方が遥かに役立ってくれるはずです。



ポジションシューティング関係では今でも役に立つ参考書がいくつかあるけれど、残念ながら現在普通に手に入る "片手系" の参考書の中にはお勧めできそうな本はありません。どこかで最新の理論や技術を紹介した本を出してくれないかなぁ・・・

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