□作品オフィシャルサイト 「マネーボール」
□監督 ベネット・ミラー
□脚本 スティーブン・ザイリアン、アーロン・ソーキン
□原作 マイケル・ルイス
□キャスト ブラッド・ピット、ジョナ・ヒル、ロビン・ライト、フィリップ・シーモア・ホフマン、
クリス・プラット、ケリス・ドーシー、キャスリン・モリス
■鑑賞日 11月13日(日)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)
<感想>
実在メジャー・リーグのオークランド・アスレチックス。
そのゼネラルマネージャー・ビリー・ビーンのサクセス・ストーリーを描く本作。
ビリー・ビーン(ブラッド・ピット)は従来の金でいい選手を集める手法から、
インディアンズのスタッフとして独自の理論を説き不協和音を奏でていた
ピーター・ブランド(ジョナ・ヒル)を引き抜き、彼の細かい選手データを基に
マネーボール理論を作り上げ、負け組球団アスレチックスを勝ち組球団へと導いていく。
その過程をビリー役をブラピが演じている。
前作『ツリー・オブ・ライフ』とは趣きも違い、スポ根ものかと思いきや、
そこにはメジャーで表舞台の選手と背中合わせのスタッフとしての、
そしてゼネラル・マネージャーとしての球団経営における人生訓が描き出されている。
ビリー自身は高校時代は注目された花形選手だったものの、プロでは大成せずに引退。
その挫折や苦悩の日々を送ったプロセスは、ここでは殆ど触れられていなかったが、
もう少しその辺りも触れられていたら、彼の最後の大きな選択は、何をや言わんや、
納得のできるところであり、賛辞を贈れるところだったと思う。
なにせ1,250万ドルの引き抜きを蹴ったのだから(笑)
弱小球団の腰掛のようなアート・ハウ監督を演じたフィリップ・シーモア・ホフマンと
ビリーとの一言一句のやり取りが面白い。 決して粋なやり取りが存在したわけではないが、
互いの映画と野球への“想い”がぶつかり合ったようにも見えた。
ビリーの参謀でありながらもビリーの独断で都度展開が変わっていく中で、
彼そのものもスタッフしての力量を身に漬けていく。
脇に居ながらもビリーをヘルプする姿は太ってはいるけれど美しい。
ビリーが実践したマネーボール理論とは・・・
もっぱら出塁率や長打率を重視する。もちろん四球を選ぶことができる選球眼も大切。
逆に盗塁やバント・エンドランは、アウトを与えるリスクとリターンからやらせない。
また、守備力はあまり考慮しない。つまり守備による失点は無視できる数値の範囲だという。
投手は、与四球、奪三振、被本塁打などの指標は重要視されるが、被安打は殆ど省みられない。
「ヒットは偶然の産物であり、防げない」という極端なセオリーによるもの。
これらに基づき、統計学的手法により導き出された指標により、随時コスト・パフォーマンスの
良い選手を他球団やドラフトで得ることができたというもの。
このあたりを理解して観ていると、そのやり取りはとても楽しい。
ある意味、これは経営戦略であり、最近はやりの「もしマネ~」あたりにや通じる部分も
あるのかもしれない。
決してゲームを見ないビリーだが、とどのつまりはやはり昔取った杵柄で、
監督を超えて口を出すシーンもなかったわけではない。
全体的にしっかりとした脚本のうえに成り立っているから、
ブラピの個性も反映した映画に仕上がっていたのだと思えた。
余談だけど、ロビン・ライトが出ていることを知らなかった僕は、
もちろん彼女の姿を見て喜んだことは言うまでもない(笑)
透明感のある美しい女優さんですよね^^
好きな女優さんが出るのを知らなかったら、
出て来た時、めちゃ嬉しかったでしょうね(笑)
私は、出演を知っていたので、えっ!あのシーンだけ?とちょっと物足りなかったですが・・・
ペンがなくなって、ロビン・ライトになってましたね(汗)
映画は、地味な作りでしたが、私は楽しめました♪
>cyazさん、ロビンのファンだっだんですね♪
透明感のある美しい女優さんですよね^^
気が多くてあちこち好きな女優さんが(笑)
>好きな女優さんが出るのを知らなかったら、
出て来た時、めちゃ嬉しかったでしょうね(笑)
そうですね^^
これ、あまり予備知識なしに見たもので(笑)
>私は、出演を知っていたので、えっ!あのシーンだけ?とちょっと物足りなかったですが・・・
ですよねぇ、もっともっと(笑)
>ペンがなくなって、ロビン・ライトになってましたね(汗)
ま、悪たれペンには付き合い切れないでしょ(笑)
>映画は、地味な作りでしたが、私は楽しめました♪
そうですね^^
大きな山はなかったですが楽しめました!
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コメントらんなく、失礼しておりますが、よろしくお願いします。
>コメントらんなく、失礼しておりますが、よろしくお願いします。
いえいえこちらこそ^^
これからもよろしくお願いいします。