□作品オフィシャルサイト 「コロンビアーナ」
□監督 オリヴィエ・メガトン
□脚本 リュック・ベッソン、ロバート・マーク・ケイメン
□キャスト ゾーイ・サルダナ、ジョルディ・モリャ、レニー・ジェームズ
■鑑賞日 9月2日(日)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)
<感想>
お~、ゾーイ・サルダナ、おひさしぶり~
あの『アバター』のナヴィを以来かなぁ。 今回はあの全身メイクもなく・・・。
リュック・ベッソンが、製作・脚本を手掛ける映画だから、
やはり『ニキータ』や『レオン』の臭いがプンプンする。
それが嫌いかと言われると、・・・好きだ(笑)
両親の命を奪ったマフィアへの復讐に一人で立ち向かう凄腕女性暗殺者。
頭の中を、『ニキータ』や『レオン』、『アサシン』などがオーバーラップしてくる。
息つく暇もなく展開されるアクションは自分をも武器の無い暗殺者に仕立てるようで、
いつもはシネコンの座席に深く座っているのだが、ストーリーが進むにしたがって前のめりになってくる(笑)
その展開は本当にスピーディーで且つスタイリッシュだ。
それもそのはず、監督はオリヴィエ・メガトンで『トランスポーター3 アンリミテッド』などを撮った監督だからだ。
また、肉体と肉体が激突して軋み合う接近戦の描写は、“ジェイソン・ボーン”シリーズからヒントを得て作ったという。
麻薬組織のマフィアたちに目の前で両親を惨殺された9歳の少女カトレヤ(アマンドラ・ステンバーグ)。
彼女は、シカゴでギャングとして生きるエミリオ(クリフ・カーティス)に出会い、彼のもとで
殺しのスキルを習得していったカトレヤ(ゾーイ・サルダナ)は、プロの暗殺者として成長する。
(このあたりはやはり『レオン』だなぁ。ただマチルダの成長過程はレオンの方が詳細だったが。)
そして彼女は両親を殺した者たちに復讐を果たそうと、彼らを探し奔走する。
ただ、次第に彼女はFBIやCIAにマークされ始める。
リュック・ベッソンは10年かかっても『レオン』の続編を作りたいと話してたという。
実際にはそれは実現しなかったが、女性ヒーローとなるアクションに拘っていたという。
それがこの映画にの中に、ベッソンの想いが込められたんだと言っていいだろう。
まさに『レオン』のマチルダが成長して、強靭なカトレアのようになったという感じで。
ゾーイ・サルダナの劇中でのアクションシーンは実に迫力があった。 一部手に汗だった。
しかも彼女はアクションシーンの殆どのスタント(98%)を自らこなしたという。
彼女の戦闘術の殆どはクラヴマガ(イスラエルで考案された近接格闘術)だそうだ。
余談だが、9歳のカトレアを演じたアマンドラ・ステンバーグはこの映画でデビューしたが、
この映画での演技が認められ『ハンガー・ゲーム』に抜擢されたとそうな。
この映画を観終わってまたレオンやマチルダに会いたくなった(笑)
そう、『アサシン』のブリジッド・フォンダにも
リュック・ベッソンは強い女が好きですよね。(笑)
9歳のカトレアを演じたアマンドラ・ステンバーグが良かったです。
クリフ・カーティスは重要な役なのに、プログラムのキャストに写真が載ってないのが不満です。
>リュック・ベッソンは強い女が好きですよね。(笑)
そうですね^^ 結構好みが一貫していますね(笑)
>9歳のカトレアを演じたアマンドラ・ステンバーグが良かったです。
マチルダと比べちゃいました(笑)
>クリフ・カーティスは重要な役なのに、プログラムのキャストに写真が載ってないのが不満です。
なるほど^^ 正面から彼らしいシーンはなかったですね><