□作品オフィシャルサイト 「カイジ2 ~人生奪回ゲーム~」
□監督 佐藤東弥
□脚本・原作 福本伸行
□脚本 山崎淳也、大口幸子
□キャスト 藤原竜也、伊勢谷友介、吉高由里子、生瀬勝久、香川照之、
松尾スズキ、柿澤勇人、光石 研、嶋田久作
■鑑賞日 11月6日(日)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)
<感想>
前作『カイジ 人生の逆転ゲーム』から2年・・・。
地下の強制労働施設送りになった伊藤カイジ(藤原竜也)は
2週間というタイムリミットで地上に戻る。
そのミッションは地下仲間全員の借金2億円を返済するために稼ぐこと。
とは言っても、2週間で2億円とは容易に稼げる金額ではない。
かつてカイジとの勝負に敗れ失脚した元帝愛グループ幹部の利根川(香川照之)と再会し、
裏カジノへの招待状を手に入れる。
そこで待っていたのがカイジを敵視する支配人・一条(伊勢谷友介)だった。
今回は体を張った、そして泥臭い演出こそなかったが、
テンポある展開は評価できるものだった。
前作でも思ったが、カイジ演じる藤原竜也の蜷川流、まるで舞台で演じるような演技は、
ところどころで鼻に付くところもあったのだが、原作は未読ゆえに、この原作のカイジのイメージが
よくわからないのだが、違和感はないのだろうか・・・。
一方、どん底から這い上がり、負け組から勝ち組に転じた一条を演じる伊勢谷友介は、
成り上がりの割りには、やはり迫力不足の感があった。 どん底の味を知り、生死の境を見、
勝ち組に転じたとはいえ、もう少し底を知った男の人間味を感じさせるシーンもあってよかったのでは。
ベタながら、坂崎を生瀬はどうも先日見た『ステキな金縛り』のドライバー役の延長で、
そのイメージがかぶりがち。
利根川を演じる香川も、あらゆる映画に顔を出し過ぎていて、死んではしまったが、
『アンフェア the answer』の雪平の夫役に引きづられる感は否めない。
そんな男たちの運命の鍵を握るのは、前作後半に登場した裕美を演じる吉高由里子。
父(光石 研)への復讐で裏カジノに潜入して働き、何らかの特別な秘密を探るでもなく、
ただ懐疑心だけで動くのはあまりにも厚みがなく、もっと復讐心を増幅させ、
その振幅はMAXでも良かったのではないのか。
そういえば、確か前作でもパーラーでバイトしていたような(笑)
僕はパチンコはやらないけれど、でも終始10億円以上を稼げるモンスターマシーン“沼”に
あの手この手で挑む姿とノリは単純ながら楽しめた。
しかしながら、難攻不落のその“沼”攻略が、磁石だったり、台や床の傾斜だったり、
穴からの空気であったりと、この辺はえらくベタな設定だったのがガッカリ。
なんかもっとエンタテインメントでエキサイティングな別の方法も考えられたのではないのかな
(原作もこれだったらすんません)
ツッコミ満載でしたが、今回もけっこう楽しく観ることができました。
でも、前作より地味だったかなぁ?^^;
今回は伊勢谷さんの演技に目に行きました♪
藤原くんより伊勢谷さんのほうが顔が好みなもので
でも香川さんもいいんよなぁ
>カイジ演じる藤原竜也の蜷川流、まるで舞台で演じるような演技
そうなんですよねぇ~。
もともと舞台でデビューしたし、蜷川さんの影響が大きいのでしょうか
どうしてもリアクションが舞台っぽくなってしまうんですよね。
前作よりは、その辺は緩和されてるように思いますが、まだまだ目につきますね^^;
>ツッコミ満載でしたが、今回もけっこう楽しく観ることができました。でも、前作より地味だったかなぁ?^^;
確かに(笑)
死と背中合わせの切迫感は一切なかったですね(笑)?!
>藤原くんより伊勢谷さんのほうが顔が好みなもので でも香川さんもいいんよなぁ
ん、NAOさんの趣味はちょっと捉えるのが難しいなぁ(爆)
>蜷川さんの影響が大きいのでしょうか
どうしてもリアクションが舞台っぽくなってしまうんですよね。
あれはあれで、他の若手にはない味わいなんだけど、
今回は派手なシーンもなかったので、
やけに鼻に付きました(笑)
原作と映画のカイジは別の人だけど、まあ、全く同じ人でなくっちゃいけないって訳でもないと思うよ。
>沼のトリックは原作と一緒です。だからネタバレ状態でその点は面白くなかった。
そうだったんですね(笑)?
>原作と映画のカイジは別の人だけど、まあ、全く同じ人でなくっちゃいけないって訳でもないと思うよ。
なるほど^^
藤原カイジも悪くはないってことですね^^