サッポロ シティ フォーカス

2005年秋、職場のある札幌都心を撮り始めました。会社事務所2011年創成川沿いから植物園隣に移転後も続けています。

疎開するクロロフィル。

2007-08-31 23:45:53 | さっぽろの植物

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秋になると、樹木の葉からは、葉緑素やタンパク質が幹に移動する。

赤い色は、葉に残った色素で、クロロフィルがなくなるにつれ、面に出てきて増加する。(写真は葉の先から色が変わり始めている大通公園西2丁目のカエデ)

気温や日照の具合による変化なのだろうけれど、風景が日本画を模倣しているようにも見える。


養緑の素は?

2007-08-30 18:25:17 | さっぽろの植物

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大通西2丁目南西角の大きなプラタナス。8月30日。

下の方に、少し枯葉が見えたけれど、葉は大きく元気だった。初夏になっても、葉が少なかったので心配だった。どんな要因で、回復したのだろう。

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こちらは、ほぼ同じ位置の6月29日。あ、葉が少ない・・・と思った。もしかすると、冬に椋鳥が集結した事と関係があるのかなと訝っていた。

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上の写真は、7月24日。

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そして、今日、すっかり回復ししていた。

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同じ大通西2丁目には、もう紅葉し始めている樹木もあり、

1ヶ月以上も花が咲き続いているノウゼンカズラもあった。


緑被率19.1%

2007-08-29 18:15:56 | 札幌の街並み

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写真は、JRタワーから石狩湾本面を臨む。

< 札幌市環境局環境事業部計画課発行「札幌市環境白書 平成18年度版」87ページによると、

 「札幌市とその周辺地域の平地部では石狩湾に沿った防風林や北海道大学のキャンパス、野幌森林公園等、いくつかの拠点的な緑地がありますが、連続性やまとまりに欠け、山地部に偏在した分布になっています。」とあった。

 こちら遠方は、野幌森林公園。

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 札幌市環境白書の続きには、「札幌市の市街地(市街化区域)に限ってみると、樹林地の割合は、8.0%、草地は8.8%、農地は2.8%、緑被率は19.1%にすぎず、市街地の緑が少ないことがわかります。」とある。

 平地がかなり建築物で埋められている現在、屋上緑化なども、あってもいいのにと思う。

 屋上緑化はC0削減よりも、都心のヒートアイランド現象の緩和に効果があるようだ。


Salix

2007-08-28 21:48:22 | さっぽろの川

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樹木の子孫の残し方は、多様だ。種子として残す他、倒れた後、そこから発芽して再生する場合もある。

人間でいえば、臥せっているうちに、足から子供が出てくるようなもの・・・。芽がでるのは、足からなのか頭からなのか?もちろん、足でも頭でもない。でも、汎人論的に考えると、別の生命体の凄さが迫ってくる。

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今日8月28日は、アンダーパス工事の北限へ出かけた。ここから創成川は顔を見せる。


他者の食欲によって・・・。

2007-08-27 16:30:08 | さっぽろの植物

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昨日アップした大樅(ドイツトウヒ)の横では、アカガシワが団栗を落としていた。

土に簡単に埋まりそうにないこの形。リスなどが見つけて、食べるために地中に埋めておく。その一部が忘れたかしてそのまま残る。これが発芽する。カシワのカシコイ次世代基準。

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団栗の背比べというけれど、もとの木はかなり背が高い。

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