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司法試験合格者増員 日弁連がペースダウンを緊急提言

2008年07月19日 23時59分15秒 | ヒマ話
司法試験合格者増員、日弁連がペースダウンを緊急提言(読売新聞) - goo ニュース

司法試験合格者数を
2010年に年間3000人に増やす政府方針について、

日本弁護士連合会は18日の理事会で
「数値目標にとらわれず、増員のペースダウンを求める」
とする緊急提言を採択した。
増員による質の低下が懸念されるとの理由。
他の法曹関係者からは
「法曹人口増員を認めてきた日弁連が方針を事実上転換するもので、
司法制度改革趣旨に逆行する」と疑問視する声も出ている。


鳴り物入りで始まった司法制度改革も3年もたたずに
挫折しそうな予感。

司法制度改革の3本柱と言えば
法テラス
新司法試験と法科大学院制度
裁判員制度

そのうちの新司法試験と法科大学院制度が
危機的状況に陥っているのではないでしょうか。

法曹人口増員については
弁護士の危機感がとても強いです。

いわく、弁護士の質の低下、
いわく、司法試験合格者の就職難・・・etc

ところが、一般市民の共感はあまり得ることが
できていないようにも思います。

増員反対を唱えているのが
弁護士業界だけで
質が低下して困る一般市民からは
ほとんど聞こえてきません。

業界として考えたときに
競争が起きれば質が落ちるという論理が
一般社会では受け入れにくいのではないか
とも思います。

一般社会で参入障壁はほとんどなく
法曹業界よりももっと激しい競争を演じながら
質の高いものを生み出そうとしています。

何故法曹業界だけが競争がおきれば質が低下するのか
法曹業界が他業種に比べて特別な理由は何なのか?
いま一つ説得力を持ちえていません。

弁護士の数が増えれば、
質の低下が本当に生じるのかもしれませんが、
現時点では、
弁護士の既得権益を守りたいという本音が
見え隠れしてなりません。

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