先天性風疹症候群(CRS)の報告が続きます。今回は私の地元である栃木県から;
■ 風疹で障害の赤ちゃん34人に
(2013年12月27日:NHK)
風疹の流行の影響で赤ちゃんに障害が出る症例が全国で相次ぐなか、新たに栃木県で1人の赤ちゃんが「先天性風疹症候群」と診断され、去年からの流行で障害が出た赤ちゃんは、全国で34人となりました。
風疹は、妊娠中の母親が感染すると、赤ちゃんの心臓や目、耳などに障害が出る「先天性風疹症候群」になるおそれがあり、ことしの春から夏にかけて風疹の流行がピークとなったことから、この冬にかけて生まれる赤ちゃんへの影響が心配されています。
こうしたなか、今週、栃木県内の医療機関から新たに1人の赤ちゃんが「先天性風疹症候群」と診断されたと報告があったということです。栃木県で赤ちゃんが「先天性風疹症候群」と診断されたのは、すべての症例を国に報告するようになった平成11年以降では初めてです。
去年から続く流行で、「先天性風疹症候群」と診断された赤ちゃんは全国で34人となり、このうち今年に入ってからだけでも30人と、現在の報告制度になってから最も多かった平成16年の10人の3倍に上っています。
専門家は、流行のピークから見て障害が出る赤ちゃんは、今後さらに増える恐れがあるとして、診断や治療体制を整える必要性を指摘しています。
感染経路は家族ではなく「職場」が一番多いことが判明しました。妊娠が判明した頃が一番ハイリスクであり、その時に職場の男性、あるいは夫が風疹にかかっているとアウト・・・という避けがたい状況なのです;
■ 風疹感染は職場が最多 対策を
(2013年12月31日:NHK)
ことしの風疹の流行で感染経路として最も報告が多かったのは職場だったことが国立感染症研究所の調査で分かりました。
流行は、来年も続くおそれがあり、専門家は、風疹にかかったら出社しないなど職場での対策を強化する必要があるとしています。
熱や発疹などが出る風疹は、患者のせきなどを通じて広がり、妊娠20週ごろまでの女性が感染すると赤ちゃんの目や耳、それに心臓などに障害が出るおそれがあります。
国立感染症研究所が、ことし1月から9月中旬までに風疹と診断された全国1万3987人の患者のうち感染経路の報告があった3650人を調べたところ、職場が32%、家族が19%、学校が4%となり、職場が最も多かったことが分かりました。
また患者の6割は、会社員など20代から40代の男性でした。
風疹の流行は来年も続くおそれがあり、国立感染症研究所の多屋馨子室長は「風疹にかかったら出社しないことが必要だ。
ワクチンを接種していない男性も多く、次の流行が起きる前にワクチン接種など対策に努めてほしい」と話しています。
★ CRS関連の過去ログ
(2013年12月20日)33例目の先天性風疹症候群が発生
(2013年12月07日)30例目の先天性風疹症候群が発生
(2013年11月08日)26例目の先天性風疹症候群が発生
(2013年10月31日)22例目の先天性風疹症候群が発生
(2013年10月11日)20例目(19+2-1)の先天性風疹症候群が発生
(2013年09月21日)19人目の先天性風疹症候群
(2013年09月05日)18人目の先天性風疹症候群
(2013年08月29日)17人目の先天性風疹症候群
(2013年08月01日)14人目の先天性風疹症候群
(2013年04月26日)風疹流行止まらず・・・10人目の犠牲者(先天性風疹症候群)
■ 風疹で障害の赤ちゃん34人に
(2013年12月27日:NHK)
風疹の流行の影響で赤ちゃんに障害が出る症例が全国で相次ぐなか、新たに栃木県で1人の赤ちゃんが「先天性風疹症候群」と診断され、去年からの流行で障害が出た赤ちゃんは、全国で34人となりました。
風疹は、妊娠中の母親が感染すると、赤ちゃんの心臓や目、耳などに障害が出る「先天性風疹症候群」になるおそれがあり、ことしの春から夏にかけて風疹の流行がピークとなったことから、この冬にかけて生まれる赤ちゃんへの影響が心配されています。
こうしたなか、今週、栃木県内の医療機関から新たに1人の赤ちゃんが「先天性風疹症候群」と診断されたと報告があったということです。栃木県で赤ちゃんが「先天性風疹症候群」と診断されたのは、すべての症例を国に報告するようになった平成11年以降では初めてです。
去年から続く流行で、「先天性風疹症候群」と診断された赤ちゃんは全国で34人となり、このうち今年に入ってからだけでも30人と、現在の報告制度になってから最も多かった平成16年の10人の3倍に上っています。
専門家は、流行のピークから見て障害が出る赤ちゃんは、今後さらに増える恐れがあるとして、診断や治療体制を整える必要性を指摘しています。
感染経路は家族ではなく「職場」が一番多いことが判明しました。妊娠が判明した頃が一番ハイリスクであり、その時に職場の男性、あるいは夫が風疹にかかっているとアウト・・・という避けがたい状況なのです;
■ 風疹感染は職場が最多 対策を
(2013年12月31日:NHK)
ことしの風疹の流行で感染経路として最も報告が多かったのは職場だったことが国立感染症研究所の調査で分かりました。
流行は、来年も続くおそれがあり、専門家は、風疹にかかったら出社しないなど職場での対策を強化する必要があるとしています。
熱や発疹などが出る風疹は、患者のせきなどを通じて広がり、妊娠20週ごろまでの女性が感染すると赤ちゃんの目や耳、それに心臓などに障害が出るおそれがあります。
国立感染症研究所が、ことし1月から9月中旬までに風疹と診断された全国1万3987人の患者のうち感染経路の報告があった3650人を調べたところ、職場が32%、家族が19%、学校が4%となり、職場が最も多かったことが分かりました。
また患者の6割は、会社員など20代から40代の男性でした。
風疹の流行は来年も続くおそれがあり、国立感染症研究所の多屋馨子室長は「風疹にかかったら出社しないことが必要だ。
ワクチンを接種していない男性も多く、次の流行が起きる前にワクチン接種など対策に努めてほしい」と話しています。
★ CRS関連の過去ログ
(2013年12月20日)33例目の先天性風疹症候群が発生
(2013年12月07日)30例目の先天性風疹症候群が発生
(2013年11月08日)26例目の先天性風疹症候群が発生
(2013年10月31日)22例目の先天性風疹症候群が発生
(2013年10月11日)20例目(19+2-1)の先天性風疹症候群が発生
(2013年09月21日)19人目の先天性風疹症候群
(2013年09月05日)18人目の先天性風疹症候群
(2013年08月29日)17人目の先天性風疹症候群
(2013年08月01日)14人目の先天性風疹症候群
(2013年04月26日)風疹流行止まらず・・・10人目の犠牲者(先天性風疹症候群)