佐藤千春ゼミ(朝日大学法学部)の活動状況(2006年から現在)

佐藤千春研究会について在学生やOBに知ってもらうための公開情報です。大学院については別にヤフーのブログを開設しています。

次年度のゼミの課題

2010年02月12日 10時34分45秒 | Weblog

 2月に入りましたね。受講生の皆さん、どうしていますか。アルバイトに、あるいは就活に、あるいは郷里でのんびり過ごしている人もいるかもしれませんね。「さとっち」は、風邪で寝込みましたが、しばらく咳が残ったので、なるべく人に会わないよう心がけておりました。今も完全復調とはいえません。このような状況下にあっても、本来は自業自得で処理していいのでしょうが、4年の1学生について、卒業の可能性を探るため努力を続けていますし、34年生に対しては就活に対する呼びかけを随時行っています。

 ところで、ゼミのテーマですが、平成21年度は「取引」をやりました。平成23年度は「家族財産」を予定しています。平成22年度は、前期は「医療に関する判決」、後期は「スポーツに関する判決や判断」を取り上げることにしました。いつもは、これに無体財産(著作権、特許権など)に関する判決も加えるのですが、今回は希望者があればトピック的に採用することにして、一応はずしました。歴史的な判決は授業やテキストで学んでもらうことにして、ゼミでは一歩踏み込んでホットな判決を検討しています。最近、医師の説明義務や行為義務に関する重要な最高裁判決が出ています。たとえば、最判平成20424日「チーム医療における説明義務」、最判平成1943日 「転送義務違反の有無」などですね。スポーツに関しても、平成20年にドーピングに関する仲裁判断が出ていますし、最判平成1833日「バレーボール試合中の心筋梗塞」などもありましたね。ゼミ生と話し合うことで、何か得たいといつも思っています。参加者も多少は準備してくださいね。

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