クレール美容室の独り言

近年は女性の抜け毛や薄毛が増え続けています。それらの予防にために安全な美容施術やヘアケア商品の開発を行っています。

本当にありがとう。

2018年05月31日 | ペット(犬)
先日、我が家の愛犬『ルイス』が亡くなりました。

このブログに書く事を随分と躊躇っていましたが、実はシャンプーの開発時にも大活躍してくれたので、その存在を忘れないためにも書いてみようと思います。

それは突然の事でした。

朝、仕事に出かける前に何時もとは様子が違って台所で足元に伏せをしたまま動かないルイスがいました。

いま思うと大好きなママの側を少しでも長く居て離れたくなかったのかもしれませんね。

何時もは自分のハウスで寝ているはずなのに、何だか珍しいな?と思っていました。

そして、その日の午後。

滅多にない母からの電話で「ルイスがいま死んじゃった」と受話器の向こうで泣いていました。

それは全く苦しむことも無く眠るように静かな最期だったそうです。

でも、まだ仕事がたくさんあるし「お客様の前では泣いてなんかいられない」と自分を奮い立たせて仕事をこなしました。

自宅に帰ると安らかな顔押して横たわるルイスがいました。本当にまだ寝ているような優しい顔をして。

思わずルイスを抱きかかえて、心の底から泣きました。

ルイスは『僧帽弁閉鎖不全症』という病気により、満10才と言う若さで旅立ちました。

この病気は案外多いようで、ハッキリした原因はいまだに不明なのだそうです。

ただ、たまに咳をしたりする程度の症状しかなく、気が付いた時には心臓肥大により肺が圧迫されている状態でした。

ここ数日間は関の発作も多くなり、本当に辛そうでしたが鳴く事も無く我慢強く一生懸命に生きてきました。

獣医さんからは「絶対安静に」と言われていましたが、それでもルイスは健気に飼い主を喜ばそうと、私達が自宅に帰ると玄関まで迎えに来たりしていました。

ルイスはご近所に散歩に出かけても絶対に鳴かない吠えない、どの犬とも仲良くするとても優しい性格だったので、近所の散歩仲間からもとても人気物でした。

その訃報をどこで聞いたのか花束を持って弔問に訪れて下さる方もいました。

毎日当たり前のように側にいたルイスですが、突然の別れにただただ何とも言えない寂しさが込み上げてきます。

小さい時から肌が弱く獣医さんにはアレルギーがあるからと言われてきましたが、セーヌのシャンプーの開発時に試作品を試すことで症状が軽減される事が良くわかり、その結果のテストデータが現在の製品に活かされています。

いまは何時も一緒に寝ていた布団の中にさへ、ルイスの温もりを感じる事もありません。

我が家に来て10年「ルイス君あなたは本当に幸せでしたか?」

私たち家族を、何時も和ませ、癒し、笑わせてくれたことを心から感謝しています。

本当に本当にありがとう。そしてさようなら。

どうぞ安らかに眠って下さいね。

 

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「それで良いのだと思います」

2018年05月31日 | 美容育毛
先日、ある場所で偶然にも知り合いの美容師さんに出会いました。

久しぶりにお会いしましたが元気だったので、とても嬉しかったです。

この方とのお付き合いの始まりは、数年前に関先生が現在の「日本予防医学協会」となる前に「関毛髪総合研究所」と言う名称で育毛や毛髪の研究所を開設されたのですが、その時講師としてお手伝いをさせて頂きましたが、その時の育毛の講習会に参加していたことがありました。

お話の中で、その頃の事を思い出され「昔は育毛で髪を生やさないといけないと思っていたけど、それが難しい事に気付き今では髪を傷めない事に気を付けています」と私にお話されたのです。

実は、それこそが育毛の答えなのではないかと私も思っています。

だから、アドバイスとして「髪を傷めないように気遣う事は頭皮にも負担を掛けず、それで育毛は出来ていると思います。だからそれで良いのだと思いますよ」とお話させて頂きました。

すると「何かお話がすーっと入ってきます」と喜んでくれました。

本当に素直な性格の美容師さんだなと思いました。

美容は美しく見せる事と相反して細胞からすると本当は危険な薬品や施術によるストレスだらけなのかも知れません。

その為に抜け毛や薄毛、損傷髪や肌荒れなど多くのトラブルを引き起こす事が多々あります。

だからこそ安全で安心な施術とアウターケア商品の使用はとても大切な事なのです。それを私達は「美容育毛」と呼んでいます。

今回の放送は髪と体の健康の繋がりを解説されているようです。



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ネットの『口コミ』ってあてにならない?

2018年05月30日 | 安全な美容を選んでね
毎日ブログを書いているけど、検索数とか口コミはあまり気にしていませんでした。

それでも真面目に応援してくださる読者の方々には自分も一生懸命に応援させて頂こうと思い、その方のブログをいつも読ませて頂いております。

今日はお客様から「グーグルでクレール美容室の検索をしたら一件の口コミがあり星4つの評価があったけど、それってお客様ですか?」と聞かれました。

普段、自分ではクレール美容室で検索したことがないので全然知らなかったけど、お客様と一緒に確認したら、ご来店頂いた事のない方でした。

見ると投稿は2カ月前となっていましたが、当店は基本的には女性のお客様専用なので新規の男性客の方は、お越しにならないからです。

なのに星4つの評価って不思議ですね。

こんなのを見ると「口コミもあてにならないねって」思われても仕方がありませんね。

特に評価は気にしていなですが、これを見てその方の他の評価もあてにならいないと思われないでしょうかね?

その方が心配になりますが。


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安全な化粧品の見分け方?

2018年05月29日 | ラ・ポーデュベベ(スキンケア)
お客様やメールでの質問に頭皮やスキンケア商品の安全性の見分け方がとても多くなりました。

これ、実はとても簡単な事で容器を振って見て泡立ちが良く、泡が中々消えなければ要注意です(全てが水溶性でも多少は泡立つけど早く消えます)

それと表示を見て一番初めが水と書いてあるのに植物系のオイルが配合されているような物も要注意ですね。

その理由は界面活性剤が含まれているからです。

一般の人は界面活性剤と言うとシャンプーやリンス(トリートメント)や台所洗剤などを連想されると思います。
でも、その他の多くの化粧品にも界面活性剤が使われているをご存知でしょうか?

それは界面活性剤の中には洗浄成分としてだけではなく、水溶性と油溶性(植物オイル)などを混ぜ合わす為の可溶化剤としての役割があるのです。

ラ・ポーデュべべがより安全性を高めるために全ての原料に水溶性といているのはその為でもあるのです。

シャンプーや洗剤のようなリンスオフ(洗い流す物)は、まだ安全性が確保しやすいのですが、リンスオフ(塗りっぱなし)の好きケア商品は界面活性剤を含んだものを頭皮や顔などに着けたまま一日中過ごしているのです。

これでは肌を守る役割の角質層が溶解され、皮膚からのアレルゲンの侵入などをし易くなってしまいます。

界面活性剤は例え洗浄成分でなくても容器に入れて振ると泡立ち、しばらく消えません(比較に水を同じようにすると泡立たず直ぐに水に戻ります)

この様に頭皮のスキンケア商品に界面活性剤が混ざっていると確実に表皮は薄くなり刺激を受けやすくなると言う事を覚えておいて下さいね。

試に家にある化粧水や美容液をフリフリして試して見てはいかがでしょうか?


ラ・ポーデュベベの美容液
初めて使う人は必ず「水みたい」って言われます。
だって全ての原材料が水溶性だから全てが水ではないけど水に近いと言えば近いですね。
その事が最も安全性への拘りで、しかも長く使えば使う程、自分の肌が強くなるのを実感すると言われます。

美容液=しっとり、なんて定義はどこにもありません。
むしろ、水と油を同居(一つの製品として)させる事に無理があるのですよ。


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ワクワクします

2018年05月26日 | セーヌ・シリーズ(ヘアケア商品)
昨日届いた大量のサンプル。

先日から商品のリファインに向けて新しい原材料を加えて処方箋しましたが、その試作品を送ってくれました。

今日も忙しいけど合間にデータを取りながらより良い商品を作りたいと思います。

新製品や商品のリファインをする時の開発時は、いつもワクワクします。

しかも自分が一番初めに試すことが出来るのは発案者の特権なんて思います。

昨日は偶然居合わせたお客様に特別に使わせて頂きなしたが「これ販売したら欲しい」と喜んで頂けました。

セーヌをご愛用頂いている皆様、どうぞ楽しみにしておいて下さいね


この中から最も理想的なものを選ばないといけないけど、どれも優れ物だからね~とにかく頑張ります。

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「なかなか言えないですね」

2018年05月25日 | セーヌ・シリーズ(ヘアケア商品)
昨日、お客様から「久しぶりに会った友達の髪が薄くなっていて驚いた」とのお話を聞きました。

そのお客様も薄毛で悩んでいましたが「最近は髪もしっかりしてきたし、生え際の髪がたくさん生えてきた」と喜んでくれていました。

そのせいか、そのお友達に「シャンプーとスカルプローションを勧めてあげたいけど、なかなか言えないですね」と本音をポロリと言われました。

その理由を聞くと、その方の甥っ子さんが美容師でシャンプーと育毛剤をずっと使っているからだそうです。

そこで「育毛剤を長年使うと返ってに薄くなると思いますよ」と言うとちょっと驚かれたので、育毛剤の何が良くないのかを説明すると「なるほど」とご理解頂けたようでした。

あまり髪の事には触れないようにしているそうですが「あなたは髪が増えたね」と言われるので「その度にシャンプーと頭皮の美容液の話をしようかと思ったけど、甥っ子さんとの関係もあるので、自分からはなかなか言えないね」と話しておられました。

特に相手が女性だから余計ですね。

私からはお友達との関係性もあるので「もし、ご縁があればその方の方から相談されるかもしれないので、それまではそっとしておいてあげた方が良いかもしれませんね」とお話がおわりました。



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妊娠中のヘアカラーを検索する人へ

2018年05月25日 | 妊婦さんの美容施術
いつもブログをお読み頂きまして誠にありがとうございます。

こんなブログでも「楽しみにしております」とエールを送って下さる方々が意外にもたくさんいて下さるようなので、これからも美容師の本音を書き綴れたらと思っています。

さて、この数日の間に何故か「妊婦さんのヘアカラー」への検索数が非常に多くなりました。

おそらく妊娠中のヘアカラーについての安全性を心配しての事と思われますが、その疑問について私なりの答えを書いてみようと思います。

まず妊娠中のヘアカラー剤で最も心配される事は胎児への影響(羊水の汚れ)だと思われますが、これについては明確な答えはありません。

なぜなら、それを立証するようなデータが現時点では存在しないからです。

しかしながら薬剤が皮膚から吸収されること自体は十分に考えられ、一般に遅延型のアレルギーはそれら経皮吸収によるものと言われています。

例えば医薬品の貼付剤などの説明に対しては以下のようなものがあります。

医薬品には錠剤やカプセル剤などの経口剤、注射剤、点眼剤、貼付剤などさまざまな形態(剤形)が存在しますが、これらの医薬品は患者の病気の症状に応じた最適な方法により、有効成分を全身又は特定の患部に送り届けています。
貼付剤の剤形をしたもののなかで、貼付部位の皮膚や筋肉への局所的な作用ではなく有効成分を皮膚から血液中に吸収させて全身に送り届けることを目的とした医薬品があります。これを経皮吸収型製剤といいます。

一般的には経皮吸収型製剤は肝臓を経ることなく薬を全身へ送り届けることが可能とされているのですが、血液中に吸収されるとなるという事は肝臓や腎臓などへの影響は免れません。

また、一般に美容室の店内の空気には様々な化学薬品が浮遊しているために、それも妊婦さんにはあまり良い環境とは言えず、心配されるのは鼻からの粘膜吸収です。

これらを踏まえ、母体の臍の尾から栄養補給をしている胎児への影響が心配されるのは普通の事なのではないでしょうか?

またヘアカラー剤(ヘナでも)皮膚に直接触れる事で微量ですが経皮吸収がされている事は間違いなく、その為に体質が合わないと遅延型のアレルギー(かぶれ)を起こすのです。

人の健康な皮膚にはバリア層があり様々な物質を体内に侵入させないような防衛システムがあるはずなのに、溶解能力のある活性剤などにより、その機能は簡単に崩れ体内への侵入を防ぐことはとても難しく、今では様々なアレルギーなどのトラブルが増えています。

その意味ではシャンプー剤やスキンケア商品など、ほとんど毎日使う化学薬品を安全な物に替えるだけでも随分と防げることは当たり前のことなのかもしれませんね。

実際に先週、当店のお客様から出産時にお医者様から「こんなに綺麗な胎盤を見た事がありませんと褒められました」とお話しして下さいました。

もちろん妊娠中はヘアカラーを止めて頂ましたが、ヘア&スキンケア商品も長年にわたり当店の商品だけをお使いいただいておりまります。

その理由には、重度のアトピー性皮膚炎を若いころから患っておられたため様々な副作用で苦しんでおられたのですが、当店にお越しになり食べ物や飲み水をはじめ生活に携わる全てのことにアドバイスを送らせて頂いて来たことで、今では体質が随分変わりました。

でも、羊水が綺麗だった事の同様の意見を今月はお二人の方から伺い、お礼を言われていました。

もちろん全ての人がそうなるかどうかは分かりませんが、いずれにしても良かったです。

私の持論は「疑わしきものは避ける」と言う事であり、自分の大切なお客様にはその事を徹底しており、当店では妊娠中はカットだけをお勧めしております。

たまに、お客様からは「商売なのに売り上げ下がるけど断っていいの?」なんて言われるけど、それには母子ともに健康でいてくれる事を何よりも最優先してほしいからです。

妊婦さんのヘアカラーで検索している人の中には「妊婦でも安心していける美容室」を探している人が多いようですが、以上の事からも妊婦さんと言うよりも胎児にとって100%安全と言える美容室は無いと思います。

ご自分の大切な子供の未来(ご自身にとっても)について出来るだけの安全を願うなら、出産から断乳が終わるまでパーマやヘアカラーなどの薬品を避ける事を私はお勧めします。

長い人生の1~2年ぐらいは出産後の長い時間を一緒に過ごすことになるお子様の未来を考えたら、その位の時間は「長いようで、短い、」そんな気がします。

そして売り上げよりももっと大切なもの、それは本当の意味での「思いやり」だと思うのです。

貴方のお気に入りの美容室も、そんな思いやりのある美容室であって欲しいと願います。

もちろん、これはあくまでも私個人の意見ですが。



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「毛染め専門店」について思う事

2018年05月24日 | 安全な美容を選んでね
最近は「毛染め専門店」が増えて来ましたが、それについて思う事を書いて見ようと思います。

超大衆からホームカラーの持ち込み、さらには自動先発機などによる超手抜きシャンプーをするサロンまで、今では何でもござれって感じの「毛染め専門店」

そんな中、先月ある地域情報誌に白髪染め専門店のオーナーさんの記事が掲載され、そこには「働きやすい環境づくり」としてパートの美容師さんを集めて経営していると書かれていたのです。

勿論、女性に働く機会が与えられる事は本当に良い事だと思うのですが、本文の中で気になったことがありました。

それはオーナーさんの意見に「ヘアカラーは美容師のスキルとしては基礎編に近く、シャンプーやブローの次に覚える技術なのでブランクのある美容師でもやりやすい」との文言です。

私は、ここに商売人の本性を見たような気がしました。

美容室におけるヘアカラーはかなり高度な知識と技術を必要とし、アレルギーなどの危険性も考えられるために高いスキルが要求されるプロフェッショナルな仕事の一つなのです。

例えば塗り方一つで染まり方や損傷具合も違うし、かぶれも起こしてしまう事もあるのです。

それなのに「ヘアカラーは簡単だからスキルの低い美容師でもOK」なんて考えは美容師は愚か、お客様をも見下しているように思えてなりません。

昔ある美容メーカーの研究員さんがディーラーの担当者と同行で当店にヘアカラー剤の新製品を持って来た事がありますが、その時に「これ良いですよ」と言われたので、どう良いの?と聞くと「安くて簡単に染めれるため素人でも出来るくらいだから」と説明しました。

これが15年以上も前の話で、この時はメーカーの研究員もディーラーの人も美容経験のない人なのに美容師も随分舐められたものだな~って思ったことを思い出しました。

そこで「それなら素人さんに売ってあげたら?」と答えました。

すると流石にメーカーの研究員さんは「今は難しい薬剤は若手の美容師には評判が悪く、経営者には低コストでないと怒られる」と反論しました。
(これがほとんどのメーカーの思想であり、だから私は自分で商品開発をすることにしたのです)

確かに、そんな事を言う美容師がいる事も残念な事ですが「でも私が本当に欲しいのは値段が高くてもカブレない、そして傷まない、そんな安全な薬剤を開発してくれたら喜んで仕入れる」と言うと2人とも不機嫌な顔をして帰りました。

でも、それがプロであり美容室で施術を受けて下さるお客様に対する礼儀ではないのかなと思っています。

15年以上も前に「素人でも簡単に染まる」と聞いた時に既にヘアカラー専門店が出来るのだろうな~と思ったことがありました。

でも、私の尊敬している職人さんが「○○○の専門店ほど実は技術が怪しいものですよ」と教えてくれました。

それは自分の職の中で、どんなお客様にも対応するためには、それなりの経験と実績を摘むために幅広く勉強しないといけないからです。

だけど〇〇〇専門店と言うと「専門店だから安心」と言う消費者の心理と合致する事で商売が上手く成立するからです。

でも本当に優れた職人なら、どのようなお客様にでも対応できる適応能力を持っていると思うし、そのような人が達人として慕われているのだと思います。

これから先も毛染め専門店と言う新しいジャンルの美容サロンが拡大しそうですが、そこには全ての技術が出来る普通の美容師が働いていて欲しいと願います。



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高額料金の美容室?

2018年05月23日 | 美容について
今朝テレビを見ていたらカット料金が1万円以上もする「高額美容室」について取り上げられていました。

ようやくデフレ脱却のため、技術の安売りに歯止めがかかって来たのかな?なんて期待しながら見ていました。

東京のど真ん中にあるお店だから、高額料金でも受け入れられているのか?と思いきや意外にも事前調査ではアンケートの93%の人が「高い」との評価を下していました。

その内容と言えば人気のスタイリストさんのインタビューで「カットの技術だけではなく、自分たちの経験談などを話す事などのサービスも含まれる」との事。ん~ん益々期待が高まります。

そして接客の様子を隠しカメラで写していると、特別凄いカットのテクニックがある訳でも無く、むしろ「それで高額料金・・・」と言いたくなるようなものに感じました。

では会話の中に人気の秘密があると言うのですが、聞いていると新入社員さんの会社の不満や悩みを聞きながら優しく優しくアドバイスをしていました。

これが人気の秘訣なのだそうですが、そんなのは普通の事で、何処の美容師さんでもしていることだと思います。

それにサービスと言うなら「それを料金を含むこともおかしいだろう」と思ったのは私だけなのかな?

仕上がったお客様の意見にも「悩みの相談を聞いてくれるから」がほとんどで「ここのカットは凄く上手い」と言う人は結局一人もいませんでした。むしろ最も残念な評価かも知れません。

価値観は人それぞれだから別に気にすることはないと思うのですが、かつてのカリスマ美容師がブームで終わったように、また本筋から外れた事で高額料金の美容室が増える事が業界にとってやがてマイナスにならないか?が心配されますね。

ほんと特別な技術を期待してテレビを見ていただけにちょっとガッカリ。ユーザーでなくても残念な気持ちになりました。
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消費者は試されている?

2018年05月23日 | 安全な美容を選んでね
ついに台所洗剤にまでボタニカルの波が押し寄せて来ましたね。

最近は多くのメーカーが商品を販売するにあたり、無理やりキャッチコピーをつけているように思います。

以前もある化粧品メーカーが「水だったんですね」と言って髪が傷む原因が、あたかも水道水の銅イオンだと宣伝していたのですが、流石にこれは失敗に終わりました。

これすら忘れさられているようですが。

「水だったんですね」の少し前にブームになったのが「ノンシリコン」でした。

でもシリコンを多用したのも他ならぬ大手の化粧品メーカーなのです。

流石にこのコピーだけはバカらしくなりましたけどね(シリコンは悪くないと言う美容師もいるようですが、弊害が無ければ、わざわざノンシリコンを謳う必要はありませんからね)

今はボタニカルと言うフレーズを多くのメーカーがキャッチコピーにしているようですが、これもいつまで続くことやら・・・・?

昔、あるメーカーが「洗う成分の100%が植物です」と言うキャッチコピーで売っていた植物物語と言うシャンプーがありましたが、その当時はボタニカルなんて誰も言っていませんでしたね。言葉自体は昔からあるものなのに。

最も洗う成分以外があまりにも良くなかったことは言うまでもありませんが。

私達の作るシャンプーもノンシリコンやボタニカル原料なんて当たり前の事だけど、そんな事をいちいち宣伝文句に使わなくても、実際に使って頂いた結果が良ければそれで良いのでは?なんて思います。

この業界はいつまで消費者が何に食いつくかを試しているのだろうか・・・なんて思うのは私だけでしょうか。

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