東京集中

　総務省は15日、2007年10月1日現在の都道府県別、年齢別の推計人口を発表した。都道府県別では東京都が1,276万人（前年比0.8％増）で全人口（1,2777万人、前年比横這い）に対する比率が28年ぶりに10％に達した。総務省は東京都での人口集積の理由について「若年層、ファミリー層の流入」と説明している。実際、私の子どもを含め団塊ジュニアの多くは東京に住んでいるし、団塊世代も東京へ引っ越す人も多く、さらに団塊世代の親も伴侶を亡くし田舎から東京に出てくることも多いと聞く。
　たとえば東京の山の手線の上に30階建ての高層ビルを建て、1-10階はファミリー世帯用、11-20階はシニア世帯用、21-30階は単身世帯用とすれば、快適な三世代近居生活ができると思う。規制緩和やＪＲ東日本の英断を期待したい。
http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2007np/index.htm

（推薦書籍）
日本経済の構造変動－日本型システムはどこに行くのか
人口減少社会の人づくり－「人の総合力」向上を目指して
大変化
日本経済の「いま」がわかる１１のトレンド
人口減少社会の家族と地域－ワークライフバランス社会の実現のために
人口減少と持続可能な経済成長　新しい日本型経済パラダイム
人口減少と地域－地理学的アプローチ
２０２０年の日本人－人口減少時代をどう生きる
多子青春化－日本の生きる道