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年金改革案

2007-10-24 09:49:26 | 制度
 経済財政諮問会議の民間議員は基礎年金改革案をまとめ、基礎年金の全額税方式を導入すると消費税率を7%引き上げる必要があるとの試算をまとめた。私自身は「自立と共生」の国づくりの観点からは全額税方式は反対であり、2分の1税方式が妥当と考えている。その財源2.5兆円は民主党の言う「HAT-KZ」改革で可能であろう。
 現行年金制度の問題点は、未納、未統合・漏れ、横領・無駄使い、不知による不払い、職業による格差である。その解決策として、年金通帳化、申請主義から通知サービスへ、年金制度の統合と簡素化、税金と社会保険料の一括納付が必須と思う。

(推薦書籍)
老後所得保障の経済分析-年金システムの役割と課題
年金問題の正しい考え方-福祉国家は持続可能か 中公新書 1901
これからの年金・医療・福祉-格差があってはならない社会保障
このまま「アメリカ型」社会を目指して本当に幸せになれるのか?
消費税15%による年金改革
年金改革の政治経済学-世代間格差を超えて
社会保障と日本経済-「社会市場」の理論と実証
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自助論-スマイルズの世界的名著 人生の師・人生の友・人生の書

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