南京旅行記、の前に

南京、というと、どうしても「豆」とか「玉すだれ」とか「大虐殺」とかが出てきて、あまり良いイメージのない街。

そこに、２００９年の１２月３１日から２０１０年１月２日にかけて行って参りましたとも。

一番の理由は学生がいたから、なのですが、せっかく行くのだから、いろいろと楽しもうと思ったのですが、私の頭の中には「大虐殺」しかなくて、今ひとつ足が向かなかった土地でした。

まあ本当は写真を取り出すのが面倒だから、なのですがそんなことはおくびにも出さないために、あえて皆様に南京旅行記の前の基礎知識。

・　三国志の呉の国の首都だった街。当時の名称は「建業」。
・　東晋／宋／斉／梁／陳の首都だった街。やはり「建業」。
・　明の初期にも首都だった街。当時の名称は「西都」後に「応天府」。
・　1421年、明の永楽帝によって都が北京に移った際に、「南京」となる。
・　清末、太平天国が南京を占領して「天京」と名づけて都にした。
・　中華民国の首都だったところ。
・　1937年、日本によって占領された。
・　現在は江蘇省の省都。
・　中国四大古都の一つ。ほかは北京・洛陽・西安。

歴代の王都だったんですね。奈良？鎌倉？京都？みたいな感じですかね？

・　河（長江）と山に囲まれている。
・　盆地で、夏はとても暑く、冬はやや寒い。
・　特産品は 雨花茶（雨花台で採れるお茶）／雨花石（採光石）／南京雲錦（手織工芸）

特産品は知りませんでした。なるほど。

というわけで、いつになるかわかりませんが、南京旅行記は書きます。