中国覚え書き

中国(大連)での体験、仕事で感じたこと、旅行先の話、その他こまごましたことを覚え書きます

停車場(ting2 che1 chang3)

2006-11-29 12:18:23 | 日記
「駐車場」です。

あるタクシーの運ちゃんが、しきりに「中国人の交通マナーは悪い」とまくし立てる。
そこで引用に出したのが、次のお話
「ドイツでは、100台とめることのできる駐車場がある。

アメリカでは、そこに90台とめることができる。車が大きいから。

日本では、そこに110台とめることができる。小型の車が多いからね。

中国では、そこには2台しかとめられない。入り口に1台、出口に1台」

喜好(xi3 hao4)

2006-11-28 01:24:31 | 中国そのほかの場所
「好む」です。

こういう像が、いくつかあったんですが、こういうのを見ていると、私は思わず顔がにやけてしまうわけです。まにやです、はい。


それは置いておいて、面白いのが、こういうインド系のもの以外に、普通の菩薩様のような仏教系、関羽のような中国系と、「多宗教」なお寺なんです。

違和感感じないのかな?と思ったのですが、そういえば「西遊記」も、三蔵法師がインドにお経を取りに行く話なのに、道教の神様である斉天大聖(=孫悟空)がお供するんですからね。

雍和宮(yong1 he2 gong1)

2006-11-28 00:57:19 | 中国そのほかの場所
北京にある、寺院の名前です。

試験が終わってから、自分へのごほうびついでに、行ってきました。
もちろん、試験会場の近くにあったから、いったんですけど。

北京最大のお寺にして、チベット密教のお寺です。

私、宗教は大っ嫌いですが、神話は大好きです。
チベットの密教なんて、特に「神話」のにおいがしますよね?

北京(bei3 jing1)

2006-11-28 00:14:31 | 中国そのほかの場所
はい、9時ごろ、戻ってまいりました。

かなり文章が長くなります。

出発は土曜日の午前9時です。
主目的は、中国語検定二級です。
中国語学科卒、大連暦5年の人間が、今更のように、中国語検定二級です。

一応、会社の部門目標の一つに、部門の誰かが二級以上を取らなければならないというのがあり、私が受けることになったんです。

なぜ、一級とか受けなかったか?
そりゃ、部門の業績に響くからですよ。

今まで受けた試験の中で、これほどプレッシャーがかかり、しかも思った以上にてこずった試験はありません。

さて。
思い出すだけで精神が不安定になりそうな試験は、日曜日にありました。

じゃ、なぜ土曜日に出発したか?
①試験前に体をゆっくり休めるため。
②試験会場をチェックしておかないと、迷子になるため。

そう、北京って、でかいんです。地図で見て、近いから、と思って予約したホテル。

試験会場から、バスで20分かかって、しかもさらに20分歩かなきゃいけないの。

いやぁ、侮れないな、北京。

頭等艙(tou2 deng3 cang1)

2006-11-19 23:18:07 | 日記
「ファーストクラス」です。

成田から、北京行きの飛行機に乗りました。

最終目的地は大連です。しかも北京→大連間のチケットを持っていなかったので、着いたらすぐに大連行きのチケットを買わなければなりません。
着いたのが18時半。あわてて、チケット売り場に急ぎます。

「大連行きの便、まだある?」

「20時40分のエコノミーが一席、残ってます。早く手続きをしなければならないから、パスポート出して!」

中国らしからぬ、迅速な対応。しかも2人で対応ですから、すぐに終わるでしょう。
パスポートを渡します。

「……あれ、これ、どうやって入力するの?」
は?

「パスポートネーム読むから入力しなさい。けー(K)、ぜろ(0)……」
いや、「KOJI」の「O」は「おー」です。
「けー“ぜろ”じぇーあい」って、それじゃロボットじゃん。

すったもんだの挙句、チケットが取れませんでした。

「後は、ファーストクラスしかないよ」
そのときの選択肢
①北京で一泊して、翌日大連へ行く。タクシー往復(150元×2)+ホテル(400)+飛行機代
②ファーストクラス。飛行機代

「ファーストクラス、いくら?」
「エコノミーの1.5倍だから、1200元」

①=300+400+800
②=1200

解)①>②

「ファーストクラスで!」

というわけで、乗ってしまいました、ファーストクラス。

エコノミーやビジネスとは、違う通路から搭乗手続きです。
赤絨毯ですよ、あかじゅうたん
豪華にしようという意気込みはわかりますが、それが値段を上げる要素だったらイヤです。

待合室は、飲み物飲み放題、食べ物食べ放題。

でも、小市民の私は、お金を取られるものと思い込む。
他の人がコーラとかを飲むのを、指をくわえながら、
「金ある人はいーなー」
と見ていました。

実は無料だったと気づいたのは、搭乗30分前。もう、時間がありません。
ダイエットコークを一本と、プリッツを一袋、質素にファーストクラスを堪能しました。

機内は、一列六席の、ゆったり目。
ここまでくれば、
「オレのところだけ枕がなかったじゃん」
とか、
「1時間足らずのフライトで何を堪能しろって言うんだ?」
とか、
「隣の子供がはしゃいで全然落ち着けなかった上に、フルーツぶつけられた」
とか、そういうみみっちいことは言いませんよ?

体検(ti3 jian3)

2006-11-17 18:14:12 | 日記
「健康診断」です。

中国で、Zビザを取るために、日本の指定の機関で、健康診断を受けなければならないんです。

で、東京国立医療センターに行って。
所定の書式を持っていきました。

「ああ、中国検診ですね」

……いえ、の検診です。

なんてことは言いませんでしたが。

白頭髪(bai2 tou2 fa1)

2006-11-14 12:00:27 | 日記
「白髪」です。

一週間、何も書き込んでなかったですが。
9日、開所式でした。
そのために、二週間、土日含めて毎日7時くらいまで、
休まず動いてました。

9日、開所式が終わって。
10日は役員を連れて北京へ。故宮を案内。
11日は午前中頤和園で、午後は皆さんを見送ってから、
一人中国国際航空で、日本へ。
9時半着、実家に着いたのが夜1時。

言ってしまえば、目が回るほど忙しかったのですが。

朝起きて、鏡見たら、両脇の髪の毛が、白くなってました。

……そんなに磨り減っていたんだ、
と思った次第です。

ちなみに、両親に言ったら、
「髪が少なくて白かったら、救いようがないね」
だそうです。

救われない髪をしています。

簽字筆(qian1 zi4 bi3)

2006-11-06 19:05:43 | 気になる言葉(中国語)
書面どおり訳すと、「サインペン」です。

でも、これではありません。
実際は、中性ボールペンと言うんですかね?書いていてもダマが出来ない、あれです。

今、事務所に経理がいないため、私がお金の出し入れとチェックをしています。
私は経済観念がマイナス行くくらい、お金に疎い人間で、使ったお金は3時間後に数字を忘れる上に、メモをとる習慣がありません。

そんな私が、最近、銀行の窓口で会社のお金を引き落としています。
で、中国は、会社がお金を銀行から引き落とす際に、「現金小切手」と言うのをきらなければなりません。

で、一生懸命書いていました。

何が大変って、中国でお金を引き落としたり、領収書を書いてもらう時って、
「大写(da4 xie3)」と言って、難しい漢字で数字を書くんです。
日本での、
「一二三四五六七八九十百千」

「壱弐参……拾百千」
てやるのと同じなのですが、
中国は、全部の数字が難しくなります。
「壹貳参肆伍陸柒8(てへんに別)玖拾佰仟」
です。

これを毎回書くんです。

で、必死の思いで書いたら、
「あのね、小切手はボールペンじゃなくて、“簽字筆”で書くの」

……一枚、会社の資産を無駄にしましたとさ。

“簽字筆”が、少し嫌いになりました。
でも、朱肉と一緒に購入しました。