コープハウジングひろしま コワモテ社長ブログ

社長上川が日々感じたことなどを書いています。

「住まいの啓蒙活動プロジェクト」(仮称)

2011-11-17 11:39:23 | Weblog
 講演会などで以前からお世話になっている建築士の八納啓造氏から、新しいプロジェクト立ち上げのお話を伺い、コープハウジングとしても賛同できる内容でしたので、ここで少しだけその中身をご紹介したいと思います。
 
 プロジェクト立ち上げの背景には、情報過多の時代、消費者の売り手市場への不信感がますます募っている現実があり、また、純粋に「消費者の立場にたった住まいに関する情報」を発信しているコミュニティーが広島にほとんど存在しないことがあります。このプロジェクトは、「これからの広島の住まいを考えた情報発信」をひとつの目的にしています。
 営利目的では、売り込み色がコミュニティーの参加者に伝わり、このプロジェクトの本質とずれてしまいます。そこでこのコミュニティーでは、基本的に手弁当で関わることを前提にし、そこに賛同される方のみ参加していただくことを基本姿勢とします。参加を予定している専門家は、建築士2、3名、インテリアデザイナー、独立系のファイナンシャルプランナー、整理整頓の専門家、家族カウンセラーなどです。具体的な活動として、来年1月からシンポジウムを開催する予定です。
 
 八納建築士は、PHP研究所から出版されている「わが子を天才に育てる家」という本の著者でもあります。子供目線での家づくりの提案やポイントを書いた本です。また、プレジデント社の「プレジデントファミリー」10月号、特集『成績アップダウンと生活習慣』にも八納氏の活動が掲載されています。
 コープハウジングは、「消費者の立場にたった住まいづくり」を大切にするこの活動に、プロジェクトの一員として取り組んでいきます。


ジェルコデザインコンテスト全国優秀賞受賞

2011-11-08 14:29:59 | Weblog


 お知らせでもご案内させていただいていますが(「速報!2011年ジェルコリフォームコンテスト 全国優秀賞受賞」)、10月27日に東京で行われた、ジェルコ「全国増改築産業協会」の授賞式に出席しました。
 全国578の応募作品の中から、全国最優秀賞7作品、優秀賞23作品が選ばれ、弊社の川野アドバイザーと設計の和田が担当した「木の優しさが感じられる住空間」が、戸建て部門で全国優秀賞をいただきました。戸建て部門の応募数は169作品。その中から全国優秀賞に選ばれたことは大変名誉なことと嬉しく思っています。今回は2009年の優秀賞に次ぐ2回目の受賞となりました。
 今回のリフォームのテーマは、築75年を経過している納屋を居室に改装した物件です。昔は馬小屋だったこともあったそうで、お客様もリフォームして大丈夫だろうかという疑心暗鬼な部分もあったと聞いています。今回の古民家リフォームのポイントは古き良き部分は甦らせることで長い年月を経過してきた趣を放つことを意識したそうです。仕上げ材も家族環境のことを考慮し天然木材(杉、檜)をふんだんに使い、壁は調湿や消臭効果が高い、火山灰を原料としたシラスを塗っています。
 お客様から「以前住んでいたコーポに比べ結露もなく、お洒落な感じに仕上げてもらって良かった」という言葉をいただきました。
 今後も、この受賞に驕ることなく、引き続き「理念」を意識した提案を行うことで、お客様の理想の暮らしが実現できるよう精進したいと思います。


生協ハウジング関連事業交流会

2011-11-02 17:57:24 | Weblog
 10月20日、21日の二日間に九州で九州地区(長崎、大分、熊本、沖縄、福岡)と広島とで事業交流会に参加しました。この会は15年以上前から開催されており、参加メンバーはおのおのの生協でのハウジング事業を推進している責任者が四半期単位に集まり、事業実績の検証と交流、イベントの成果報告、マネジメント交流を中心に進めています。 
 今回は第2四半期及び上期の事業を中心に交流しました。全ての生協で上期黒字決算とほぼ順調に推移していました。特に業績が良かったのは沖縄で、スタッフ7名で上期決算は2000万円以上の経常利益を確保していました。この数年間、沖縄は毎年業績が好調なので、今年の3月に社員全員でコープ沖縄に研修させていただきました。その時にも感じたことですが、沖縄は本当の意味で生協本体と一緒になった取り組みを継続して実施していることが最大の強みだと実感しました。組織社会は自分の部署中心になりがちで縦割り組織になってしまう危惧がありますが、沖縄は本当の意味で横断的な組織になっていることを実感しました。支所の朝礼に毎週参加してコミュニケーションをとっていることで、色んな面での協力体制が出来上がっています。結果的に台風被害で組合員さんが困っている時に店長さんが店内放送でハウジングの紹介をしたり、支所の配送担当者は組合員さんにハウジングのことを呼びかけたりしています。そういう関係になれれば本当の意味で顧客のお役立ちできる事業になるのではと思います。やはり継続は力なりです。