鹿沼市デジタル・コミュニティ推進協議会

“花と緑と笑顔のあふれる地域づくり”を目指して、身近な地域や生活に密着した情報を発信します。

田舎の風情あるいい眺めだなぁ♪

2008-08-17 | 粟野

チャーリーズ・エンジェルさんからの特命を受け、
鹿沼市口粟野の日渡路(ひどろ)大杉神社例大祭【日渡路の大杉神田踊り】へ出撃。。
ギブ&テイクということで、、

もらった資料だと12時30分に宮出し。。

あっ、来た来た、浴衣に赤いたすき掛けの女性が集まってきました。

お囃子の男衆も集結してきた。あっ、ども。知り合いがいた。。


隣のカメラマンが「田舎の風情あるいい眺めだなぁ」と囁く。。納得。

神主さんも天狗さんと一緒にトコトコ歩いて御出ましです。。


まずは、大杉神社での神事が厳かに執り行われ、お神輿が担ぎ出されます。

太鼓に真新しいタイヤが付いてるし。。
ひょっとして今年からかな?こういう工夫、大切ですよね。
だって重くて長時間担げないものね、、

で、どこに行くのかなって思ったら坂の上にもう一つ神社が。。八坂神社です。


両手に花笠を持った地区の女性達が、日渡路地区に伝わるお囃子「神田」にあわせ、花笠踊りを始めました。


これが噂の神田踊りかぁ。。
「神田」のお囃子にあわせて、ゆったりした優雅な踊りです。




地元に残る口碑伝承によれば、この踊りはこの地の人々の創案したものなんだって。
以前は公民館で踊ってたみたいね。

女の子たちは、たった二日で踊りを覚えたんだって。すごいっす。


力強い、威勢のよい神田囃子が鎮守の森に鳴り響きます。。




奉納も無事終了。

これから、お神輿、お囃子、天狗さんが地区内の班長宅や家々を練り歩きます。

その前に、日渡路地区の境目に移動し、厄病が地区内に入らないように「辻止め」といわれる儀式を行います。



このあとも宮入りまで一緒に付いていきたいのは山々なれど、諸事情でこの辺で失礼します。。


鹿沼市無形民俗文化財の日渡路の大杉神田踊りは、毎年8月16日に行われます。

神田踊りをじーっと感慨深げに見守るおばあちゃんたち、女の子の正面で踊りの振り付けの手本を演じるおかあさん、とっても微笑ましい光景です。

小耳に挟んだところによると、存続の危機に瀕しているとのこと。

もっともっとたくさんの人に知ってほしいし、見てほしい。。

これからも地域の伝統芸能を子から孫へ、頑張って伝承、守っていってもらいたいなぁ。


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