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9月19日に実行された、『さようなら原発 1000万人アクション』の寸描をユーチューブにアップしました。パレードに参加してコースを歩くのもよし、その様子をユーチューブに載せて、不特定多数の人々(できれば国外も含めて)に見てもらうのもよしと考えたからです。長丁場を付きあう体力の自信がないので、集会の部分は失礼して、街頭でのビデオ撮影を試みました。
午後2時ごろ、地下鉄外苑前駅から地上に出ると、警察のバス2両が交差点を曲がって会場の明治公園方向へ向かうところでした。会場付近には幾両もの車列ができており、道路際の空き地には大勢に警官が隊列をなして待機していました。国内の街頭パレードがさしたる混乱なく行われているのは、彼らの交通規制に負うことは否めませんが、大衆行動で国民が自由な意見を表明するインパクトが、過剰な規制によって低く抑え込まれている印象を拭えません。
会場は超満員の盛況で、大勢の人々が周辺の空き地で街頭パレードの出発を待っていました。主催者側によれば、参加者は6万人にのぼったそうです。パレードは予定の14時15分より30分くらい遅れて出発しました。パレードは青山通り、表参道、宮下公園を経て代々木公園に向かうコース、千駄ヶ谷小学校と原宿外苑中学校に沿った道を経て山手線沿いの道に出て、原宿駅から代々木公園に向かうコース、外苑西通りを経て新宿駅南口付近に向かうコースの三つに分かれて行われました。
そこで、青山通りを通るパレードを神宮第二球場脇、青山通り、表参道にかかる歩道橋の上から撮影しました。使ったのは数年前に購入したSANYO DMX-CA6 Xactiという小型のデジタルムービーカメラです。先導する内橋克人さん、大江健三郎さん、落合恵子さんら識者たちの後には、「怒福島隊」や「怒会津隊」などの大旗を掲げた長蛇の集団が続き、近年には見られなかった盛り上がりが感じられました。更に次々と様々なグループが出発して行きました。「原発はいらない」という揃いのプラカードを掲げた集団や、多数のカラフルな風船を掲げたグループが特に目につきました。
カメラの機能から分かった凡その撮影時刻を字幕に入れておきました。先頭が出発したのが14時45分頃、最後尾ではないかと思われる集団が、地下鉄表参道駅近くの歩道橋を通過したのが16時30分頃でした。解散地点に到着したのは17時をかなり回っていたでしょう。東京の街で2時間半あまり、脱原発を求める街頭行動が繰り広げられたことになります。
先日行われた原発ゼロをめざす7.2緊急行動は参加者が大勢とはいえず、マスメディアからほとんど報道されませんでした。しかるに、福島第一原発による被害が続々と明るみに出るなかで行われた今回の行動は、人々の関心や意識も高まりを感じさせるものでした。折しも、今日21日付の朝日新聞の社説は、『脱原発集会 民主主義が動き出す』でした。「・・・この国のどこか深いところで変化が起きている。とりわけ「脱原発」のうねりは、かつてない勢いで広がる。」との文脈もありました。この動きをぜひ加速、実現させて行きたいものです。まだ御覧でない方は、末尾にスキャン画像を入れておきます。
忘れてはならないのが核兵器の廃絶です。このブログの、人類が核兵器で滅ぼされる前に、核兵器をZEROにすべきだと強く訴えかける「映画カウントダウンZEROを見て」や、ノーベル平和賞受賞者世界サミット 公開討論会で発信されたメッセージにアクセスしてみてください。
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