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長崎の佐世保から

波佐見焼の里、中尾山

2008-03-23 | 長崎・東彼ライフ

私のご近所、波佐見町(はさみちょう)は陶磁器の生産地として有名。中でも中尾山(なかおやま)地区は坂道の上から下までずらーーっと陶磁器関連業のお宅が密集しています。大抵は工房の横にあるちょっとしたショールームを見せてもらえたり、お話を聞けたり、割り引き価格で購入できたり。中尾山の頂上の方には陶芸体験ができたり(中尾山伝習館)、昔焼きものを焼いていた窯でピザ焼き体験できたり(四季舎)とちょっとしたお楽しみも。そこまで時間がなくても、少しブラブラするだけで昔の煙突が沢山残る焼きものの里の雰囲気が味わえます。




中尾山地区を一望出来るスポットからの眺め。景観を守るため、今は使われていない煙突がいっぱい残されています。
















波佐見には世界一大きな登り窯の跡(大新登り窯跡)があります。江戸時代には波佐見で作られた安価な茶碗(「くらわんか碗」と言われます)が大量生産され、全国へ流通したため大きな窯が活躍していたのです。今は使われていない幼稚園の建物の下がその上り窯のてっぺんあたり。学芸員さんがガイドしてくれる機会があり、参加した時の写真です。


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