現在の佐世保市や川棚町は大戦の頃に海軍関連施設が多く存在し、街の発展が戦争と共にあった土地柄。小さな村だった佐世保が、海軍鎮守府が置かれたのち人口も増大し、村から一気に市へと格上げされたとか。戦後いったんは平和都市として歩み始めたものの、朝鮮戦争などで重要な基地となり、現在に至るまで佐世保の自衛隊駐屯地や米海軍基地など軍港都市として発展せざるを得なかったということです。同じ港町である長崎市とは、県内とはいえ雰囲気、歴史がとても違います。
佐世保から車で30分くらいの川棚町には現在基地はありませんが、以前から紹介している通り、戦時の遺構がポツポツと野ざらしになっています。片島(かたしま)もそのひとつ。小さな島を埋め立てて陸と繋げ、人間魚雷艇の試運転場として利用されていたのがこれらの写真の場所です。
そんな歴史とは裏腹に、穏やかな大村湾の入り江に鏡のように夕焼けが映り、絶景。
辺りには漁船が沢山停泊していて、夕方に赤ちょうちんが灯る店も。魚料理は美味しいそう…。また「遊海(ゆうかい)」という民宿があり、御飯だけの利用やオリジナルのカップアイスクリーム「海の卵」(町内のJAでも販売中)も購入できます。宿泊に興味のある方は「じゃらん」で検索してみて下さい。
隣の家に巣を作り、雛をかえし、育てあげたはとぽっぽ。
最近我が家の屋根やベランダをも縦横無尽に飛び回り、ふんをふんふん落としてくれます。外に映る屋根の影に、たまに鳥の影がひとつ、ふたつ…。ふんは嫌いだけど、影はちょっとおかしい。正体も見るべく屋根を見上げたら頭やらしっぽやらがチラチラ見え隠れ。もう誰が親で誰が子なのか分からないくらいみんな大きい。全部で4羽は確認しています…。いつか巣立つのでしょうかね。
川棚町の日向の棚田です。「ひゅうが」と思っていたら、「ひなた」と読むそうで、「日陰」もあるらしい。ホントかなー。現在より2,3週間前の写真だから大分これより稲穂が黄色っぽくなってきています。10月28日には「だんだんまつり」があります。棚田に火を灯したりするみたいです。
9月23日には長崎県松浦市の福島の「土谷の棚田」で火祭りが開催されます。こちらは棚田のだんだんが海へ向かって傾斜しており、水を張った頃の夕陽は絶景です。火祭りは年々観光客が増えているようで、私も一度行ってみたいところです。日本棚田100選にも選ばれています。
2ヶ月ほどパソコン、ブログをほったらかしていました!お久しぶりです!皆さま、お元気ですか!? これからしばらくかけて故郷岐阜のことなど、ちょっと溜めていたことをご紹介できればと思います。
さて、久しぶりの写真は長崎県川棚町の「日向(ひなた)の棚田」の中に居たサトイモくん達です。2週間ほど前に五島では早くも稲刈りをしたらしいですが、東彼地区の田んぼの稲穂も日に日に黄金色になっています。相変わらず身近にある自然に心なごまされている日々です。最近はすっかり涼しくなってきて、空も秋の雲。歩くのも爽やかになりました。夏のムシムシを思い出しては「爽やかだー。爽やかだー」とこの季節を心から楽しんでいます。
それにしても、夏の間、足を中心にどれだけ虫に刺されたかしれません。今も進行形ですが…蚊や蟻には出血大奉仕の夏。あんまり様子が変なので皮膚科へ行ったところ、「最近引っ越されました?」「はい、春に、長崎市内から」「じゃー、蚊の種類が違うのかもしれませんねえー」免疫がないとかで新たな蚊に過剰反応してるようです。蚊も個性のある生きものだったのね。アリも蚊も、もう少し涼しくなればおさらばできるでしょうから、ちょっと今年は冬が待ち遠しいです。でもその前に気持ちのいいこの秋をたっぷり楽しみましょうね♪