第1話
『復讐の幕が開く!』
「私が死んで罪を償えばいいんだな。」
そう言いビルから飛び降りた男。
真島の後ろで悲鳴が。
振り向くとさっきの飛び降りた男が倒れていた。
「命を粗末にしやがって。」
男に駆け寄り写真を撮る堂島。
そこから犬を連れた芽衣子が立ち去って行く。
「良心の呵責に苦しむのは人間だけ。
悪魔には罪の意識など存在しない。」
真島は万里から三輪が消えたらしいと聞く。
三輪の捜索を宇喜多に任された真島。
菅沼は妻・知香の話しにも生返事。
何かに怯えているようだ。
三輪の妻が入院中で、そこへ真島が話を聞きに来た。
入院した夜に手続きに来て以来会ってないと。
「あんな不祥事もあったし、
消えたくなる気も分かるけど・・・」
車が渋滞し、前方には人だかりが。
真島が見に行くと芽衣子がいた。
お客様から預かった犬が側溝に落ちてしまったらしい。
真島がフェンスを乗り越え犬を救出。
菅沼の電話が鳴り、電話に出ると・・・
「もうやめてくれ。
あの時は悪かった。
あの時は命令されてああするしかなかったんだ。
なんでもするから。」
すると電話が切れてしまう。
電話をかけていたのは芽衣子だった。
芽衣子は菅沼の妻・知香と待ち合わせをしていた。
三輪の家に行った真島。
そこで1カ月前の飛び降り自殺を報じた
新聞記事を見つける。
三輪宅から出ると、前に飛び降りの写真を撮っていた男が!!
男は堂島といい、三輪の失踪を嗅ぎ付けたらしい。
三輪は裏金問題に絡んでた?
真島は堂島に飛び降り自殺について聞くと、
北村という名前を教えてくれた。
知香の産科検診に付き添う菅沼。
何故か病院の電話に菅沼宛ての電話がかかって来る。
「もうやめてくれよ。」
そんな夫に何か感じる知香。
ペットサロンに来た真島。
そこで芽衣子に再会。
三輪の飼っている犬を預けていた。
あの助けた犬・アンが三輪家の犬で、
そして芽衣子はここのトリマーだった。
預かっててもらう代金を持って来た真島。
しかしオーナーからペットサロンは
ホテル業務は出来ない規則になっていると言われる。
けど真島は預かることは出来ないし・・・
すると芽衣子がせめて出産が終わるまで
アンを預かれないかとオーナーに頼む。
オーナーはそれを承諾した。
真島が帰る時、連絡先を教えてもらう芽衣子。
出産の時は連絡すると。
万里が真島に三輪の情報を教える。
一週間前、栃木北から三輪に電話があり、
帽子を忘れたとのことだった。
三輪は女子刑務所を訪れていたらしい。
北村の家を訪ねる真島。
娘は父が自殺するはずないと。
孫が出来て生きがいが出来たと言っていた。
三輪も家を訪ねて来たらしい。
自殺する前に変なことはなかったか、
変な女はいなかったか、
犬のことも聞かれたそうだ。
菅沼の電話が鳴る。
知香からだったので出てみると、電話口は芽衣子だった。
「もう終わりにしようと思って。」
「これは知香の携帯じゃ・・・」
「ちょっとだけ借りたの。
彼女は気付いてないみたいだけど。」
言うことを聞かなければ知香を突き飛ばすと芽衣子。
「人を陥れた嘘は死に値する。
あなたの命で償いなさい。
その電車に飛び込みなさい。
彼女と子供を守りたかったら、
あんたが死ぬしかないの。
ほら、今よ。」
電車が来るが菅沼は飛び込めず・・・
「命令されたら逆らえないんじゃなかった?
もういい!
やっぱり彼女に死んでもらう。
最後の姿、よく見ておきなさい。」
「頼む! それだけはやめてくれ!!」
新聞の中の赤い封筒を出してと言う芽衣子。
それはプレゼントとだと。
「そのカプセルを飲めば、
彼女と子供の命は助かる。
私は嘘つかない。
あんたと違ってね。
じゃあ、決めなさい。」
菅沼はカプセルを飲んだ。
そしてその場に倒れ込む。
携帯を知香の鞄に返し、去って行く芽衣子。
目黒署で真島は北村の資料を見せてもらう。
自分で飛び降りたところを見た人がいるらしい。
孫の赤ん坊は離れた場所にいた。
そこへ知香が来る。
夫は自分で薬を飲んだから自殺だと言われるが、
自殺じゃないと訴える。
犬に襲われたと言う知香の言葉に、
真島は何かを感じ、話を聞こうと戻りかけるが、
後輩を見捨てた刑事と噂されてるのを聞き、
引き返してしまう。
施設で暮らす芽衣子の母。
母の姿を見て昔の記憶が蘇る芽衣子。
芽衣子は母の前で逮捕された。
やってないと言う芽衣子に背を向ける母。
面会に来た母が姉は自殺したと教える。
「良かったね。
あんたの思い通りになって。」
真島は知り合いのバーへ。
真島も昔の記憶が蘇る。
後輩と共に殺人犯・溝口を追っていた。
後輩が罠に引っ掛かり灯油をかけられる。
溝口はマッチに火を点け、後輩に落とした。
自宅に戻った真島。
芽衣子からアンの陣痛が始まったから、
急いで来て下さいと言われる。
ペットサロンにやって来た真島。
芽衣子は経験がないらしく戸惑い気味。
「少し落ち着けよ。」
真島が淹れたコーヒーを飲んでやっと落ち着く。
犬が好きでずっと飼いたかったけど、
姉がアレルギーだったから飼えなかったと。
だからこの仕事を選んだと芽衣子。
暫く見てるからちょっと休むよう
芽衣子に言う真島。
しかしすぐにアンの陣痛が始まり、
慌てて芽衣子を起こす真島。
そしてあっという間に無事出産。
帰ろうとした真島に吠えるレオン。
前の飼い主に虐待されたらしく、
人を怖がって吠えるんだと芽衣子。
「きっと助けて欲しくて泣いてたと思うんです。
だけど誰も聞いてくれなかった。
誰か1人でも聞いてくれていたら、
変わってたと思うのに・・・」
真島は歩きながら知香のことを思い出す。
菅沼が自殺した駅へ向かった。
そこには飴が2個落ちていた。
反対側のホームに三輪を見かけて声をかけるが、
三輪は電車に乗って行ってしまう。
「どうして?」
真島は三輪の家へ行き、書き置きを発見する。
『私は警察官として許されないことをしてしまった。
だからせめて自分の手で
すべてを終わりにしようと思う。』
三輪の手帳から数字を見つけた真島。
署に戻り、事件番号を入れる。
出て来た事件は北区毒入りチョコレート事件。
チョコケーキに青酸カリを入れ、
実の姉の夫と息子に食べさせて毒殺。
姉への嫉妬と憎悪から犯行を実行したと。
被疑者は野上芽衣子。
写真を見て驚く真島。
北村の自殺する場面へ。
北村は芽衣子の事件に関わっていたらしい。
「事実を隠すことで
あなたは自分の地位を守り名誉まで手にした。
私は殺人犯に仕立て上げられた。
保身のための沈黙は死に値する。
あなたの命で償いなさい。」
孫を落とすと脅す芽衣子。
助けたければ飛び降りろと。
「私が死んで罪を償えばいいんだな。」
北村は飛び降りた。
芽衣子の刑は無期懲役だった。
芽衣子をつける堂島。
「少女A、野上芽衣子!」
そう言い写真を撮る堂島。
芽衣子は次のターゲットに電話をする。
もう真島に芽衣子の過去がバレてしまって
大丈夫なのか!?と思ってしまった。
最終回まで持つんだろうか・・・?
どれだけの人が芽衣子を陥れるのに関わったんだろう。
既に2人死亡。
次なるターゲットもいるし・・・
どんな展開になるのか楽しみではあるかな。
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