最終回
『衝撃の評決! 最後に微笑む女』
自分が殺したと言う鏡子。
徹は思わず立ち上がり言う。
「違う! あなたは誰も殺してなんかない。
あなたは真犯人を知ってるんじゃないですか?
誰かを庇ってるんじゃないですか?」
閉廷になり、遥の姿を見つけ呼び止める徹。
「君がやったのか?」
「ハイ・・・」
東条に愛人がいたことが許せなかったと。
遥の犯行に気づいた鏡子が庇って、
自分がやったと言い出した。
黒川から電話が入り、有罪に入れなければ
香織がどうなるか分からないと脅される徹。
裁判最終日。
他の裁判員たちは有罪だと言う。
徹は悩むが、いずみに香織のことを考えれば、
有罪に入れるしかないと言われる。
香織から電話があり、
脅されてるんじゃないのかと言われる。
「私のことは構わないから真実を訴えて欲しいの。
戦って欲しいの。これでも新聞記者よ。
徹と一緒に私も戦う。」
徹は香織の言葉を思い出し発言をする。
4つ目の鍵があり、第三者の犯行もありえる。
この事件は矛盾だらけだと。
被告人は真犯人を庇っている。
「自分たちの一票で人の人生を180度変えてしまう。
よく考えて真実を見極めるべきだと思います。」
評決に入る。
裁判官の2人は無罪。
買収されてた裁判官が有罪。
田所、根津、井筒は有罪。
徹と相馬は無罪。
いずみは・・・
判決。
「主文。被告人は、無罪。」
鏡子は驚いて顔を上げる。
「私は誰よりも娘が大事なんです。
娘のためなら嘘をつくことだってあります。
被告人もそうだったんじゃないでしょうか?
被告人はあの少年が白い服の人を見たと証言してから
急に殺したのは自分だと言い出したんです。
オレンジさんの言う通り、白い服の第三者。
娘さんを庇ってるとしか思えません。」
いずみはそう言い、無罪に入れていた。
閉廷し、徹といずみは握手をして分かれる。
その後、徹は鏡子のところへ。
「お世話になりました。
吉岡さんの一票がこの裁判を真実に導いてくれたんだと思います。」
「俺は真犯人を知ってます。
あなたが自分でやったと言い出したのも理由も知ってます。
でも、俺にはどうする権利もありません。
母親のあなたがよく考えて決めて下さい。
でも、無実の人が無罪になって本当に良かったです。」
徹の言葉を聞き、笑みを浮かべる鏡子。
その頃、遥はいずみのところへ。
「母からです。」と言い、封筒を渡す。
いずみが中身を取り出すと、
“これが黒川の正体です。
誰かに似ていませんか?”
そこには黒川の写真が入っていた。
それを見たいずみは驚愕。
鏡子と対面してる徹に香織から電話が入る。
「徹、大変。柏木遥には完璧なアリバイがあったの。」
犯行当日、遥はピアノのコンクールに出ていた。
それを聞いた徹は固まる。
犯行時、鏡子は白いバスローブの下に、
黒のワンピースを着ていた。
バスローブを脱ぎ、東条を殺したのだ。
鏡子は笑みを浮かべながら徹を見つめ、
そして立ち去って行った。
徹は鏡子をただ見てるしかなかった・・・
なんだい。
結局、鏡子が殺したのかよ(-_-;)
遥が殺したのかと思った。
まあ、グルだったけどさ。
とんだ魔女母娘だよ!!
パープルとブラウンが有罪に入れる気持ちは分かるけど、
シルバーはただのエロジジイじゃんね。
ブルーは何もされないまま終わっちゃったし(笑)
やっぱ法学生には手出し出来ないのか!?
いずみがやっと旦那の正体に気づいたね~。
これからどうする気なのかしら?
そこまでやってくれればいいのに・・・
徹は頑張ったんだけどね~。
結局は魔女の思い通りって感じだったね。
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話
第8話 第9話
いずみ家がどうなるかが一番気になる・・・。
ホント、いずみ家がどうなるのかが
1番気になります。
にしても、凄い計画を思いついたものです。
まさか遥までもが共犯だったとは・・・。
何だか微妙なラストだったので、
スッキリさせて欲しかったのが本音ですね。
鏡子、恐るべしですね。
まんまと騙されちゃいましたよ。
ラストはホント微妙でしたね。
あたしもスッキリさせて欲しかったです。