まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

チーム・バチスタ3 ~アリアドネの弾丸 stage1-3(第3話)

2011-07-27 22:32:04 | 福士誠治 【チーム・バチスタ3】

stage1-3(第3話)

『偽りの死亡時刻』





友野の死亡推定時刻の3時間後に、

友野のパソコンにログインした人物がいることが分かった。

パソコンを調べてみると、

ログインした時間に磁場調整を行った形跡があり、

それは友野しか出来ない為、ログインしたのは友野だと判明。

死亡推定時刻が誤っていたのではと。



田口と白鳥は笹井のところへ。

行く途中で宇佐見を見かけ声をかける。


「宇佐見さん。」


「おはようございます。」


「今日はAiセンター会議の予定はないけど?」


「初七日ですから。弔いの花を。」


「そっか、もうそんなに経つんですね。」


「お2人はどちらへ。」


「実は友野さんのことで気になることが分かって。」


「グッチー!」


「警察の方にも知っておいてもらった方が

いいんじゃないですか?」


「気になることとは?」


「友野さんの死亡推定時刻に関してです。」


「先行くよ~。」


白鳥の後を追う田口。

宇佐見もその後を追う。




笹井は解剖中だった。

同じ年代、同じ体格、同じ環境で亡くなった2人の男性。

この2人の死亡推定時刻に6時間も差があった。

野外コンサートの為、テントを張って寝ていた2人。

その日は雨が降っていて寒かった為、お湯を沸かした。

翌日、2人は一酸化中毒で死体となり発見。

2人の死亡推定時刻のズレから司法解剖に回って来たと。

解剖がダメで吐きそうになる田口。


「田口先生、汗。」と宇佐見がハンカチを貸す。


「スイマセン。」


死亡推定時刻に関して」質問する白鳥に、

死亡推定時刻は結構曖昧だと笹井。

心臓の解剖に移り、笹井は何かを発見。


「見つけた。

彼、このせいで6時間早く死ななきゃならなかったのよ。」


白鳥が覗き込むと、心臓中隔欠損症だと。


「それはなんですか?」と宇佐見。


先天的な病気で、右心房と左心房を隔てている

心房中隔に穴が開いていて、

普段から酸素が供給されにくい状態だと。

だから6時間も早く死亡したのだと笹井。

これでもうひとりの疑いが晴れたと。


「残された両親も不幸な事故と殺人事件では、

悲しみ方も全然違うんでしょうね。」と宇佐見。


「そう。真実を知ることで、悲しみの一部が浄化される。

逆に分からないままだと、それがどんどん増幅される。」



白鳥は友野の死因はガス中毒なのではと。

Aiセンター室にあるガスというと、

液体ヘリウムしかないと田口。

それを聞き、ボンベに近付いた白鳥は驚愕。

友野の記録が70ℓに対し、残っている量は60ℓ。

今は磁場調整が行われていないから減るはずがないと田口。


斑鳩の部屋に宇佐見と北山が。


「Aiの勉強は?」と斑鳩が宇佐見に聞く。


「色々分かって来ました。

Aiというのは、特定出来る死因が随分限られているようです。」


「正確な判断が出来る医師もまだ少ない。

危険だなぁ。

そんなものに捜査の一端を担わせるのは。」と北山。


「技術に頼って判断を誤れば、

結局は警察の責任になりますからねぇ。

Ai然り、DNA鑑定然り。」


「それは私への皮肉かな?」


「いや、誰も審議官ひとりの責任だとは思っていませんよ。」


その時、TVからDNA鑑定の結果を信じて、

犯人を自供に追い込み逮捕された事件の再審のニュースが。

後で会見を開くと言う斑鳩に、謝罪するのかと北山。


「いいえ。警察官が市民に謝罪するなどあってはならない。

何故なら、我々は絶対正義だから!

そう教えて下さったのは、審議官、あなたですよ。」


そこへ部下が白鳥に関する報告書を持って来た。



白鳥が計算から友野の死亡時刻を割り出した。

友野は午前1時前後に死亡したと。

島津を呼び出し、液体ヘリウムが外に漏れ出す可能性を聞く。

それは有り得ないと島津。

あるとしたらクエンチという事故だが、

起きた瞬間に強制排気が出来るシステムになっていると。

田口は部屋の隅にあるアクリル製の箱は何かと聞く。

棺だと島津。

MRIは生きた人間も使うから、

遺体と生きた人間が同じものをというスタッフがいて、

アクリルの棺を作ったと。

作ったはいいが、サイズが違いそのまま置いてあると。


「ってことは、まだ誰もこの中に入ってないってこと?」


「そうですけど。」


「これを満たすには、どれぐらいのヘリウムが必要なんですか?」


知らないと言い、なんでそんなこと聞くのかと島津。

田口は白鳥との仮説を教える。

白鳥は島津にアリバイを聞く。

島津は自分が殺したと思ってるのかと。

友野が死んで困ってるのは自分だと言い、

もし自分が殺すなら、磁場が完成してから殺すと。

アクリルを調べてもいいかと白鳥。

友野の指紋が出て来たら、仮説は事実に変わるけどと。

調べても良いけど、外側は自分の指紋でいっぱいだと島津。

そして島津はもう一度と者のAiの画像を見てみると言う。



白鳥と田口は事務長と刑事の玉村を呼び、

アクリルの棺の指紋を調べてもらうよう頼む。

病院から犯人が出たらと心配する事務長に、

だから事務長を呼んだと白鳥。

万が一の時の為に、リスクマネジメントが必要でしょと。



斑鳩が会見を開いていた。

それを法医学教室で見ていた須賀と笹井。

笹井の父親がこの事件の鑑定をしたらしい。

その時のミスをずっと後悔していたと。


そこに白鳥と田口が入って来て、

白鳥が笹井に友野が亡くなった時、何をしていたか聞く。

みんなに聞いていると田口がフォローするが、

反発する笹井。


「先生はAiのことよく思ってないでしょう?

Aiセンターなんて潰してしまいたい。

なんて思ってるでしょう?」


そこに解剖について聞きたいことがあると

鑑識が入って来て出て行く笹井。

須賀が何か言いかけるが、何も言わずに出て行った。



島津から呼び出される白鳥と田口。

他殺と仮定して画像を見たら、

友野は首を絞められた可能性があると。



田口は女性の笹井には無理だと言うが、

白鳥は共犯者の可能性もあると。

そこに玉村がやって来て、

アクリルの内側から友野の指紋が見つかったと報告。

白鳥が玉村に捜査協力をするが、

もう事件性はなしと処理されていて、

再捜査となると検視官の検死を

否定することになるから出来ないと言い、

謝って部屋を出て行く。

あとは犯人の自供しかないと白鳥。



会見後、記者に囲まれ詰め寄られてる斑鳩。

それを見ていた北山と宇佐見。


「忘れて下さい。

斑鳩さんが言ってたように、

これは警察全体の問題であって・・・」


北山は20年前、自分も取り調べ室にいたと。


「法医学者のDNA鑑定を頼りに、

自白まで追い込んだのはこの俺だ。

20年前のDNA鑑定と、今のAiは同じだ。

正確性に欠ける危なっかしいものなのに、

つい、みんな信じて利用したくなる。

忘れられる訳ないだろ。

これは、俺の事件なんだ。」



須賀と廊下で会う田口。

法医学教室まで荷物を一緒に持って行ってあげる。

須賀はこの前と物が死んだ時、

1人の男が入って行くのを見たと言う。

すると、白鳥が既に教室にいて、

須賀に誰だったのかと聞くが、

須賀は見たことない人だったと。

その時、TVの画面に釘付けになる須賀。

そこには斑鳩の会見後の様子が映っていた。

須賀の様子に気付いた白鳥。

そこに笹井が入って来た。


「笹井先生~。

先生と警察庁の斑鳩は、

あの夜、東城医大で何をしてたんですか!!」


「知りたかったら、捜査令状でも取って来て。」






色んな意味で斑鳩の怪しさ満点ですな。


けどホント誰が友野を殺したんだろう?


島津の言い分は尤もだし・・・


笹井ってのもイマイチだよなぁ~。


まだまだ謎だらけ。


北山がなんでAiに反対なのか分かったね。


スジが通ってる。


その北山と斑鳩の間にも何かあるみたいね。


で、予告からすると北山は死んじゃいそう!?



いやいや、今回は福さまの台詞多かった!!


ちょっと拾うの大変だったよ(笑)


まぁ、いっぱい画面に映って嬉しい限りです♪





チーム・バチスタの栄光  全11話


チーム・バチスタ2 ~ジェネラル・ルージュの凱旋  全12話


stage1(第1話) stage1-2(第2話)


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2 コメント

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目星が付いた! (エフ)
2011-07-28 12:05:12
こんにちは。

推理小説大好きなので、どうしても謎解きがしたくなる私です。

2話目でピンと来て、3話目で確信しちゃいました。

と言っても外れるかもですが・・・。

久々に毎週楽しみな民ドラです。


暑くなったり涼しくなったり、はたまた揺れたりと落ち着かない日々ですが
どうぞご自愛くださいね。
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>エフさん (マカ)
2011-07-28 22:17:37
こんばんは。

目星付いちゃいましたか!?
早いですね~。

私も推理小説好きなんですけど、
謎解きよりも流れを楽しむ派なので、
あまり推理はしないんですよね(笑)
犯人を知った時の驚きを楽しみたいみたいな?
まぁ、する時もありますが(‐∀‐;)

ホント暑かったり涼しかったり、
時には揺れたり(笑)と色々ありますが、
元気に過ごしております。
エフさんもご自愛下さいね。
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