がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

嫌なことから逃げてみた

2017-03-05 19:09:31 | 楽に生きる
私は鈍感ですごく後になって気がつく

どうも、うんと後になって気がつくことが多い。
長くて50年、とか13年とか。
ぼうっとしているからだと思う。


それでも早かった気づきは3年半くらい

私ががんになったから子どもたちは 成人していたとはいえ、どんだけ傷ついていたのか。
急に優しくなったこと。
ただありがたく嬉しく思ってしまったバカな私。
息子なんか大学中退しちゃったもんなあ。

いつも私はしっかりしないぼうっとした母だったなあと心の中にいつも踏み込んでは考える。

ただし、いま、はわからんちんなのだ。常に。

曲げたくないものが強すぎて、それをなくしたら私は崩壊してしまう。


ちょっと長話していい?

子供の頃地味な女の子だったと思うんだけど、よくいろいろなお友達の家に呼ばれた。
いろいろな家庭があるんだなあと思った。
東京でしょ?
豪邸もあって「ふーみん、出前とってなるべく遅くまでいてあげて」という寿司屋のこどものお家。
よくいった二階のアパートのスッキリ狭いのにいつも片付いてるお家。
子供部屋が別棟のお家。
いつも面白かった。
生活があった。
私にはいない兄弟がいたり。
もちろん汚い家もあった。でも仲よさそうだった。
いろんな生活があるんだなあと思った。

私と同じ絵を描くのが大好きな無口のTくん、服汚いし貧乏ゆすりばっか。
すっかり仲良くなって男の子らに誘われて家に遊びに言った、たぶん4年生くらい?
豪邸だった。家族は誰もいなかった。
彼は絵を見せてくれた後、「拾っていいよ」と金を投げ出した。
恐ろしいことに一緒に行った友人らは狂ったように拾うのだ。

私はちゃんと育ててもらったのだろう。
ものが言えぬくらい嫌な気持ちになり家に先に一人帰ってしまった。
いつか「いけない」と言おうと思ううちTくんは夜逃げしてしまった。
Tくんの気持ちに気がついたのはやっぱりがんになってからかなあ。

いろんなことある。


嫌なことが自分でよくわからないのだ

痛いのもそう!
基準がどこに置けばいいのかよくわからない。
でも楽しくはない。
Tくんのように破滅直前の奇行には嫌悪を示すのだが、
好い人しだすとすごく自分が疲れる。
だから変な人している。

じゃないと自分が何してるかわからなくなる時がある。


動物の勘はいい

嫌だからやめるに従って今があると思うくらい。
海がなっている音が夜中にすれば即せっかく楽しみにしていたクルーズを中止判断したり。
なんか怪しいいいこと言う奴が実はインチキだったり。

今日は動物、休みました。






庭仕事の後は下のおばさんを訪ね

おばさん愚痴言わない人なのでいいなあ。



つくしんぼをおばさんは憎んでいる。
私が可愛いなどと言えばムッとしている。
スギナは地獄の底から生えてくるよ、と憎んで。
地下茎ごとスコップで掘っていた。

なんかその姿が私のがんを未然に過ごそうと言う姿に似ていた。

明日への言葉ななし。
そう言う風に今日は日曜日だから今日をまだまだ楽しく過ごそう!

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