Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

空振り面接。

2012-02-29 23:52:06 | Weblog
2月29日。4年に1度訪れる、特別感のある1日。
だからって、何の思い入れもありゃしませんがね!
どうでもイイけど、「閏秒」というものがあったのだから、「閏年」てのは今年全体を指していて、今日この日は「閏日」だよね。

そんな日の東京は、珍しく雪。しかもどっぷりと雪。
都心でも朝の時点で3cm、昼過ぎには5cmにもなったようだ。
我が家は東京のどっか西の方に位置しているので、8cm近くになったのではなかろうかね。

雪では自転車に乗れないので、ヒナタを背負ってサキタは歩かせ、保育園へ。
育休中という条件に甘えて休ませてしまいたい衝動にも駆られたけれど、サキタはちょっとでも雪に触れたそうだし、園に行った方がのびのびがっつり遊べるし、今日は昨日のヒナタの新入園児健康診断を受けての保健面談があるのだ。

で、母子手帳持って行くのを忘れて、何もできなかったというね。orz 大馬鹿。
昨日言われていたのに、病院で貰った紙のことだけ忘れないようにと意識し過ぎて、更に雪で焦ってバタバタして、すっかり忘れてしまった。(T△T)
保健の先生は、「あららら~(^-^;」と言った顔をしたものの柔軟に対応して下さり…。
「病院でいただいた用紙の内容と、母子手帳を見ながら確認したい事項が幾つかあるだけですので、よろしければ明日サキタくんを連れて来た時にでもヒナタくんの母子手帳を担任に預けていただけますか? お迎えの時にお返しできるよう、確認が済みましたらまた担任に戻しておきますので。
初めてのお子さんのお母さんには、用紙や母子手帳を見ながらアレコレうるさく時間を取って説明させていただくんですけど、サキタくんがいるからお母さんも園の様子はもうわかっていらっしゃいますものね♪ その辺りの説明は割愛ってことで! せっかくこんなところ(保健室は園内のかなり奥まったところ)まで来ていただいたのに、ごめんなさいねぇ~」
スミマセン、せっかくお時間を取っていただきましたのに…。(T△T)

ヒナタは出掛ける前から眠くて愚図っていただけあって、園に着いた時点でもう背中で爆睡だった。
先生はヒナタの顔を見ながら、「ゴメンねぇ、寒い中来て貰ったのにねぇ~」と笑ってくださったけど、完全に抜けた保護者として記憶されてもおかしくナイ。
申し訳ございません、あぁもうホントに。orz

帰宅してからもしばらく寝てくれたけど、昼寝(つーか朝寝?)のスタートが早かっただけあって、いつもより2時間近く早く起きちゃったよね!
雪で外に散歩には行けないし、さーてどうしたもんか…。

ヒナタの食欲、喉に痛みでもあったのか、風邪をひいてから今一つだったのだけど。(それでも心配要らないくらいには食べてた。お腹ポンポンだし)
やっと戻って来たらしく、うどんとバナナをがっつがつ食べていた。
しばらくコップ&細いストローで練習していたストロー飲みも、満を持してのストローボトルでイオン飲料を出してみたら、これまたがぶがぶ飲んでいた。
寝たタイミングが合わず、午前中のミルクはパスしていたから、単純に喉が渇いていたのかもしれないけど。
何にしても鼻水が出ているので、水分補給はしっかりとして貰いたいところ。
どうでもイイけどヒナタは、哺乳瓶もストローボトルもパックジュースも、自分で持とうとしないわねぇぇぇ。
サキタはとっくに、自分で持って飲んでいたくらいだけどなぁぁぁ。
まぁイイ。いつまでも持てないわけではなかろう。

それはそうと、ヒナタは階段の1段目に登るようになっている。
ゴミ箱を触って欲しくナイがために、リビング → 廊下 → 階段と非難させていたのに、そこに手を突っ込んでるとか…。orz
更に階段下にある収納(観音開きの扉)を開けて、中のものをアレコレいじっていたりするのが困る。
サキタがそれを発見すると、鬼の首でも取ったかのように「ヒナタ! そこはいじっちゃダメでしょ! ママに怒られるよ!!」と怒鳴りつけている。
いや、注意してくれるのはイイんだけどさ…。
けれど、リビングのドアを閉めることができるようになったのは進歩。
しかし「閉めて」などの指示に従ってくれるわけではナイので、もう一息だな。

新入園児健康診断。

2012-02-28 23:44:57 | Weblog
サキタ保育園復帰。もう誰が何と言おうと、復帰だ。
元気一杯部屋中を走り回るくらいなら、もう大丈夫だろう!
本人も行きたがっていたしね… 家にいることに飽きているし、怒りっぽいママよりお友達や先生と遊んでいた方が楽しいわな…。

登園の際、ヒナタが健康診断を受けられてイナイ件を先生に伝え、改めて受診期限などを確認しようと思ったら、保健の先生まで出て来てちょっと大袈裟なことに。
今週末の土曜日には園の事業説明会があり、それは「在園児・新入園児の保護者対象」なので、できれば今週中に医師の健康診断及び園での面談を終えて欲しいとのこと。
しかし明日は、雪の予報… 動くなら、今日か…?

そんなこんなで時刻も9時になったので、園の帰りに自転車でちょろりと寄り道し、病院の位置を確認。
普段行かない方向だったけどすぐわかったし、結構近かった。
もうこの勢いで行ってしまえ、と一旦母子手帳ケースを取りに家に戻り、そのまま初めての病院に突撃した。
受付は5番だったにも関わらず、随分待たされてようやく呼ばれた。
待合室でじたばたと暴れていたヒナタは、待ちくたびれて寝ちゃったし…。orz
しかし爆睡したまま聴診・身長測定・体重測定(私が抱っこして計測→私だけ計測→マイナスして算出。ペットか)ができたので、その点は助かったか?
身長は71cm、体重は8.9kg(服もおむつも着用したままでコレ)だったよ。
重いとは思っていても所詮サキタの弟だ、やはり体重は1歳過ぎてもそんなもんか。(´ω`;
ヒナタは最近サキタに体型が似て来て、ほっそりぎっしりしてきたのよ…。
我が家の息子達は、本当に赤ちゃんぽいぷにぷに感ゼロ…。イイ匂いはするけど…♪ (脱線)
「睾丸は2つ降りてるし、関節も問題ナイね? ヘルニアも大丈夫そうかな… お母さん、泣いてる時に、この辺(足の付け根辺り)腫れたりする?」
「いえ、気になったことはありません」と答えたものの、ぶっちゃけそんなのわからんよ。
この時期(そうでなくとも)、素っ裸で泣くシチュエーションなどそうそうナイよね?
おむつ換えの時なら多少有り得るけど、泣いてるなら暴れて観察どころではナイし、おむつ換えごときではそうそう泣かないよ?

園では「結果を書いた用紙を貰って、それを園に持っていき面談」だと聞いたのだけど、先生は「じゃあ用紙は書いておくね。他の子のと纏めて出すから今日はこのまま… え? 持ってくの? 他の園児のもまとめてここにあるけど… じゃあ書くね…」と困惑しつつ書いてくれた。
どっちだよ…?

帰宅すると、10時。
いつもよりちょうど1時間ズレ込んだ形で、ミルクを飲ませて抱っこゆらゆらし、寝かせたよ。はーやれやれ。
これでどのくらい寝てくれるか…。
と思っていたら、1時間遅く寝たヒナタ、キレイに1時間遅く起きた。
機嫌はまぁまぁ、体調もそれほど悪くはなさそうだ。
完全とはいかないけど、薬があるから苦しくなるほどではナイね、よしよし。

大丈夫と思いつつも気になっていたサキタは、保育園で元気に駆け回っていたらしい。
先生にも呼吸困難に陥ったことは伝えてあって、様子を見ていてくださるとのことだったのだけど、「登園して気分も変わったんですかね~? 全然元気でしたよー? 呼吸が荒くなることもなかったですし~」みたいな。
途中で呼吸困難など起こしていたらどうしよう、そこまでいかずともお友達と満足に遊べなかったらどうしよう… などと心配していたのだけど、完全に杞憂だったな!

サキヒナともに回復して、ようやくこちらも静かに眠れる日々が戻ってくる… か、な…?

ハルトくん、人事異動が発表になったらしい。
今回は異動ナシ。良かったね。
今このタイミングで異動になると、生活リズムを整えるのが大変だよ。
4月から劇的に変わろうとしている我が家だからね!

ぷっつん。

2012-02-27 23:25:12 | Weblog
とりあえずサキタは、保育園お休み。
昨夜の呼吸は安定していたし、ぜぇぜぇという咳もなく、普通に痰が絡んでいるような湿った咳が出る程度。
それも思い出したように出るかな? くらいの頻度で。
ただ熱を測ると37.3℃と少々高めなので、「何しに来たの?」的な馬鹿親の烙印を押されることを覚悟の上で病院に行くことにした。
救急病院で貰った薬は2日分、今朝飲んでなくなってしまったので、その薬の効力が切れた時にどうなるかわからないのでは困るし、焦る。

出掛けに2人揃ってうんちするというアクシデント(地味に大変)に見舞われつつも病院に到着し、絵本を読みながら待っている間に愚図ったヒナタの相手に手古摺っていると、ようやく診察室に呼ばれる。
金曜日には私がヒナタを、土曜日にはハルトくんがサキタを連れて受診しているので、サキヒナを連れて私が登場したことによって、先生は2人が兄弟だったことに気付いて面喰っているようだった。
世話の焼ける家族でスンマセン。

先生は、土曜日の様子からサキタのことを心配してくださっていたようで、「あの後どうだった?」と乗り出すように聞いて来た。
帰宅してからは元気だったこと、3時間ほど経った頃再び本人が呼吸困難を訴え、救急相談センターに連絡して紹介して貰った大きな病院へ掛かったこと、そこで出された薬、その夜の寝付き、明けて日曜の様子など、掻い摘んで説明。
「やはり血液検査をしておいた方がイイねぇ」と、救急病院の先生と同じ見解を示された。
しかし救急病院で処方されてこの2日服用していたリンデロンシロップは、ステロイドホルモン剤。
細胞の働きが抑制されるとかで、今は血液検査をするには不適切らしい。
「この処方は、症状を落ち着かせるのにとても良かったと思う。けど、ステロイドはやはり長く使う薬ではナイし、血液検査をするにも薬が抜けてからの方がイイ。2日しか飲んでいないし、1,2日で抜けると思うから、そうね、木曜日以降お母さんの都合のイイ時にいらしてね。今日も胸の音が残っているから、気管支拡張剤の吸入をしておきましょう。眠れないのは大変だから、寝る時に発作が起きナイようにする予防の薬を出しておきますよ。寝る直前に飲んでね」
どうせなら今日血液検査をして貰いたかったけど、できないのなら仕方がナイ。
血液検査までに今回の症状が全く収まってしまって、検査をしても何も出ナイかもしれないけど、結果を出したいわけではナイのだから、何もなければそれに越したことはナイんだ。
アレルギーなら、多分大丈夫だと思うしね… 副産物的に、血液型がわかったりしないかね…?

別室で気管支拡張剤の吸入を受け、再度診察で胸の音を確認して、終了。
サキタは自分で機械の噴き出し口を自分で口元に当てられたし、聴診の時も自分で洋服をぺろりとあげてお腹を出せたし、先生に言われるまでもなくくるりと椅子を回転させて背中を出したし、口の中を見る時も看護師さんが抑えに掛かっていたけど抑えるまでもなかったと思う。
その間私は、獲れたてほやほやのマグロよろしく暴れるヒナタを押さえつけるのに精いっぱいだったので、サキタが1人でお利口に受診してくれたのはとても助かったよ。(オイ)

もはや私がぐったりしたので、ランチは適当に買ったもので済ませた。
ヒナタは眠かったと見え、薬局を出る頃にバギーで爆睡。
おかげでランチタイムはバラバラ。それはイイ。別にイイ。
問題はサキタで、この辺りでもうヤツは完全に調子に乗っていた。

ご飯を食べたら「子どものテレビ!♪」って、激しく運動して呼吸困難に陥っても困るのでそれはイイとして、適切な時間帯に昼寝を入れて欲しいところを愚図られて困った。
いや、愚図ってはイナイか。
1人寝室に残して来ると、「寂しくなった」と降りて来る。
昼寝ナシに1日過ごせるサキタではナイので、「このままだと夕飯やお風呂の時間に眠くなる、これ以上お昼寝が遅くなったら夕飯の時間に起きられナイ、保育園ではもうとっくに寝ている時間でしょう?」などと諭してベッドに寝かせるのだけど、納得して横になる割には抜け出してくる。
かといってヒナタがリビングで待たされている以上、サキタが寝付くまで添い寝してやるわけにもいかないし、リビングのソファで寝かせようにもヒナタが邪魔してそれは無理。
挙句にはこちらが「息が苦しくなったら、すぐにママを呼んでね」と言ったためか、「息が苦しい~」と言い出した。
「ホラ~」とぜぃぜぃ音を立てて呼吸して見せるので、勿論本気になって焦ったのだけど。
抱っこするなりすぐに収まり、笑顔で何やら雑談を始めたところを見ると、気のせいでそうなっていただけか、わざとそのような呼吸を演じていたかだ。

ぶつり。(あーあキレちゃったよ)

そんな心配させるような一種悪質な嘘を吐いてまで寝たくナイと言うのなら、もう寝なくてイイ。
けれど、夕飯やお風呂のタイミングで眠くなったとしても、ママはもう知らんし、その時は怒る。
ただでさえ、わざわざプレイマットを避けてフローリングに固い積み木を高いところからぶちまけて大音量を上げたかと思えば、箱をひっくり返して太鼓のように叩いてママはキレた。
箱の底板はあまり強度はなく、固い積み木の棒で叩けば壊れてしまいそうなことは何度も注意したし、フローリングではなくプレイマットのエリアで遊べと言っているのに、わざわざそこを避けてすぐ横で遊ぶのにもイライラ。(全然別の場所ならまだわかる)
ぶちまけた積み木をひっつかんでプレイマットのエリアにガンガンぶん投げながら、「なんで! なんで! な・ん・で!! ママがやめろと言ったことを全部やるんだ!!」と怒鳴りつけた後のことだった。
ぶん投げた積み木の流れ弾がテレビや壁にぶち当たったけど、知ったことか。
一応サキヒナには当たらぬよう、コントロールはした。(ヒナタはママがガンガン積み木をぶん投げて行くのを驚愕の表情で見ていたけど)

キレ過ぎて、頭が痛い。
脳の毛細血管の10本や20本、文字通りぶち切れているに違いナイ。

イライラし過ぎてぷっつんキレて、食事前に焼き芋作る暴挙に出た。
サキタのご機嫌取りみたいなところがあったのだけど、味見の段階で飛び上がるほど喜んだくせに、いざ剥いて食べようとしたら食べないとか言い出してイライラ。
結局食べるくせに、だったら素直に食べんかい。

その後も開き直って遊んだりしていたせいか、食事の支度も適当にぐだぐだして、いつもより30分時間は押した。
しかしハルトくんがそのくらいの時間に返って来てくれたので、一緒にゴハンが食べられたというね。怪我の功名っていうの? (何か違う)
お風呂も入れてくれたから、いつもどおりくらいの時間まで取り戻すことができ、寝かし付けも遅くなることはなかった。

夜は晩酌だ。晩酌!
ノンアルコールだけどな!
(だから正確には、ただのヤケ食いだよ!)

様子見。

2012-02-26 23:53:07 | Weblog
ハルトくんはサッカーの予定だったのだけど、残念ながらドタキャンして貰った。
昨日のように救急で病院に駆け込む事態になった時、サキヒナと体調不良の私だけではどうにもならないし、そもそも病院に行くにも今の私の運転ではヤバすぎるので、仕方あるまいて。

そんなわけで、家でDVDなど見たりして、サキタもなるべく飛んだり跳ねたりさせぬよう、のんびり過ごす。
サキタの呼吸は、若干荒い音が聞こえることはあったけど、呼吸困難に陥ることはなく、基本的に元気。
ヒナタは鼻水がスゴイけど、それでも快方には向かっている様子。

家にあるDVDでは時間も稼げなくなっており、元気なハルトくんは引き籠っているのもキツイようで、皆でDVDを借りに少々出掛けた。
サキタは大好きなチャギントンときかんしゃトーマスを選び、「帰ったら見る♪」とゴキゲンに。
ヒナタもずっと家にいるよりは楽しそうに周りをキョロキョロしており、たとえバギーで連れ回されるだけにしても、いろんな物を見たりするのは気分転換になったようだ。
他にCDや漫画も借りてみたりして、ハルトくんも私も楽しめたよ。
サキタが「喉が渇いた」と言うのですかさずジュースを飲ませてガンガン水分補給し、その間は僅かながらハルトくんは1人で買い物など。
元気な者にとっては、看病と家の中での子どもの相手はしんどいもんだしね。(´ω`;

その後は大人しく、私も一緒にがっつり昼寝をしたり。
サキヒナは2人とも、喉の調子が悪いせいか食事はあまり進まず。
それにしても、サキタは甘やかされて段々調子に乗って来た様子…。
食べたい物を聞けばヨーグルトとみかんばかり、それ以外でと指定させると、かろうじてラーメン。
…ラーメン? そんなもん食べられるなら、元気なんじゃね? と半信半疑で作ってやったら、おかわりするし…。(-_-;
「病気の時は、食べれる物・食べたい物を食べられるだけ」とは思うけど、食事の席に着く度に「お腹が痛い」とかいって食卓を離れてはソファで休み、挙句に遊び出す。
そしてまた気が向くと戻ってきて、何事もなかったかのように食べ始めるとか。
こちらが甘い顔をしていると、どこまでも気分次第で振舞うようになって、調子に乗ってんじゃねぇ、とイライラすることも。
もうちょっと回復したら、いつまでもそんな態度が通用すると思うなよ…! (キレ気味)

寝かし付けの後も気になって、何度も寝室を覗いては様子を窺うけど、2人とも昨日に比べて随分楽そうな呼吸で寝ている。
明日は保育園は休ませて、引き続き様子を見ることとする。(園で呼吸困難に陥るとか超迷惑)
今日は呼吸が荒れることはなかったし、病院に行くかは明朝の体調次第といったところだろうか。

呼吸困難。

2012-02-25 23:59:39 | Weblog
今日は、前々から約束していた弥生さん宅訪問。
けれど残念ながら、私とヒナタは留守番になった。
こうした予定はサキタには当日まで伝えナイので(じゃないと数日前からうるさくて堪らん)、家族揃って行ける時に延期しても良かったのだけど、結局元気なサキタをハルトくんが持て余す格好になるからね。
ハルトくんも同室で寝ている以上、ヒナタの夜泣きで寝不足になっているのは否めナイし、家にいると家事に気を取られたりサキタと遊ぶにも限界があったりしてイライラしてしまうのが目に見えている。
だったらいっそ出掛けてしまう方が楽だし、少しでも人手があると有難いので、ハルトくんとサキタだけで遊びに行かせて貰うことにしたのだ。
(嫁の姉夫婦の家に嫁抜きで行く旦那。以前にもあったので問題ナシ。ついでに昼寝してくるがイイ)

ハルトくんとサキタが出掛けてしまえば、私とヒナタにとっては平日みたいなもんで、いつものリズムで生活ができるので割と楽…♪ とのんびりしていたら、携帯が鳴った。

車で寝ながら弥生さん宅に到着したらしいサキタは、ちょっと荒い呼吸をしていたそうな。
ハルトくんは気にしなかったようなのだけど、到着するなり弥生さんに、「サキちゃん、何か呼吸が変だけど大丈夫?」と言われたという。
弥生さんは小児喘息をやっていたし、大人になっても少々発作のようなのを起こしていたことがあるから、何かピンと来るものがあったのだろう。
様子を見ながらお昼ご飯を食べ、また走り回って遊び始めたところ、サキタがおかしな呼吸を始め、「息が苦しい」と言い出したのだ。
少し休んだらどうかと布団に寝かせてみると、どんどん呼吸が荒くなり、挙句に「息ができない」と…!
急遽帰宅し、病院に駆け込むことになったのだった。

状況をずっと見ていたハルトくんが病院に連れて行ってくれたのだけど、サキタは気管支拡張剤を吸入してようやく落ち着いたそうで、病院から戻って来た時にはけろりとしていた。
初めての発作なので、原因の特定はできず仕舞い…。
アレルギーか、風邪によるものか、何かきっかけがあって起きたことだろうと思えるのだけど、心当たりがナイのだよ。
メロゴールドとかいうスウィーティーとグレープフルーツの交配種というのを今朝初めて食べさせたけど、柑橘類は好きでよく食べているから、それは考えにくいし…? (先生もそれは違うのではナイかと言っていた)
ハウスダストか? 車のエアコン? 何? 何だ???

とりあえず落ち着いたのだから様子を見よう、掃除は改めてするとして、今は慣れない物を食べさせるのはやめておこうか… などと話していると、受診から3時間ほど経過して吸入した薬の効き目が切れたのか、サキタが再び「息ができない~!!」と喚きだした。
確かに喘息の発作に似た呼吸音だけど、それとは少し違うような?
ともあれ病院で「次にまた発作が起きたら、救急で病院に掛かってもイイ」と言われたこともあり、まずは#7119に電話した。
「救急車を呼ぶ前に」と病院や薬局で案内される、東京消防局救急相談センターというヤツだ。
まさかここに電話する日が、こんなに早く来ようとは!
近所の救急指定病院を紹介して貰った。私も何度か救急で掛かった病院だ、場所はわかる。(ハルトくんがな)
ヒナタを連れては行けないので、サキタとハルトくんで救急外来に行って貰ったものの、結局診断は夕方と同じ。
ここでも気管支拡張剤を吸入して貰い、サキタはようやく落ち着くことができたのだった。
夕方病院でも薬を貰っていたけど、それと合わせて飲むようにとまた薬を貰って帰って来た。
こうなると、また発作を起こすのが怖い。
救急外来では「夜間が1番発作が起きやすい。発作が起きたらまた吸入してもイイと思うので、連れて来るように」と指示されていたけど、夜中数時間毎にそんな発作を起こしていたら、3歳児などあっという間に参ってしまうのではナイのか?
何とか朝まで頑張って眠れますように…!
祈るような気持ちで、寝かし付けた。

ハルトくんとサキタが出掛けている間に、私はヒナタの食事とお風呂を済ませ、先に寝かし付けていた。
帰宅したハルトくんとサキタも一足遅く夕飯(みかんとヨーグルトだけ)とお風呂を済ませ、寝室にやって来る。
ヒナタはその時もう眠っていたし、サキタとハルトくんが来たことには気付いたけれど、すぐ階下に降りるのも悪いし心配で、そのまま寝室に残る。

するとまんまと、気が付いたら25時。
廊下の電気が付いているようだったので出ると、階段もリビングも点けっぱなし。
ハルトくんは、起きる気だったのだろうか…。
その時間から何かする気にもならず、自分も風邪気味&赤い悪魔到来で体調が悪いので寝る。

もう、サキヒナの呼吸が気になって仕方ナイ。
眠りも浅いようで、僅かな気配で身動ぎするので、起こさないよう細心の注意を払ってベッドに入ったよ。
息苦しそうな呼吸音がサキヒナから聞こえ、うっすらと目を開けたハルトくんと、「大丈夫かな…?」という視線を交わした。
何もしてやれナイのなら、いっそ代わってやりたかった。
それはきっと、ハルトくんも同じ気持ちだっただろう。