「僕らを走らせてきたもの」
中居正広
《僕らには離れてはいけない
大きな軸がある》
ートップであり続けられた理由は?ー
トップという意識はまったくない。
普通のあんちゃんですから僕ら。(笑)
僕より努力してる人もいるのに僕個人でいえば運だけで来たようなものです。
バラエティーは未知の世界だったが、番組のスタッフやテレビ局の人に育てられた。
どこまでエンターテイメントにするかということについては、非常識を常識
にするということに関して、僕らは腹をくくる準備と覚悟はあった。
アイドルとして最初にバラエティーをやった時も当初は非難され否定されました。常識を覆すのは時間がかかりますから。
ー中居さんのリーダーのあり方は?ー
僕なんかリーダーとして何もやってない。ただよく言うのは感情論と環境論みたいなこと。
10代20代のころはみんな感情があふれ出てたので、僕はなるべく感情に流されず、環境を考えるようにしてました。
例えば木村君は感情が出るタイプだけどそれでいいと思う。木村君が周りの顔色をうかがうなんて気持ち悪いし、そうあってほしくない。
ーメンバーの個々が立ちながら結束できるのはなぜ?ー
志が一緒だから。僕らのやってる事って娯楽の一つに過ぎないので、ならば見る人に楽しんでもらいたい。これはこれからも変わらない。これでもアイドルですから。
ただ僕らには「スマスマ」があり歌があり、ライブがあるという大きな軸があります。そこからかけ離れてたらダメでしょう。
ースマスマの5人旅では泣いていましたが涙のわけは?ー
10代20代はつらい思い出しかないですね。
個性が強いのにまとまりを考えなきゃいけなかったり…。
30代になってみんなの個が確立してきたからよかったけれど、それまでは僕が勝手に使命感を背負っている時期もありました。
結成25年ともなるとマンネリと進化を意識する。いい意味でスキを見せたり、見せちゃいけないところも見せたりするのもエンターテイメントの一つかなと。
昔だったら泣く姿を見せるのは恥ずかしくて嫌だったけど、いまならできる。
ただあの旅にウソはないんですね。
ー年を重ねる事に抵抗は?ー
全然ない。僕も若く見えるかもしれないけど、確実におじちゃんですから。
いくつになっても心がけていたいのは、見返りや評価、手柄を求めてはいけないってことです。見返りを求めると、自分の意識が低くなる。
僕は汗をかく、恥をかく、ものを書くということを意識しています。もう恥をかきたくない年齢ですが、新しいことをやって、しっかり恥と汗をかかないと成長しない。
ー1年間休みがとれたら何を?ー
まずベッドの上で何回ジャンプするかわからない。
世界旅行を船でしたり…
日本を車で回って、もっと日本を知りたい。
ー生まれ変わったら何になりたい?ー
「SMAPになりたい」はない。
普通のサラリーマンとかがいい。普通の生活してたら僕の年なら結婚して子供もいるでしょう。
この世界に入った以上、得るもののために失うものがあっても仕方ないと腹をくくってるところはあります。
ー深いものがありますねー
たいしたことないんで。普通の人がたまたまテレビに出てるだけです、ホントに。
以上。
ーchiwawaのひとこと感想ー
これぞThe中居正広!!です。
この人はブレませんね!
完敗です・゜・(。>Д<。)・゜・